株式投資型CF「FUNDINNO」、累計成約額100億円を突破。今後は大口の資金調達、未上場企業の成長支援にも注力

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株式会社FUNDINNO(ファンディーノ)は7月24日、株式投資型クラウドファンディング(CF)「FUNDINNO」の累計成約額が100億円を突破したと発表した。2017年4月のサービス提供開始から約6年での達成。今後は、FUNDINNOに加え、第一種金融商品取引業者として未上場企業をトータルに支援する会社を目指す。具体的には「プライマリーマーケット」「セカンダリーマーケット」「成長支援」の3つの領域でサービスを展開していく方針。

株式投資型CFは、個人投資家がオンライン上で小口投資を行い、成長を見込む未上場企業への資金調達を支援できる投資手法です。FUNDINNOでは、投資家は年間で1社あたり最大50万円までの投資、企業は1億円未満の資金調達が可能(金融商品取引法の規定に従事)。現在、株式投資型CF業界全体の累計成約額は約121億円で、FUNDINNOの金額シェアは約80%となっている(日本証券業協会ホームページより)。

同社の事業領域のうち、未上場企業向けの資金調達手段を提供するプライマリーマーケットは、FUNDINNOおよび「FUNDINNO PLUS+(ファンディーノプラス)」を軸とする。FUNDINNO PLUS+では、FUNDINNOが提供できない未上場企業による1億円以上の調達を可能とするほか、投資家はインターネットを通じて未上場企業に投資ができる。また、特定投資家として登録すると大口の投資が可能となる。

未上場企業の株式の売買を実現するセカンダリーマーケットに向けては「FUNDINNO MARKET(ファンディーノマーケット)」を展開。個人間、機関投資家間での取引の機会をつくり、日本の未上場株式市場に流動性を提供する。成長支援は、FUNDINNOおよび経営管理プラットフォーム「FUNDOOR(ファンドア)」の提供のほか、広報・IR、販売、人材の支援も行う。

累計成約額100億円達成を記念して特設サイトを開設する。これまでの軌跡をたどるコンテンツのほか、今回のマイルストーン達成に際して寄せられた応援メッセ―ジの掲載を予定している。8月から順次更新予定。

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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム

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