マネックス証券株式会社は5月31日から米国株スマホアプリ「トレードステーション米国株 スマートフォン」で米国株信用取引の取扱いを開始した。1つのアプリ内で米国株の現物取引と信用取引の両方の取引ができる。アプリにログイン後、メニューバー左上にある口座表示で「信用口座」を選択すると米国株信用取引口座に切替わり、信用取引を始められる。
トレードステーション米国株 スマートフォンは、同社が2017年3月に主要ネット証券で初めて提供を開始した米国株取引専用の高機能スマホアプリ。米国株の注文や注文約定照会、保有銘柄一覧といった基本的な機能に加え、レーダースクリーン(登録銘柄一覧)や、50年以上のデータが参照可能で26種類のテクニカル指標も表示できる高機能チャートなども搭載。今年1月23日から米国株信用取引サービスを開始しており、米国株信用取引サービスもメニューに加え、投資家の利用を促す狙い。
レーダースクリーンや高機能チャートといった機能は米国株信用取引でも同様に利用可能。また、レーダースクリーンで登録されている銘柄リストは米国株現物取引と米国株信用取引で共通のため、信用取引口座でも新たに銘柄を登録する必要がない。
同社の米国株取引は、立会時間中だけではなく、立会時間外のプレ・マーケット、アフター・マーケットでも取引ができ、立会時間を含めると最大12時間の取引が可能。アプリでは、日本時間の夜間や朝でも場所を選ばず信用取引や残高管理が行える。米国株信用取引に関連する画面は米国株現物取引のデザインを踏襲しており、操作方法はこれまでと同様。
今後は、注文種類に期間指定を追加するなど、顧客の利便性向上を目的とした米国株信用取引サービスの機能拡充を行っていく予定。
【ウェブサイト】マネックス証券
【関連記事】マネックス証券の評判・概要

HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム

最新記事 by HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム (全て見る)
- ベトナムの過酷な医療環境のDX化を目指す、問診サポートシステムの開発ベンチャーがFUNDINNOで資金調達へ - 2023年9月21日
- IoT現地認証でモノ・コトをシェアリング。地域のDX化を目指すベンチャーがFUNDINNOでCF - 2023年9月21日
- スコープ3とは?排出量の算定方法や東証上場企業の業種別の開示状況も - 2023年9月21日
- 資金調達のシリーズやラウンドって?スタートアップ投資で知っておきたいファイナンスの話 - 2023年9月21日
- 国内メーカー企業のESG・サステナビリティの取り組みは?上場企業の取り組み事例も - 2023年9月21日