成長期待国への投資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)を展開するクラウドクレジット株式会社は8月30日、運用資産残高が100億円を突破したことを公表した。
クラウドクレジット社は、世界のローンに分散投資ができるという新しい投資機会や、低金利下の日本において期待利回り約2.5%~13%の商品が支持され、2014年6月のサービス開始以来、順調に拡大を続け、累計出資金額は129億円、2018年8月時点でのユーザー登録数は28,000名以上と着実に成長している。
同社は開業当初から、経済的リターンと社会的リターンの両立を目指す投資や融資を世界中で行っており、これまでにも、ペルーのマイクロファイナンス機関への融資支援ファンドや、メキシコの女性起業家支援ファンドの販売を行ってきた。さらに、今後も積極的に当該分野の拡大を目指す過程で、社会インパクト投資の推進に向け積極的に取り組んでいくことを目的とし、今年6月18日には社会インパクト投資宣言を発表している。
「日本の個人投資家と世界の信用市場をつなぐ」をコーポレートミッションとして掲げる同社は、海外の資金需要者と日本の個人投資家を繋ぐ金融サービスを「貸付型クラウドファンディング」(ソーシャルレンディング)の形態で行ってきた。
クラウドクレジット社は法令遵守および投資家保護のための体制の継続的強化をはかりつつ、より多くの種類のファンドや新しい投資機会を提供することに意欲を示しており、「社会インパクト投資」の投資先の開拓とともに、動向が注目される。
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HEDGE GUIDE 編集部 ソーシャルレンディングチーム
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