クラウドポート、第一回「ソーシャルレンディングファンドアワード」公表。ランキングで分かる投資家動向

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ソーシャルレンディング比較サービスを展開する株式会社クラウドポート(以下:クラウドポート)は、クラウドポート掲載のファンドを対象とし、ファンド投資家の動向を探る、第一回となる「ソーシャルレンディングファンドアワード」を公表した。

「ソーシャルレンディングファンドアワード」は、「ブロガー人気ランキング」「注目度ランキング」「利回り(期待利回り)ランキング」の3つにより構成されている。ソーシャルレンディング(投資型/融資型クラウドファンディング)市場の成長と投資家の増加を背景に、どのようなファンドが投資家たちの支持を集めているのか、よりわかりやすく伝えることを目的とし、その第一回としてランキングによる可視化で動向を探った。

ランキングはクラウドポートにて、2017年4月1日から2017年6月30日に募集が開始されたファンドを対象としており、各々のランキングには特徴がある。

内容としては、ブロガーランキングではクラウドポートに寄稿しているブロガー8名による投票で決定したランキングを掲載しており、現在は「2年の運用実績ペルー小口債務者支援プロジェクト37号」が第1位、「第4号  さいたま市 TATERU AP ファンド」「京町家再生プロジェクト」が同率で第2位にランクインしている。金銭的なリターン以外に社会的意義が感じられるファンドに人気が集まる結果となった。

また、注目度ランキングでは、クラウドポートに掲載されているファンドのアクセス数を集計し、今の動向を生で伝えている。現在、「第5号 大阪市 TATERU AP ファンド」が第1位、「【ロシアルーブル建て】マイクロローン事業者ファンド9号」」が第2位、続いて「【第2弾】バイオマス発電ローンファンド(第7次募集)」が2位と僅差でランクインしている。

利回り(期待利回り)ランキングでは、クラウドポートに掲載されているファンドの中から、利回りの高い上位3ファンド「【ロシアルーブル建て】マイクロローン事業者ファンド9号」「【第1弾】30億円突破記念ローンファンド」「50億円突破記念ローンファンド(第1次募集)」を同率1位として公開した。3ファンドともに利回りは13%だった。

ソーシャルレンディングはお金を投資したい一般投資家と、お金を必要としている人・会社を、インターネット上でマッチングする新しい金融技術の一分野だ。投資家は数万円程度の小口から投資ができること、利回りが高く、安定した配当が得られること、金融知識によって投資成績に差がつきにくいことなどの特徴がある一方で、元本毀損のリスクがある。株式やFXなどと比べて景気の変動や経済情勢に直接的な影響を受けにくく、初心者でも安定的なパフォーマンスを期待できることから投資経験がない方でも始めやすい金融商品といえる。

ソーシャルレンディングファンドアワードでは、情報やツールの提供をさらに初心者にもわかりやすい形で行うことでソーシャルレンディングの健全な発展を目指す。クラウドポートは今後も投資家の役に立つ新たな機能の開発を進める見通しだ。

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平井真理

インバウンド不動産投資・民泊投資をはじめとする幅広い業界にてニュース記事・ノウハウ記事・プレスリリースなどの執筆に携わる。「HEDGE GUIDE」では、主にニュース記事の執筆を担当。不動産業界, 仮想通貨関連の最新ニュースを読者の皆様に分かりやすく伝えることを心がけています。