PayPay証券、米国株取引の評判は?キャンペーン情報や手数料比較も

※ このページには広告・PRが含まれています

資産形成の必要性が高まる中、米国株で資産を運用する動きが加速しています。特にPayPay(ペイペイ)証券の米国株は24時間取引できる上、少額投資や自動積立にも対応しているため、初心者の方でも始めやすいのが特徴です。

この記事では、PayPay証券における米国株取引の特徴や評判について詳しく解説しています。実施中のキャンペーン情報や他社との手数料比較もご紹介するので、PayPay証券の米国株取引に興味のある方は、参考にしてみてください。

※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
※本記事は、2022年2月13日の情報をもとに執筆されています。最新の情報については、ご自身でもよくお調べの上、ご利用ください。

目次

  1. PayPay証券の米国株取引とは
  2. PayPay証券で米国株取引をするメリット
    2-1.米国株に少額から投資できる
    2-2.円の金額指定で購入できる
    2-3.24時間取引できる
    2-4.米国株を自動で積み立てられる
    2-5.キャンペーンが開催されている
  3. PayPay証券で米国株取引をするデメリット
    3-1.取引銘柄数が限られる
    3-2.取引手数料がかかる
    3-3.株価を指定した注文ができない
  4. PayPay証券の米国株取引の評判
  5. PayPay証券の米国株取引の始め方
    5-1.証券口座を開設する
    5-2.入金する
    5-3.銘柄を選択する
    5-4.米国株を検討・購入する
  6. まとめ

1 PayPay証券の米国株取引とは

PayPay証券では世界的に有名な米国企業の銘柄を中心に取り扱っており、日本株では得られない積極的な株主還元を受けられるのが特徴です。米国株の種類は、主に「米国個別株」「ETF(上場投資信託)」の2種類があり、例えば下記銘柄を最低1,000円から購入可能です。

アップル(AAPL) エアビーアンドビー(ABNB)
アメリカン・エキスプレス(AXP) アマゾン・ドットコム(AMZN)
ウォルト・ディズニー(DIS) アルファベット(GOOGL)
マイクロソフト(MSFT) マクドナルド(MCD)
ナイキ(NKE) ファイザー(PFE)
スターバックス(SBUX) プロクター・アンド・ギャンブル(PG)
ツイッター(TWTR) ウーバー・テクノロジーズ(UBER)
テスラ(TSLA) ウォルマート(WMT)
ネットフリックス(NFLX) モデルナ(MRNA)
IBM(IBM) ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)

一方、ETFとは証券取引所に上場している投資信託のことを指します。個別株と異なり、対象となる複数の資産に分散投資を行うため、投資上の様々なリスクを抑えられるのが特徴です。主なETF銘柄は、以下の通りです。

バンガード・米国増配株式ETF バンガード・米国高配当株式ETF
Direxion S&P500ブル3倍 Direxion S&P500ベア3倍
iシェアーズMSCI米国ESGセレクト・ソーシャル iシェアーズMSCIエマージング
SPDR(スパイダー)S&P500 ETF SPDRゴールド・シェア
iシェアーズ米国国債20年超 iシェアーズ米国短期国債ETF

上記ETFは米国の証券取引所に上場している商品であり、個別株とは異なるリターンを目指せます。このように、PayPay証券の米国株取引では、米国を代表する企業に誰でも手軽に投資できる環境が整っています。

2 PayPay証券で米国株取引をするメリット

PayPay証券の米国株取引には以下のようなメリットがあります。

2-1 米国株に少額から投資できる

PayPay証券では最低1,000円から米国株を購入できます。米国株は日本株と異なり1株から買えるものの、株価が高い銘柄では10万円以上の投資資金が必要です。しかしPayPay証券を利用すれば、株価に関係なく金額指定で有名企業に投資できるのが特徴です。少額からリスクを抑えて投資経験を積めるので、米国株取引に初めて挑戦する方にも適しています。

2-2 円の金額指定で購入できる

本来、米国株を購入するためには日本円を米ドルに両替した上で購入する必要があります。しかし、PayPay証券では米ドルに両替することなく、日本円の購入金額を指定することで米国株に投資できるため、米ドル円の為替レートから両替するタイミングを判断する必要がなく、手間もかかりません。

2-3 24時間取引できる

PayPay証券では、米国株を24時間いつでも取引できます。PayPay証券では株式を売買する手段として相対取引(市場から仕入れた株式について、PayPay証券が顧客と売買する取引)を採用しているため、証券取引所が開いている時間に関係なく取引を行えます。そのため、通勤途中や就寝前など、ご自身の都合に合わせて時間を選ばない米国株取引が可能です。

2-4 米国株を自動で積み立てられる

PayPay証券では、米国株を自動で積み立てられるサービス「つみたてロボ貯蓄」が提供されています。つみたてロボ貯蓄は、買付日や積立金額を事前に設定することで、自動で積み立て投資をしてくれるサービスです。株式の売却も同様に、アプリに設定することで自動的に取引が行われるため、投資金額の調整に活用できます。

自動で積み立て可能な米国株は、PayPay証券が取り扱う全銘柄が対象です。いつ投資したら良いのかなど購入すべきタイミングのわからない初心者の方にも適したサービスとなっています。

2-5 キャンペーンが開催されている

PayPay証券では現金をプレゼントして貰えるキャンペーンや取引手数料が無料になるキャンペーンが定期的に開催されています。例えば、PayPay証券の誕生1周年を記念し、2022年3月31日(木)までに新規に口座開設をした方を対象として、最大10,000円の投資資金を抽選で貰えます。

また、PayPay銀行を利用している場合、PayPay証券と連携させることで買付注文時の振替手数料が無料になるキャンペーンも実施中です。初めて買付注文を行う方なら、さらに500円がプレゼントされるため、キャンペーンを活用することで通常よりも米国株の取引を始めやすくなっています。

3 PayPay証券で米国株取引をするデメリット

PayPay証券で米国株取引を行う際は、以下のポイントに注意することも大切です。

3-1 取引銘柄数が限られる

PayPay証券の取扱銘柄は有名企業を中心にラインナップされているため、米国株全体のうち一部の銘柄に限定されています。投資したい米国株が知名度の低い銘柄の場合、取り扱っていないこともあるため、事前に確認することが大切です。なお、米国株の取り扱い銘柄数は個別株147銘柄、ETF25銘柄となっています(2022年2月13日時点)。

3-2 取引手数料がかかる

米国株を取引する際には、スプレッドと呼ばれる取引手数料に相当する金額がかかります。PayPay証券におけるスプレッドは、次のように取引する時間帯によって異なります。

取引時間帯 スプレッド
日本時間23:30〜6:00(夏時間22:30〜5:00) 基準価格に0.5%を乗じた価格
上記以外の時間帯 基準価格に0.7%を乗じた価格

上記の基準価格とは、直近の気配値や市場価格を参考に、PayPay証券が適正な方法で算出した価格を指します。例えば、基準価格が1株1万円の米国株を日本時間に取引した場合、スプレッドは、1万円×0.5%=50円となります。さらに、米国株は円貨を外貨に交換した上で売買することになるため、為替手数料として1米ドルにつき0.35円がかかります。

また、米国株を取り扱う証券各社と比較すると、PayPay証券の手数料はやや高めです。取引回数の多い方や大口取引を行う場合、他社と比べて取引コストがやや大きくなる可能性があるので留意しましょう。

証券会社名 取引手数料(税込) 為替手数料
PayPay証券 0.5%〜0.7% 買付時:35銭
売却時:35銭
マネックス証券 0.495%(最低0米ドル〜最大22米ドル) 買付時:0銭
売却時:25銭
SBI証券 0.495%(最低0米ドル〜最大22米ドル) 買付時:0銭
売却時:25銭
楽天証券 0.495%(最低0米ドル〜最大22米ドル) 買付時:25銭
売却時:25銭
DMM株 無料 買付時:25銭
売却時:25銭

3-3 株価を指定した注文ができない

PayPay証券では相対取引を採用しているため、株価を指定する指値注文を行うことができません。買付注文をしたときにPayPay証券が提示するレートで注文を行う必要があるため、場合によっては想定価格よりも高い値段で取引が成立する可能性もあります。買いたい価格を自身で指定することはできない点に注意しましょう。

4 PayPay証券の米国株取引の評判

PayPay証券について、利用者からは次のような感想や意見が寄せられています。

  • 値がさ株を安い価格で購入できた
  • スマホから気軽に口座を開設できる
  • 円のまま買えるため、初心者にとても分かりやすい
  • PayPayボーナス運用で投資の疑似体験ができる
  • PayPayポイントから投資を始められるため、ハードルが低く感じた

※個人の感想です。サービスのご利用にあたっては、ご自分でも情報収集をされた上で最終的にご判断ください。

PayPay証券では1,000円から米国株を買えるため、まとまった投資資金を用意する必要がない点が高く評価されています。このほか、米ドルに両替することなく米国株が買えることやPayPayポイントを活用して投資を始められるため、初心者でも米国株取引に挑戦しやすいと好評です。

一方、有名企業の銘柄はある程度揃っているものの、利用者からは「取扱銘柄の種類が少ない」「PayPay証券とPayPay銀行の相性がやや悪い」などの口コミもあるので、証券会社選びの参考にしましょう。

5 PayPay証券の米国株取引の始め方

PayPay証券で米国株の取引を始める手順は、以下の通りです。

5-1 証券口座を開設する

PayPay証券のトップページにある「無料で口座開設」のタップ後、ご自身のメールアドレスを入力し、送信します。メールアドレス宛てに届いたリンクから、生年月日とキャンペーンコードを入力し、各書類のチェックボックスにチェックを入れましょう。

次に、氏名や会員ID、性別、携帯番号、住所などのお客様情報を入力し、最後に投資目的や資産状況などを選択します。

最後に、本人確認書類をアップロードすれば、口座開設の手続きは完了です。なお、本人確認書類として利用できる書類は以下の通りです。

  • 運転免許証
  • 個人番号カード
  • 住民基本台帳
  • 在留カード(外国人の場合)
  • 特別永住者証明書(外国人の場合)

5-2 入金する

証券口座の開設が終わったら投資資金を口座に入金します。メールや郵送で受け取った「口座開設完了のご案内」に記載された入金先銀行口座を確認し、銀行またはATMから入金先銀行口座に入金手続きを行います。

入金手続きの反映時間の目安は約1〜2時間程度です。入金手続きが完了すると、アプリ上のポートフォリオに買付可能金額が反映されます。

5-3 銘柄を選択する

入金手続きが反映されたら、投資したい銘柄を選択します。ログイン後の画面から「全銘柄」をタップし、検索窓に会社名またはティッカーシンボルを入力後、検索結果に表示された銘柄をタップすると、そのときの買付株価の金額と為替レートおよび預かり金が表示されます。

5-4 米国株を検討・購入する

タップした個別銘柄の入金連携の「選択」をタップし、口座を選択します。その後、購入金額を指定して「買う」をタップします。次に、注文パスコードを入力すれば注文内容が表示されるので、内容に間違いがないことを確認して「買う」をタップすれば、米国株の購入手続きは完了です。

まとめ

PayPay証券の米国株取引は、少額から手軽に始められるほか、銘柄も厳選されているので初心者の方でも選びやすいと評判です。一方、指値注文に対応しておらず、取引手数料はやや高めなので留意しておきましょう。

2022年3月31日まで現金を貰えるキャンペーンも実施されているので、PayPay証券の米国株取引に関心のある方は、利用者の評判等も参考にしながら検討してみてください。

The following two tabs change content below.

HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム

HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チームは、株式投資に関する知識が豊富なメンバーが株式投資の基礎知識から投資のポイント、他の投資手法との客観的な比較などを初心者向けにわかりやすく解説しています。/未来がもっと楽しみになる金融・投資メディア「HEDGE GUIDE」