株式投資型クラウドファンディング(CF)サービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」を提供する株式会社FUNDINNOは8月17日、総合人材サービスのパーソルホールディングス株式会社から新株予約権による資金調達を完了したと発表した。
パーソルグループの、パーソルベンチャーパートナーズ合同会社が今年新設した「雇用創造ファンド」から出資を受けた。同ファンドは、メガベンチャーを早期に目指すスタートアップ投資に特化したファンドで、「将来1000名を超える規模に組織を拡大、日本の雇用をけん引するような企業」を投資対象とする。今回の調達金額は公表されていないが、同ファンドは資金の支援だけでなく、組織拡大に必要なノウハウ提供や採用支援などをパーソルグループが支援する。また、投資支援を通じSDGs(持続可能な開発目標)の達成へも貢献していく方針。
ファンディーノ社は「成長を志向するスタートアップは、資金調達や優秀な人材の確保など、事業継続のためにはさまざまな課題に取り組む必要がある。特に、成長のカギとなるのが人材採用と人材育成。今回の出資を通じ、パーソルグループが保有する採用支援ノウハウの提供を受け、全国のスタートアップの成長支援を進めていく。引き続き、未上場株式の民主化にむけて『フェアに挑戦できる、未来を創る』というビジョンの実現に取り組んでいく」とコメントを発表した。
パーソルHD社の創業は1973年で、人材派遣、人材紹介、アウトソーシング、再就職支援など総合人材サービスを展開。08年10月に共同持株会社テンプホールディングス株式会社を設立。17年7月より現社名に変更した。東京証券取引所プライム市場上場(証券コード:2181)。
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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム
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