SBI証券、現物株・信用・外国株・単元未満株の取引手数料を他社比較【2021年最新】

SBI証券は手数料が業界最安水準とされ、コストを抑えながら投資をしたい人で利用を検討する人もいるでしょう。具体的に他社と比較して、どの程度安く取引ができるのでしょうか。

今回はSBI証券の現物取引、信用取引、外国株取引、単元未満株取引のそれぞれの手数料を、他の主要なネット証券会社と比較して解説します。低いコストで株式投資をしたい人は参考にしてください。

※この記事は2021年8月20日時点の情報に基づき執筆しています。最新情報はご自身にてご確認頂きますようお願い致します。

目次

  1. 現物取引の手数料比較
    1-1.現物株式・1回約定制
    1-2.現物株式・1日定額制日定額制
  2. 信用取引の手数料比較
    2-1.信用取引・1回約定制
    2-2.信用取引・1日定額制
  3. 外国株取引の手数料比較
  4. 単元未満株取引の手数料比較

1.現物取引の手数料比較

国内株式の現物取引の手数料は主に、1回の約定ごとに手数料が発生する「1回約定制」と、1日の約定代金の合計額で決まる「1日定額制」の2種類があります。

SBI証券の現物取引も同様です。それぞれの種類ごとに料金を他社と比較してみましょう。

1-1.現物株式・1回約定制

1回の約定金額に応じて、以下のように手数料が発生します。

項目 5万円 10万円 50万円 100万円 300万円 500万円
SBI証券 55円 99円 275円 535円 1,013円 1,013円
楽天証券 55円 99円 275円 535円 1,013円 1,013円
松井証券 取り扱いなし
マネックス証券 110円 110円 450円 成行:1,100円
指値:1,500円
成行:0.11%
指値:0.165%
auカブコム証券 55円 99円 275円 0.099%+99円
(上限:4,059円)
岡三オンライン証券 108円 108円 385円 660円 1,650円 2,310円
LINE証券 55円 99円 275円 535円 1,013円 1,013円
GMOクリック証券 50円 90円 260円 460円 880円 880円
DMM株 55円 88円 198円 374円 660円 880円
SBIネオトレード証券 50円 88円 198円 374円 660円 880円

※2021年8月24日時点。税込表記

SBI証券と楽天証券はまったく同額の設定で、比較的安い水準です。ただしGMOクリック証券、DMM株、SBIネオトレード証券の3社は、SBI証券より安くなっています。

また楽天証券、松井証券、マネックス証券、auカブコム証券、岡三オンライン証券、DMM株は、25歳以下なら約定額に関係なく手数料実質無料です(SBI証券は20歳未満の場合は月額1万円のキャッシュバック上限あり。20~25歳はキャッシュバック上限なし)。

1-2.現物株式・1日定額制

1日定額制は、1日の約定代金の合計で決まる仕組みです。たとえば1日に30万円、50万円、20万円の3回の約定をした場合、合計金額の100万円に対応した手数料が適用されます。こちらでも25歳以下のユーザーに対する取引手数料優遇の条件は同様です。

ネット証券各社の具体的な手数料は下記のとおりです。

項目 50万円 100万円 200万円 300万円 500万円
SBI証券 0円 0円 1,238円 1,691円 2,281円
楽天証券 0円 0円 2,200円 3,300円 5,500円
松井証券 0円 1,100円 2,200円 3,300円 5,500円
マネックス証券 550円 550円 2,500円 2,500円 5,000円
auカブコム証券 0円 0円 2,200円 3,300円 5,500円
岡三オンライン証券 0円 0円 1,430円 1,980円 3,080円
LINE証券 取り扱いなし
GMOクリック証券 0円 0円 1,238円 1,691円 2,281円
DMM株 取り扱いなし
SBIネオトレード証券 0円 0円 1,100円 1,540円 2,130円

※2021年8月24日時点。税込表記

1日定額制の場合、SBI証券と楽天証券に違いが見られます。100万円までは同額ですが、それ以上になるとSBI証券のほうが安くなります。上記のなかではSBI証券より高い証券会社がほとんどですが、唯一SBIネオトレード証券については、SBI証券より安くなっています。

2.信用取引の手数料比較

信用取引とは証券会社に現金や株式を預け、それを担保として、担保の合計金額の最大3倍の取引ができるサービスです。信用取引も現物取引と同様、1回約定制と1日定額制があります。

2-1.信用取引・1回約定制

項目 10万円 20万円 50万円 100万円 500万円
SBI証券 99円 148円 198円 385円 385円
楽天証券 99円 148円 198円 385円 385円
松井証券 取り扱いなし
マネックス証券 99円 135円 198円 385円 385円
auカブコム証券 99円 148円 198円 385円 385円
岡三オンライン証券 108円 165円 330円 550円 1,320円
LINE証券 0円 0円 0円 0円 0円
GMOクリック証券 97円 143円 187円 264円 264円
DMM株 88円 88円 88円 88円 0円
SBIネオトレード証券 0円 0円 0円 0円 0円

※2021年8月24日時点。税込表記

信用取引の手数料を比較すると、LINE証券とSBIネオトレード証券がもっとも安く、約定額に関係なく無料です。松井証券のみ、25歳以下の方は手数料が無料になります。

2-2.信用取引・1日定額制

項目 50万円 100万円 200万円 300万円 500万円
SBI証券 0円 0円 880円 1,320円 1,760円
楽天証券 0円 0円 2,200円 3,300円 5,500円
松井証券 0円 1,100円 2,200円 3,300円 5,500円
マネックス証券 550円 550円 2,500円 2,500円 5,000円
auカブコム証券 0円 0円 2,200円 3,300円 5,500円
岡三オンライン証券 0円 0円 1,100円 1,430円 1,760円
LINE証券 取り扱いなし
GMOクリック証券 0円 0円 880円 1,320円 2,200円
DMM株 取り扱いなし
SBIネオトレード証券 取り扱いなし

※2021年8月24日時点。税込表記

1日定額制に関しては、SBI証券やGMOクリック証券の手数料が安くなります。しかし前述した1約定制で、LINE証券とSBIネオトレード証券が完全無料となっているため、そちらのほうが安いと言えます。

なお証券会社によっては大口顧客を優遇したコースを設定し、手数料を完全に無料とする特典を用意しているところもあります。

3.外国株取引の手数料比較

米国株式と中国株式の手数料について比較してみましょう。

項目 米国株式 中国株式
SBI証券 0.495%
(最低0米ドル~最高22米ドル)
0.286%
(最低51.7香港ドル~最高517香港ドル)
楽天証券 0.495%
(最低0米ドル~最高22米ドル)
550円~5,500円
松井証券 取り扱いなし 取り扱いなし
マネックス証券 0.495%
(最低0米ドル~最高22米ドル)
0.275%
(最低49.5香港ドル~最高495香港ドル)
auカブコム証券 取り扱いなし 取り扱いなし
岡三オンライン証券 取り扱いなし 取り扱いなし
LINE証券 取り扱いなし 取り扱いなし
GMOクリック証券 取り扱いなし 取り扱いなし
DMM株 0円 取り扱いなし
SBIネオトレード証券 取り扱いなし 取り扱いなし

※2021年8月24日時点。税込表記

米国株式については、SBI証券・楽天証券・マネックス証券がほぼ同額に設定されています。DMM株は、約定額に関係なく一律0円です。ただし為替手数料が1ドルあたり0.25銭かかります。

中国株では、マネックス証券がSBI証券より安い手数料となっています。

4.単元未満株取引の手数料比較

単元未満株とは1株から取引できるサービスで、少額投資にも向いています(通常は100株単位)。単元未満株の買付手数料は下記のとおりです。

証券会社 買付手数料
SBI証券 0.55%
最低手数料:55円
楽天証券 買付不可
松井証券 0.55%
最低手数料:なし
マネックス証券 0円
auカブコム証券 0円
岡三オンライン証券 現物株式の手数料を適用
LINE証券 銘柄によって異なるスプレッドを適用
GMOクリック証券 買付不可
DMM株 買付不可
SBIネオトレード証券 買付不可

※2021年8月24日時点。税込表記

マネックス証券とauカブコム証券では、買付手数料が完全無料です。買付ができない証券会社も多いので、単元未満株の取引をしたい人は口座開設をする前に確認しておきましょう。

まとめ

SBI証券の手数料を、他の主要なネット証券会社と比較しました。おおむね業界内では安い水準ですが、一部ではSBI証券より安い料金設定も見られます。自分が主に利用する取引の料金を比較して検討しましょう。

SBI証券は、ツールが高機能、IPOの取扱銘柄数が多い、夜間取引ができるといったメリットもあります。口座開設では手数料以外の要素も考慮して、総合的に判断しましょう。

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