燃えない新素材「FRC(繊維強化セラミック)」開発メーカーがFUNDINNOで募集開始

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<国内外の大企業から多くの引き合い> 1500度の炎でも氷が溶けず、活用の幅は住宅や乗り物から宇宙産業まで!燃えない新素材「次世代FRP(FRC)」

不燃材料を開発するEach DreaM株式会社は、世界初の燃えない素材「FRC(繊維強化セラミック)」の事業拡大のため、株式投資型クラウドファンディング(CF)サービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で、7月7日午後7時半から募集による投資申込みの受付を開始する。プロジェクト名「<国内外の大企業から多くの引き合い> 1500度の炎でも氷が溶けず、活用の幅は住宅や乗り物から宇宙産業まで!燃えない新素材『次世代FRP(FRC)』」は、目標募集額2025万円、上限応募額8100万円。投資金額は1口9万円、1人5口まで。募集期限は7月9日。

FRP(繊維強化プラスチック)は軽量・高強度・成型加工が容易で安価なため、汎用性が高いが、原料が石油由来で燃えやすいという欠点がある。Each DreaM社が開発したFRC は、セラミックを使うことで不燃性を実現。樹脂分野の素材として、国際規ISO1182の不燃性試験に合格している。無機質なため有毒ガスが発生せず、リサイクルも可能だ。ISO1182の認証取得以来、大手商社や住宅メーカー、テーマパーク、鉄道会社、ホテル、百貨店などから問い合わせが相次ぎ、協業や製造ライン増設への出資提案もあるという。

FRPとFRC(繊維強化セラミック)の違い・比較

販路は国内外の代理店販売契約によって拡大する。代理店は技術力にこだわって厳選し、代理店が同社に契約金を支払う形でFRCの商権を共有する。代理店にはFRCを活用したさまざまな製品開発を行ってもらい、WIN-WINの関係性を築きながら販路を拡大させていく構想だ。自社で開発から販売までを独占せず、代理店販売による展開を重視するのは「かつての強いメイド・イン・ジャパンの技術力を取り戻す」という思いがあるという。

FRPの販売契約の仕組み

FRCの展開分野として、同社は人命救助の現場でのニーズに熱視線を注ぐ。火災時の防火剤や火災現場を探査するAI消防士(ロボット)、技術を布に転用できれば燃えない消防服や防災用品などを実現できる可能性があるとしている。

FRPの人命救助への活用

また、乗り物の高熱に耐えられる材料を必要とする部分にFRCを使用することで「悲惨な事故や災害から多くの命を守りたい」と話す。2026年までに原液材料(複合材・断熱材)出荷数量1万2000tを計画、同年の売上高約220億円とIPOを予定している。

ファンディーノは株式会社日本クラウドキャピタルが運営する日本初の株式投資型CFサービスのプラットフォーム。1口10万円前後の少額から、IPOやバイアウトを目指すベンチャー企業に投資が可能。多種多様なベンチャー企業の中から厳しい審査を通過した企業のみが投資家の募集を行える。なお、ファンディーノを通じて投資を行う場合は、投資家にも投資適格性などの審査が必要となる。

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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム

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