トライデントアーツ、米リップル社のILPを活用したブロックチェーン相互接続サービスを法人向けに提供開始へ

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トライデントアーツ株式会社がブロックチェーンを相互に接続して運用するサービスを法人向けに提供する。2月1日より申込受付を開始する。

同サービスでは、複数のブロックチェーンプラットフォーム間における情報共有と支払を即時に実行できるようにする。このサービスを利用することで、単一のブロックチェーンプラットフォームに縛られずに最適なブロックチェーンプラットフォームを選択することができるようになるという。

同社はすでにEthereum(イーサリアム)とオープンソースのブロックチェーンの枠組みの一つであるHyperledger Fabricとの間で異なるトークンの交換、送信を可能とする技術の開発を終えており、また、Bitcoin(ビットコイン)やRipple(リップル)等の暗号通貨プラットフォームとの相互接続についても開発を進めている。また、これらの技術は米リップル社が2015年に提唱した、世界中の異なる台帳やネットワークをまたがる取引における決済方法の国際標準規格化プロジェクトであり、オープンソースソフトウェアであるInterledger Protocol(ILP)をベースに独自に開発した技術であり、将来的にオープンソースソフトウェアとして公開する方針だ。

ブロックチェーンプラットフォームの活用領域が模索されている今、活用の前段階として異なるブロックチェーンプラットフォーム間で相互接続を可能とする環境整備が図られる意義は大きい。今後、どのように同サービスが浸透していくか、注目だ。

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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム

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