ネオモバで1株から配当金・株主優待が貰える銘柄は?受取方法も解説

1000円から日本や米国の有名企業の株が買えるPayPay証券や、dポイントを使って株が買える日興フロッギーなど、少額から株式投資を始められるスマホ証券サービスの利用者が増えています。

スマホ証券の1社であるネオモバでは、証券取引所で売買されている上場株式を1株単位から取引することが可能です。1株から配当金や株主優待を貰える銘柄もあるため、初心者の方でも少ない投資資金でリスク分散をしながら株式投資を行うことができます。

この記事では、ネオモバの特徴、1株から配当金や株主優待が貰える銘柄、配当金や株主優待の受け取り方法などを詳しくご紹介します。少額の投資資金からできる株式投資に興味のある方は参考にしてみてください。

目次

  1. ネオモバの特徴
    1-1.投資にTポイントが使える
    1-2.1株から株が買える
    1-3.ネオモバを活用した株式投資の特徴
    1-4.手数料が安い
  2. ネオモバで1株から配当金・株主優待が貰える銘柄
    2-1.1株から配当金が貰える銘柄
    2-2.1株から株主優待が貰える銘柄
  3. ネオモバで配当金・株主優待を受け取る方法
  4. まとめ

1 ネオモバの特徴


ネオモバは、2019年4月からサービスを開始した金融サービスで、株式会社SBIネオモバイル証券が運営しています。インターネット専業証券会社の大手であるSBI証券とTポイントなどのサービスを手掛けるCCCマーケティング株式会社による合弁会社として設立された会社であり、若年層や投資初心者を主なターゲットとして、スマートフォンのみで取引が完結する仕組みを提供しています。

2020年3月には口座開設数が30万を超えるなど順調に利用者が増えており、現物株式以外にも国内ETF(国内上場投資信託)、REIT(不動産投資信託)、FX、iDeCo(個人型確定拠出年金)などの金融商品を取り扱っています。

まずは、ネオモバのメリットや特徴を確認してみましょう。

1-1 投資にTポイントが使える

ネオモバの特徴は、共通ポイントであるTポイントを株式投資に使える点です。「お金がたくさん必要」「手続きが難しい」などの印象の強い株式投資を、Tポイントの利用で手軽に始められる金融サービスとして提供することで、若年層を中心とした初心者にも投資を始めやすい証券会社として認知されています。

1-2 1株から株が買える

通常、市場で取引される株式は単元という最小の売買単位が定められており、その売買単位の株式数(単元株数)で取引されます。この売買単位である単元は、以前は一定のルールをクリアすることで株式を発行する会社が自由に決めることができましたが、現在は1単元あたりの株数は100株に統一されています。

一方、株式分割や会社の合併、減資、1単元の株数変更などが行われた場合、1単元に満たない株式が発生することもあります。これがS株(単元未満株)と呼ばれるもので、この株式も証券会社を通じて売買することが可能です。

ネオモバではこのS株を売買できることから「1株から株が買える」という仕組みになっています。S株も単元株と同様に一部の株主としての権利が認められており、剰余金分配請求権もその権利に含まれているため、配当金の受け取りが可能です。

また、一部の企業では1株からでも株主優待が貰える銘柄もあります。単元未満の場合、議決権が与えられない点には注意が必要なものの、買い増しをして1単元の株数にまで増えると単元株主としての権利を得ることも可能です。

1-3 少額投資が可能

投資リスクを抑えるために複数の株式でポートフォリオを組むには、様々な業界・業種の株式を購入する必要があり、それを単元株数で購入するとなると多額の投資資金が必要です。

その点、ネオモバでは1株から株式が購入できるため、少ない投資資金から株式投資を行えるのが特徴です。異なる分野の株式への分散投資もしやすいので、例えばハイリスク・ハイリターンの株式や不況に強い業種の株式に投資するなど、リスクを抑えた運用を少額で行えます。

1-4 手数料が安い

ネオモバでは株式の取引にかかる手数料なども比較的安く設定されています。以下の表はネオモバの国内株式取引にかかる手数料(2020年12月時点)です。

50万円以下 220円
300万円以下 1,100円
500万円以下 3,300円
1,000万円以下 5,500円
1,000万円超 100万円ごとに1,000円加算

ネオモバでは月間の国内株式約定代金の合計額が50万円以下の場合、取引回数などにかかわらず、発生する手数料は220円(税込)です。また、月額サービス料を支払う取引を継続している場合、ネオモバで使える期間固定のTポイントが毎月200ポイント貰えます。

そのため、50万円以下の少額投資を行う方なら実質20円の手数料負担で株式投資を行える仕組みとなっています。

2 ネオモバで1株から配当金・株主優待が貰える銘柄

ネオモバでは1株から株式を購入することもでき、購入する銘柄によっては1株でも配当金や株主優待が貰えます。こちらでは、1株から配当金や株主優待が貰える銘柄についてご紹介します。

※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

2-1 1株から配当金が貰える銘柄

配当金は全ての会社の株式で受け取れるわけではなく、会社が儲けた利益の中から剰余金の分配などを決定し、配当金として株主に還元する場合のみ受け取ることが可能です。

ただし、株主に配当金を出せるだけの利益などが発生している会社の株式でなければ配当は貰えず、また、出資金額(株式を購入した金額)に対する配当金の割合(配当利回り)は会社の業績などによって様々です。

そのため、投資金額に対して高い配当金が貰える配当利回りの良い株式を購入することが効率的な資産運用につながります。2020年8月にネオモバで発表された高配当利回りランキングのトップ3は次の通りです。

順位 銘柄 配当利回り
1 JT(日本たばこ産業) 7.79%
2 日本郵政 6.37%
3 三井住友フィナンシャルグループ 6.09%

※配当利回りは現在の株価に対して1株あたりどのくらいの配当金が貰えるかを表す指標です。日々の株価や配当の見直しにより変動するため、毎年同等の水準で推移するわけではない点に注意が必要です。

1位のJTはたばこの販売などで高い知名度のある会社です。食品や医薬品などの事業も手掛けていますが、国内の喫煙者減少などの影響が懸念されて最近の株価はあまり冴えない値動きとなっています。株価が下がる中で配当金は高水準を維持しているため、高利回りとなっている銘柄です。今後は配当金が減る可能性もありますので、注意が必要です。1株あたりの配当金は154円です(2020年12月4日時点)。

2位の日本郵政は、日本郵政グループの持ち株会社です。傘下に日本郵便やゆうちょ銀行、かんぽ生命保険などの子会社があります。ゆうちょ銀行とかんぽ生命保険の2つの金融事業が稼ぎ頭となっていますが、人口減少や継続的な低金利環境によって将来の収益性について不安視されており、ここ2年間は株価が下落傾向です。しかし、2021年3月期の配当予想を50円に据え置いたことで高利回り銘柄の一つとなっています。

3位の三井住友フィナンシャルグループは、傘下に三井住友銀行やSMBC日興証券、プロミスなどがある3大金融グループの一つです。低金利によって事業環境が不安視される金融サービスが中心となっていますが、2021年度の配当予想は前年同額の190円に据え置いており、配当利回りの高い銘柄の一つとなっています。1株あたりの配当金は190円です(2020年12月4日時点)

このように、受け取れる配当金は企業によって異なります。株式を購入する際は、他のリスク要因なども考慮することが大切ですが、少ない金額で効率よく資産運用するためには受け取った配当金を再投資に回すといった投資手法もあります。

2-2 1株から株主優待が貰える銘柄

株主優待とは、株式を発行している企業が株主に対して自社の商品やサービスの割引券などを提供する制度です。この制度を活用することで株式の値上がりや配当金による利益を得る以外にも様々な商品や割引券などを貰えるメリットがあります。

本来、株主優待は単元株数以上を保有している株主に対して保有株数に応じた優待が提供されますが、ネオモバで購入できる株式には1株から株主優待が貰える銘柄もあります。こちらでは、1株から株主優待が貰える銘柄をご紹介します。

上新電機

上新電機では、全ての株主が家電量販店のJoshinやインターネット店舗のJoshin Webで使用できる買物優待券を貰えます。200円分の買物優待券が25枚ワンセットとなった総額5千円の株主優待で、2,000円(税込)の買い物ごとに200円の割引優待券を1枚使用できる内容となっています。

ジャパンベストレスキューシステム

ジャパンベストレスキューシステムはオフィシャルスポンサーとなっているキッザニアの優待券を全ての株主に対して株主優待として提供しています。1枚の優待券で最大19人まで同時に利用できるため、子どもを持つ投資家から注目されています。

アスクル

会社の事務用品販売などで知名度の高いアスクルは、LOHACO(アスクル運営の通販サイト)で利用できる500円分の割引クーポンが株主優待となっています(年2回で合計1,000円分)。日用品などを気軽にインターネットで購入できるLOHACOのユーザーからは重宝される優待内容となっており、税込み3,000円以上の注文で500円分の割引クーポンが利用可能です。

3 ネオモバで配当金・株主優待を受け取る方法

ネオモバでは1株から配当金や株主優待の貰える銘柄を購入でき、受け取り方も簡単です。株主優待については、株主名簿に記載の住所に株主優待券などが送られてくるため、特別な手続きは必要ありません。

次に、配当金の受け取り方については、複数の受け取り方法があります。最も手間がかからない配当金の受け取り方は、ネオモバの口座で配当金を受け取る方法です。

ネオモバで口座開設をする場合、初期設定の配当金を受け取る方法は、「SBIネオモバイル証券の口座で受け取る(株式数比例配分方式)」となっているので、この方法で受け取る場合は特別な手続きは不要です。

一方、株式配当金領収証という用紙を発行してもらい、郵便局の窓口などで受け取る方法(配当金受領証方式)もあります。ただし、配当金領収証は受け取るための期限が定められているため、忘れないようすることが大切です。この受け取り方法に変更する場合、設定画面で初期設定となっている株式数比例配分方式のチェックを外すことで手続き可能です。

ほかにも、銘柄ごとに振込先口座を指定して金融機関で受け取る個別銘柄指定方式という受け取り方法もあります。この方法をネオモバで選択する場合、別途書類での手続きが必要です。

まとめ

この記事では、ネオモバの特徴や1株から配当金・株主優待が貰える銘柄などをご紹介しました。

ネオモバでは、1株から株式投資が可能となっているため、配当金や株主優待のある銘柄を組み入れることでより効率的に投資を行うことも可能です。この記事でご紹介した銘柄以外にも高利回りや株主優待の貰える銘柄はあるので、少額投資や1株から可能な株式投資に関心のある方は検討してみてください。

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