ソーシャルレンディングの入金手数料・出金手数料を節約するには?

ソーシャルレンディングで投資を行うときに意外とバカにならないのが、入金手数料や出金手数料などの入出金に伴う出費です。特に分散投資をしようと思うと、複数のソーシャルレンディング会社を利用することになり、その分だけ入出金の手数料がかかってしまいます。

入出金の手数料がかからなければ、毎月の分配金が少額だとしてもこまめの出金が可能になり、複数の会社から支払われた分配金を集めて複利投資に回すことができます。

この記事では、投資手数料を節約するためにはどのような会社を選べば良いか、またどのような方法を採れば良いかなどについて、解説していきたいと思います。

※本記事の情報は2018年7月時点となります。

目次

  1. 出金手数料の安い会社を使う
    1. 完全に出金手数料無料のソーシャルレンディング会社
    2. 一部出金手数料優遇のあるソーシャルレンディング会社
    3. 出金手数料を安くするには
  2. デポジット口座のない会社を使う
  3. 証券会社に入金して入金手数料を節約する
    1. SBI証券を利用する
    2. GMOクリック証券を利用する
  4. 入金手数料を安くするには
    1. 住信SBIネット銀行を利用する
    2. 楽天銀行を利用する
  5. まとめ

1 出金手数料の安い会社を使う

毎月の分配金として振り込まれたお金は、一度出金しないと他の会社で再投資ができません。そのため出金手数料の安い会社を利用すれば、コストをかけずに再投資が可能になります。

1-1 完全に出金手数料無料のソーシャルレンディング会社

出金手数料が完全無料の会社は2社あります。その中で最も大手の会社といえばクラウドバンクでしょう。クラウドバンクは毎月何回出金しても完全に手数料が無料です。ただし口座の残高が1000円以下の場合、出金する時は残高全額になります。

同様に出金手数料完全無料の会社としてはレンデックスがあります。レンデックスも毎月何回出金しても手数料は完全無料であり、一切お金がかかりません。そのため数百円程度の分配金を出金して他のソーシャルレンディング会社の口座に入金することもできます。

ラッキーバンクも出金手数料は無料でしたが、現在は案件の募集を停止しています。しかし、6月末にようやく業務の見直し体制が発表されましたので、今後投資案件の募集が再度行われる可能性もあります。募集が再開されれば、行政処分前と同じように出金手数料無料で再投資ができるようになるかもしれません。

1-2 一部出金手数料優遇のあるソーシャルレンディング会社

月間で何度までとはいきませんが、一部出金手数料の優遇があるソーシャルレンディング会社もあります。

クラウドクレジットは毎月1回まで出金手数料が無料になっています。ただし2回目以降の出金は756円の手数料がかかってしまうため、出金は毎月1回に留めておくと良いでしょう。複数の案件にクラウドクレジット内で投資している場合は、全案件の分配金が振り込まれてから出金すると良いでしょう。

またポケットファンディングは、みずほ銀行那覇支店に限り出金手数料が無料となっています。ただし沖縄に住んでいる人でない限り、那覇支店に口座を作るのは難しいです。あまり現実的な施策とは言えないでしょう。

1-3 出金手数料を安くするには

その他maneoマーケット系列のシステムを利用しているソーシャルレンディング会社のほとんどは出金手数料が有料です。maneo自体も出金手数料は有料であり、maneoのメインバンクと異なる銀行に出金すると、最大で432円の出金手数料がかかってしまいます。

その場合ソーシャルレンディング会社と同じ金融機関に口座を作っておくことで、出金手数料を少し抑えることが可能です。ソーシャルレンディング会社では三井住友銀行をメインバンクとしている会社が多く見受けられるので、三井住友銀行には最低限口座を作っておきましょう。

2 デポジット口座のない会社を使う

またもう一つ出金手数料を無料にする手段として、デポジット口座を持たないソーシャルレンディング会社を利用するという手があります。

これらの会社はデポジット口座がないため、毎月の分配金と償還金が自分の登録口座に自動的に無料で振り込まれます。そのため出金手数料を支払う必要がありません。

デポジット口座を所有していない会社は、以下の3社です

  1. SBIソーシャルレンディング
  2. トラストレンディング
  3. クラウドリース

これらのソーシャルレンディング会社は、デポジット口座を投資家ページ内に設けていません。出金手数料が無料になるだけではなく、分配金や償還金が口座内に眠ったままになる心配がないというメリットもあります。

ただし、再投資する場合は同じソーシャルレンディング会社内でも再度振り込まなければいけないので、振込手数料がかかってしまいます。その点に注意しておきましょう。

3 証券会社に入金して入金手数料を節約する

次は入金手数料を安くする手段です。投資家の方によっては、入金手数料の方が出金手数料よりも多くかかっているという人もいるでしょう。証券会社に口座を開設すれば、入金手数料を節約することが可能です。

3-1 SBI証券を利用する

SBI証券は登録している自分の銀行口座から、手数料無料で入金することが可能です。そしてSBI証券からであれば、SBIソーシャルレンディングへの振込も無料です。つまり、SBIソーシャルレンディングの場合、SBI証券に口座を作れば、入金手数料が無料で投資することができます。

そしてSBIソーシャルレンディングは出金手数料が無料なので、SBI証券とSBIソーシャルレンディングの両社を利用することで入金手数料・出金手数料ともに無料にできます。

3-2 GMOクリック証券を利用する

GMOクリック証券はmaneoと提携しているため、GMOクリック証券経由でmaneoのソーシャルレンディング案件に投資できます。そしてGMOクリック証券も登録している銀行口座からの入金手数料が無料なので、maneoに投資する際はGMOクリック証券を利用すれば入金手数料がかかりません。

※maneoマーケットは、2018年7月6日に証券取引等監視委員会から金融庁などに対して行政処分の勧告がされています。投資の際は十分にご注意の上、最新情報をご確認下さい。

4 入金手数料を安くするには

証券会社を窓口にしたい場合、入金手数料を無料にする方法としてはSBIソーシャルレンディングとmaneoの利用が考えられます。そのため銀行の入金手数料無料サービスを併用していきたいところです。ネットバンクは入金手数料を無料にするサービスの条件が比較的緩くなっています。

そこで、以下ではネットバンクに口座を開設することで利用できる入金手数料の無料サービスについてご紹介しておきます。

4-2 楽天銀行を利用する

楽天銀行を自分の給与受取口座にしておけば、月3回まで振込手数料が無料になります。また残高が50万円以上ある場合は入金手数料も月2回まで無料です。普通に振込する場合は3万円以上の入金で258円の手数料がかかります。

楽天銀行の振込手数料には楽天スーパーポイントが利用できるので、楽天のクレジットカードを持っていればポイントが付きますが、それほど用途がない人はポイントを現金代わりに使って振込しても良いでしょう。

5 まとめ

短期投資中心にソーシャルレンディング投資を行う人にとって、入金手数料と出金手数料は特に頭の痛い出費になってくるでしょう。できるだけ無料で出金できるソーシャルレンディング会社、また振込が無料でできる金融機関を利用することで、これらの経費を節約できます。

ぜひ積極的に活用してソーシャルレンディング投資の収益性を高めていきましょう。

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HEDGE GUIDE 編集部 ソーシャルレンディングチーム

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