日本の蚕バイオテクノロジーを世界に発信。食品ベンチャーが「FUNDINNO」で資金調達

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次世代のタンパク源“蚕”。大手食品メーカー出身の代表率いる蚕研究チームが、独自開発の健康食品原料を展開。2025年中に年間約10トンの原料供給を計画

株式投資型クラウドファンディング(CF)サービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で、新株予約権型の新規案件「次世代のタンパク源“蚕”。大手食品メーカー出身の代表率いる蚕研究チームが、独自開発の健康食品原料を展開。2025年中に年間約10トンの原料供給を計画」が6月7日に募集を開始する。新株予約権を発行するエリー株式会社は、蚕(カイコ)から食品の開発を手掛ける食品ベンチャー。蚕の健康機能性や加工特性に着目し、成長市場として注目される昆虫の食品利用の中でも管理効率が良く、量産化技術が確立されているとして、世界規模のニーズ対応を目指す。目標募集額1404万円、上限応募額3006万円。募集期間は6月21日まで。

同社は2017年設立。大手食品原料メーカー出身の代表と、蚕の研究・食品ビジネスに精通したメンバーがタッグを組み、蚕の健康機能性や加工特性に着目。蚕から健康的な代替肉や代替卵、代替乳を開発している。「昆虫が食材として普及するために、同社は「コスト、おいしさ、栄養、用途の4つのうちのいずれかが突破口になる。日本の養蚕は2000年の歴史の中で育んだ①生産性②栄養性③加工性という3つの優位性がある」と仮説を立てている。まず、生産性として餌や食用の養殖技術を開発し、そして独自の生産体制性を整えることで、低コストで高栄養、おいしさや用途の品質の向上に繋げたいとしている。

強みは独自の養蚕技術や生産性の高い品種、加工技術の開発で、生産コストの70%削減を狙う。また、大手製薬会社や大学との共同研究により栄養素62種類と健康機能性候補物質約3000種類が明らかになったという。大手製パンメーカーへ原料供給実績があるほか、大手企業と健康食品用原料の共同開発契約を締結、25年中に年間約10トンの供給を計画する。23年G7広島サミット宮崎農業大臣会合のコーヒーブレイクコーナーでは、同社商品が提供された。23年中に国内で蚕の生産と昆虫の素材化技術で食品メーカーや飲食店に販売していくことで国内における販売体制の確立を目指す。

24年に健康食品の販売を拡大。健康食品用の原料販売を開始。以降は大手企業と共同で健康食品原料を販売、海外での蚕生産、食品原料製造による大量供給体制の構築を計画、30年には食品原料として約1000トンの供給を目指す。

ファンディーノでの資金調達では、新株予約権者優待として自社の食品ブランド「シルクフード」のギフトセットを提供する。

投資申し込みは1口9万円で1人5口まで。特定投資家口座からは90万円~900万円まで申込み可能。

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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム

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