次世代型スマートお守りで性犯罪被害を防ぐ、防犯グッズ開発ベンチャーがFUNDINNOでCF

日本の年間性犯罪数は5.2万件以上なのに防犯ブザーの携帯率はわずか0.7%。この難題を“発想の転換”で解決する次世代型スマートお守り「omamolink(オマモリンク)」

株式会社日本クラウドキャピタルが運営する株式投資型クラウドファンディング(CF)サービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で12月8日、「日本の年間性犯罪数は5.2万件以上なのに防犯ブザーの携帯率はわずか0.7%。この難題を“発想の転換”で解決する次世代型スマートお守り『omamolink(オマモリンク)』」の情報が公開された。目標募集額500万8500円、上限応募額2003万4千円。募集期間は12月15日〜17日。投資金額と株数は9万4500円(300株)、18万9千円 (600株)、28万3500円 (900株)、37万8千円 (1200株)、47万2500円(1500株)の5コース。性犯罪の解決になぜ、「お守り」なのか。製品と成長戦略を紹介する。

株式発行者の株式会社grigryは2019年7月設立、資本金は3475万525円(2021年11月29日現在)のベンチャー。一般社団法人日本起業アイディア実現プロジェクト主催のビジネスコンテスト「女性起業チャレンジ制度」で2020年グランプリを受賞している。その事業の核が、次世代型スマートお守り「omamolink(オマモリンク)」だ。

次世代型スマートお守り「omamolink(オマモリンク)」

日本では年間で推計約5万件の性犯罪被害が発生しているが、防犯ブザーを常時携帯している人は約0.7%と非常に少ないという。理由として、防犯に特化した機能やデザインがユーザーにストレスを与える、犯罪被害に遭った時に冷静に使用できないことが推測される。オマモリンクは、従来の防犯グッズの発想を転換し、女性が普段持ち歩くものに防犯機能をつけるというアプローチをとっている。普段から愛着をもって使用できるしかけを複数追加することで、ストレスなく携帯し、愛着を持って使える「次世代型IoTスマートお守り」とした。

性犯罪の被害にあいそうになった場合は、オマモリンクをカバンの上から数回叩くだけで、防犯ブザーを起動させることができる。起動後は、内蔵しているSIMによって、緊急連絡先にSOS通知と女性の現在地の情報が送られる。また、専用アプリを開発しており、このアプリを通じて、ユーザーと保護者やパートナーなど緊急連絡先となる人を5人までリンクさせ、非常時はこのアプリに通知が飛び、情報が確認できるようになっている。防犯ブザーに自動録音機能を付随させることで、証拠を残せる。

オマモリンクの仕組み

専用アプリで、ユーザーと緊急連絡先(保護者やパートナーなど)をリンクさせているが、既存の見守りサービスのようにGPS情報が常に緊急連絡先に送られる仕組みは採用していない。非常時のみ起動して位置情報を通知するようにしたことで、「常に居場所を知られるのは嫌」という若い女性の心理面に配慮した。代表取締役の石川加奈子氏も性犯罪に悩まされた経験があるといい、オマモリンクはデザイン、機能とも女性の心理に寄り添った企画となっている。

現在はプロダクト開発を進めている段階で、22年3月末にリリース予定。21年6月から約1ケ月、仮予約を受け付けたところ、47名から172個の購入予約が入った。購入予約者の8割は男性で「娘やパートナーに贈る人がほとんど」(同社)という。提供方法として、本体+2年間の利用料金2万4800円(税込)をユーザー本人やその保護者が支払うことでマネタイズする。3年目以降は月額580円(税込)で利用できる料金体系を検討中。また、お守りとして神社仏閣と連携して利用者を増やすアイディアもある。2027年までに新規販売台数8.1万台の販売を計画、同年のバイアウト、売上高約21億円を想定している。

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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム

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