松井証券、信用取引の評判は?手数料や始め方、メリット・デメリット

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松井証券では、レバレッジを効かせて大きなリターンを狙うことができる信用取引を、業界最安水準の手数料で行うことが可能です。信用取引では、自己資金以上の株式を売買できるほか、取引を「売り」から開始し、株価が下がったところでその株式を買い戻すことで利益を狙うこともできるのが特徴です。

この記事では、松井証券の信用取引の特徴、メリット・デメリット、評判、始め方について詳しく解説していきます。信用取引に関心のある方、松井証券の信用取引の評判について気になる方は、参考にしてみてください。

※この記事は2021年6月22日時点の情報に基づき執筆しています。最新情報はご自身にてご確認頂きますようお願い致します。

目次

  1. 松井証券の特徴
  2. 松井証券の信用取引のメリット
    2-1.取扱信用取引の種類・対象銘柄数が多い
    2-2.取引手数料が安い
    2-3.便利な取引ツール
    2-4.充実したサポート体制
  3. 松井証券の信用取引のデメリット
    3-1.50万円を超える取引では手数料が発生する
    3-2.保証金を失うリスクがある
  4. 松井証券の信用取引の評判
  5. 松井証券の信用取引の始め方
    5-1.申込方法を選択する
    5-2.基本情報を入力する
    5-3.本人確認書類などをアップロードする
    5-4.口座開設完了通知を受け取る
  6. まとめ

1 松井証券の特徴

松井証券は国内大手ネット証券として東証一部にも上場している証券会社です。100年以上の長い歴史を持ちながら、先進的な取り組みにも熱心な松井証券は、幅広い年齢層の投資家から支持を集める証券会社となっています。

松井証券で取り扱っている信用取引とは、株式を投資家の資金で直接購入するのではなく、投資家の資金を保証金として預け入れることにより、その保証金を担保にして行われる売買のことです。預け入れた保証金以上の金額の取引をできるほか、通常の株式取引と異なり、「売り」から入れるのも大きな特徴です。

例えば、A社株式が1株10,000円・売買単位100株の場合、通常A社の株式を購入するには10,000円×100株で100万円が必要となります。

しかし、信用取引では仮に50万円の自己資金のみでも、2倍のレバレッジでA社100株を購入することができます。仮に株価が20,000円となった場合、20,000円×100株で市場価格は200万円となり、当初の購入金額100万円との差額はプラス100万円です。これを決済すれば100万円の利益となり、元々の保証金50万円と合わせて資産は150万円となります。

一方、信用取引は株式を売却し、その後に買い戻す「空売り」が可能です。例えば、B社株式が1株10,000円・売買単位100株で、保証金50万円を預け入れてB社の株式を売却する場合です。空売りは株価の下落局面で利益を得られるのが特徴なので、想定通りにB社の株価が下がって1株5000円になったとします。この場合、5000円×100株で50万円のプラスとなるため、決済すれば50万円の利益となり、元々の保証金50万円と合わせて100万円になります。

2 松井証券の信用取引のメリット

松井証券で行う信用取引には以下のメリットがあります。

2-1 取扱信用取引の種類・対象銘柄数が多い

信用取引には、主に「制度信用取引」と「一般信用取引」の2種類があります。制度信用取引とは、取引所によって定められた銘柄を一定のルールに従って取引する信用取引のことで、取引できる銘柄や売買の方法、期間などに制限があります。

これに対して、一般信用取引とは、証券会社各社が自社口座利用者向けに提供している信用取引のことです。取扱銘柄や手数料など証券会社によって異なりますが、制度信用取引よりも投資家にとって融通が利き、制度信用取引では信用買い・信用売りできない銘柄を取引できるほか、保有できる期限が長いなどの特徴もあります。

松井証券では制度信用取引・無期限信用取引(一般信用取引)の両方を取り扱っています。特に、無期限信用取引は無期限でポジションを保有でき、原則として返済期限がありません。

また、一部例外を除きすべての銘柄を買いで信用取引できることに加え、売建て可能な銘柄数も975銘柄(2021年6月22日時点)と豊富です。

松井証券の信用取引では、他にもデイトレードに適した一日信用取引や、東証マザーズなど新興市場の銘柄を空売りできるプレミアム空売りなど、様々なサービスを利用することができます。

2-2 取引手数料が安い

松井証券の信用取引手数料は業界最低水準です。例えば、25歳以下の場合、取引金額に関係なく手数料が無料となり、26歳以上の場合、取引金額によって手数料がかかりますが、こちらも1日50万円以下の取引であれば無料となります。

以下は、主要ネット証券4社の信用取引手数料をまとめた表です。

項目 10 万円まで 20 万円まで 50万円まで
松井証券 0円 0円 0円
SBI証券 99円 148円 198円
楽天証券 99円 148円 198円
マネックス証券 99円 148円 198円

(すべて税込表記)

信用取引で株を買っている投資家の負担となる買方金利は、制度信用取引で3.1%、無期限信用取引で4.1%となっています。また、信用取引で株を売っている投資家の負担となる貸株料については制度信用取引が1.15%、無期限信用取引が2.0%です。さらに、無期限信用取引の逆日歩(=売り方が負担するコスト)は発生しません。

2-3 便利な取引ツール

松井証券が提供する取引用の各種ツールは多岐にわたります。スマホ向けには2021年3月にリリースされた新アプリ「松井証券 株アプリ」があるほか、パソコン向けでは国内インターネット証券サービスのさきがけでもある「ネットワーク・ハイスピード」があり、松井証券の口座を持っていると無料で利用できます。

2-4 充実したサポート体制

サポートサービス業界団体「HDI-Japan」が発表した、2020年証券業界の「HDI格付けベンチマーク」によれば、松井証券はWebサポート・問合せ窓口の両部門で最も評価の高い三つ星を獲得しています。実際の利用者からは「シンプルかつ充実している」「顧客に合わせた挨拶や言葉遣いも丁寧」などの口コミが見られるなど高評価です。

3 松井証券の信用取引のデメリット

松井証券で信用取引を行う際に注意したいポイントは以下の通りです。

3-1 50万円を超える取引では手数料が発生する

松井証券では1日50万円までの取引であれば手数料無料ですが、50万円を超える取引になると手数料が発生します。50万円超〜100万円までの場合1,100円、100万円超〜200万円の場合2,200円となり、以降、取引金額100万円ごとに1,100円ずつ加算されていきます。

3-2 保証金を失うリスクがある

例えば、空売りしたものの想定とは逆の方向に株価が動いた(値上がりした)場合、損失が発生することになります。信用取引では取引次第で大きな利益が狙える半面、損失額も大きくなる可能性がある点に注意が必要です。

また、保証金以上の金額の取引を行う信用取引の性質上、市場の状況によっては保証金を上回る損失が発生するケースもあります。これは松井証券に限ったリスクではなく、信用取引に関するサービスを提供する国内証券会社で共通です。

4 松井証券の信用取引の評判

松井証券の信用取引について、利用者からは次のような意見や感想が寄せられています。

  • 50万円までの少額取引に向いている
  • 取引ツールが優秀
  • 50万円超の取引手数料は高い
  • 空売り銘柄が豊富で選びやすい
  • サポートが丁寧

※個人の感想です。サービスのご利用にあたっては、ご自分でも情報収集をされた上で最終的にご判断ください。

松井証券の信用取引では、特に1日50万円までの取引手数料が無料である点が高く評価されています。また、2021年3月リリースの新アプリ「松井証券 株アプリ」は読みやすく、動作も軽いと評判です。

さらに、丁寧なサポート体制に関する口コミも多く確認できます。松井証券では、電話・メール・チャットなどでの問い合わせを受け付けているほか、サポートセンターの電話応答状況を公表しているなど、サポートへの熱心な取り組みも好評です。

一方、1日50万円超の取引になると、手数料は他の証券会社よりも高くなるため、注意も必要です。

5 松井証券の信用取引の始め方

松井証券で信用取引を始めるためには、最初に総合口座を開設する必要があります。申込方法には、「オンライン申請」と「郵送」の2種類があり、オンライン申請の場合、書類の記入や郵送の手間・料金などが不要です。以下では、オンライン申請の具体的な手続方法をご紹介します。

5-1 申込方法を選択する

松井証券の「口座開設」ページから「個人口座開設(無料)」に進むと、「オンラインで申込む」「申込書を取り寄せる」のボタンがあるので、「オンラインで申込む」を選択します。

5-2 基本情報を入力する

次に、氏名や住所等の基本情報を入力します。画面の指示に従いながら、免許証などの本人確認書類と同一の個人情報を正しく入力するのがポイントです。

すぐに信用取引を開始したい場合、個人口座開設と同時に、信用取引用の信用取引口座の開設を申し込むことも可能です。この同時申込は無料で簡単にできるので、信用取引口座の「開設する」のチェックを入れます。

5-3 本人確認書類などをアップロードする

入力が終わったら、本人確認書類をアップロードします。マイナンバーカードや運転免許証の写真を撮り、その画像データを松井証券に提出します。

マイナンバーカードを持っている場合、マイナンバーカードの表面・裏面の写真をそれぞれ用意し、画面の指示に従ってアップロードするだけなので最も手軽です。

一方、マイナンバーカードを持っていない場合、「マイナンバー確認書類」と「本人確認書類」をそれぞれ提出する必要があります。「マイナンバー確認書類」としてマイナンバー通知カードも利用可能です。

なお、マイナンバーが不明な場合、自治体で住民票の写しを請求し、その際にマイナンバーの記載を希望することも可能です。

また、本人確認書類は運転免許証や健康保険証、住民票の写しなどが利用できます。運転免許証のような顔写真付きのものであれば1つでよく、写真がないものであれば2つ必要になります。

5-4 口座開設完了通知を受け取る

必要事項の入力と書類のアップロードが終われば手続きは終了です。審査に通過すると口座開設完了通知が郵便で自宅に届きます。なお、口座開設完了通知は簡易書留郵便で送付されてくるので、本人が受け取る必要があります。

また、口座開設完了通知には口座へのログイン・取引に必要なIDやパスワード、暗証番号などが記載されているので、大切に保管しましょう。

まとめ

松井証券は長い歴史を持つと同時に、オンライン証券サービスの先駆者として数多くの業界初の取り組みでも知られています。特に信用取引では業界最低水準の手数料体系となっているため、経験豊富な投資家や初心者の方にも向いています。

一方、信用取引には保証金を上回る損失が発生するリスクがあります。発生し得る損失や費用などに対する十分な理解が欠かせません。信用取引を始める際は、各銘柄の特徴やリスク、利用者の意見や感想を参考にしながら口座開設を検討することが大切です。

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