投資型クラウドファンディング比較サービス「クラウドポート」を運営する株式会社クラウドポートは20日、今月14日付で第二種金融商品取引業の登録を完了し、2019年1月より新規サービスの提供を予定していると発表した。
21日現在、クラウドポートのサイト上には、貸付型クラウドファンディングに関する17,289のファンド情報が掲載されており、投資家は利回り・運用期間・運営会社・テーマ・担保設定などからファンドを検索することができる。またクラウドポート社は、これまで募集ファンドの情報などを集計して毎年のクラウドファンディングに関する市場規模を公表するなど、業界情報の発信についても積極的に取り組んできた経緯がある。
新規サービスについての具体的な情報に関しては順次公開予定。同社は「登録投資家にとって価値ある投資機会の創出に寄与するべく、今後ともより良いサービスの提供を目指す」としている。
第二種金融商品取引業は、金融商品取引業のうち第一種金融商品取引業者が取り扱う有価証券等と比べ流通性の少ない「みなし有価証券等に関する勧誘・販売等」の業務。みなし有価証券は、株券や債券のような券面の発行がなく有価証券の体裁をとっていない一定の「権利」を指す。ファンドの持分などの一定の権利は投資者保護の観点からみなし有価証券となる。
【関連サイト】投資型クラウドファンディング比較サービス「クラウドポート」
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HEDGE GUIDE 編集部 ソーシャルレンディングチーム
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