予防や災害時の活用も。口腔内スキャナーのクラウドアプリ開発ベンチャーがFUNDINNOで資金調達へ

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【歯科3Dデータの徹底活用】口腔内スキャナー画像をスマホアプリで管理可能に!予防・研究・災害時の活用を目指す〈Liex(リエックス)〉

株式投資型クラウドファンディング(CF)サービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で1月12日、「【歯科3Dデータの徹底活用】口腔内スキャナー画像をスマホアプリで管理可能に!予防・研究・災害時の活用を目指す〈Liex(リエックス)〉」の情報が公開された。資金調達に挑むのは、口腔内スキャナーで撮影された3D画像をカラーで共有できるクラウドサービスを提供するRightly株式会社。スマートフォン用アプリを基に、歯科医療のデジタル化を推進し、個々人が自分の歯科データを自由に持ち運べる世界の実現を目指すとしている。目標募集額600万円、上限応募額は1400万円で、募集期間は1月19日〜25日。

同社のサービス「リエックス」は、歯科医院が口腔内スキャナーによって取得した3D画像などをクラウドにアップロードし、スマートフォンやパソコンなどを通じて院内スタッフと患者が情報を共有するというもの。「3D画像は情報の宝庫。目視では確認しづらい部分を拡大して見せることができ、医師や歯科衛生士による治療の説明やセルフケアの要点がより伝わりやすくなる」と同社は説明する。

口腔内スキャナーで撮影された3D画像をカラーで共有できるクラウドサービス「Liex(リエックス)」

しかし、口腔内スキャナーで撮影した画像のデータ形式はメーカーによって異なり、メーカーが提供するサービス外にデータを持ち出してクラウドで共有することは技術的に困難だった。リエックスは、サードパーティー製のメーカー横断クラウド共有アプリで、この課題を解消した。現在は16件の歯科医院にテスト導入され、臨床での応用事例を蓄積している。臨床での応用事例は学会などでの発表が予定されており、同システムの認知拡大・販売促進に繋げたい考え。

Liex(リエックス)の導入事例・実績

さらに、3D画像による照合が可能になれば、身元確認作業の精度と効率化の大幅な向上が見込めるとして、行政・自治体などと連携し、歯科データベースの構築にリエックスのビッグデータを提供していく。ターゲットは全国約6万8000件の歯科医院で、主に口腔内スキャナーを導入している施設を想定。3D画像のビッグデータ化を推進し、歯科治療歴のデータベース化を急ぐ。

歯科医院・患者・歯科技工所・医療機関・行政など、それぞれが歯科データを軸にシームレスに繋がるソリューションで、口腔内の健康意識向上に貢献したい考え。KPIでは、2028年までに国内契約件数累計1200突破を掲げる。

投資は1口10万円 10株、個人投資家は1人5口が上限。特定投資家口座からは100万円、150万円、200万円、250万円、300万円、350万円、400万円、450万円、500万円のコースが選べる。

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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム

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