支払いのキャッシュレス化が進んでいる中、投資においても様々な会社が発行するポイントを利用できるサービスが増えています。証券会社によっては、貯めたポイントを使って株式投資やFX投資、ができるサービスが可能になってきています。
このような社会的な動きのある中、ポイント投資が可能なソーシャルレンディングやクラウドファンィデングがあるのか気になる方も少なくないのではないでしょうか。
そこで本記事では、ポイントなどで投資できる不動産投資型クラウドファンディングについて調査し、まとめています。ポイント投資に興味のある方はご参考下さい。
目次
- ポイント投資を検討するメリット
1-1.余ったポイントを活用して増やせる
1-2.現金の支出を抑えられる
1-3.投資初心者でも検討しやすい - ポイント投資ができる不動産投資型クラウドファンディング
2-1.Rimple - 今後、ポイント投資ができる可能性のあるサービス
3-1.Funds
3-2.オーナーズブック - まとめ
1.ポイント投資を検討するメリット
クラウドファンディングでポイント投資が検討できるメリットにはどのようなものがあるでしょうか。以下で詳しく解説していきます。
1-1.余ったポイントを活用して増やせる
ポイント投資の大きなメリットの一つに、余っているポイントを効率的に利用できる点が挙げられます。
例えば、クレジットカードなどを利用して得られたポイントを商品やサービスに変換しようとしてもなかなか自分の気に入った商品やサービスが見つからず、ポイントが失効してしまって無駄になるケースがあります。
ポイント投資では、このような使い道に困ったポイントを利用して投資をすることで、投資の配当を得ることができるメリットがあります。
1-2.現金の支出を抑えられる
現金の支出を抑えられる点もポイントを活用して投資するメリットと言えます。
余剰資金が乏しい場合、「投資を始めたいが生活のために手元に現金も残しておきたい」と考える方も少なくありません。しかし、投資に回す資金の代わりにポイントを使うことで、手持ちの現金を残しながら投資を開始することができます。
1-3.投資初心者でも検討しやすい
ポイントを活用することで、投資初心者の方でも不動産投資型クラウドファンディングへの投資を手軽に始められるメリットがあります。
例えば、クラウドバンクというサービスでは、2020年1月まで投資家に損失を発生させることなく配当と元本の返済を行っています。しかし、元本保証のある投資商品ではないため、100%利益が出るとは限りません。
一方、余ったポイントを使って投資をした場合、手持ちの現金が減るリスクはありません。また、ポイントは長期間使わないと失効してしまう可能性がありますが、余ったポイントを投資に回すことでポイント失効のリスクを避けることが出来ます。
2.ポイント投資ができる不動産投資型クラウドファンディング
不動産投資型クラウドファンディングサービスでもポイントで投資できるサービスがあります。
2-1.Rimple
東証プライム上場グループ企業、「プロパティエージェント株式会社」が運営する不動産投資型クラウドファンディングサービスが「Rimple(リンプル)」です。Rimpleは、サービス内限定で使えるリアルエステートコインというポイントシステムを有しています。
また、クレジットカードなどで得たポイントをRimple内でリアルエステートコインに交換することが可能です。2021年1月時点、リアルエステートコインに交換可能なポイントは以下の5種類です。
- 永久不滅ポイント
- ハピタス
- モッピー
- WILLs
- プレミアム優待クラブポイント
上記の5サービスで得たポイントがあれば、現金を利用せずともRimpleで不動産投資型クラウドファンディング投資が可能となります。様々なサービスのポイントを持っているのであれば、それを効果的に活用したい人向けの不動産投資型クラウドファンディングサービスです。
なお、Rimpleはこのような取り組みを行うことにより、2020年2月のサービス開設から、1年未満で会員数を13万人以上に増やしています。
【関連記事】リンプル(Rimple)の評判・概要
3.今後、ポイント投資ができる可能性のあるサービス
3-1.Funds
貸付投資のオンラインサービス、「Funds」では、2020年12月から「メルカリ×Funds」案件においてメルペイ支払いでの投資が可能となりました。
Fundsとメルカリは業務提携を開始し、メルカリの運営資金を融資するファンドを組成しています。そのファンドでは、投資方法としてメルペイ払いを選べます。メルペイ支払いでは、メルカリポイントを投資に回すことはできないものの、メルカリの売上を投資に回すことが可能になっています。
ポイントを使った投資ではありませんが、キャッシュレス決済を使った投資が可能になったという意味では、新しい取り組みだと言えるでしょう。メルカリで物を売った売上を投資資金にできる点は他のサービスにない特徴となっています。
【関連記事】Funds(ファンズ)の評判・口コミ・口座開設
3-2.オーナーズブック
オーナーズブックは松井証券との連携を行っており、松井証券からオーナーズブックの口座開設をすることが可能になっています。
松井証券では独自のポイントシステムを採用しており、自社で発行したポイントを投資信託の積立に利用できます。
2020年1月時点で松井証券のポイントをオーナーズブックへの投資に使うことはできませんが、今後松井証券とオーナーズブックの連携がさらに進むことで、ポイント投資ができるようになることが期待されます。
【関連記事】オーナーズブック(OwnersBook)の評判・口コミ・口座開設
まとめ
2021年1月現在、不動産投資型クラウドファンディングサービスでは「Rimple」でポイント投資が可能です。
金融関係のテクノロジーが発展している中、今後はこの2社以外にもポイント投資ができるソーシャルレンディング、不動産投資型クラウドファンディングが増える可能性があると言えるでしょう。
ポイント投資を検討している方は、これらのサービスへの会員登録を検討してみてはいかがでしょうか。
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HEDGE GUIDE 編集部 ソーシャルレンディングチーム
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