金融商品取引業を営むGMOクリック証券株式会社は12月25日、NTTコムオンライン・マーケティング・ソリューション株式会社が実施した「NTTコム オンライン NPSベンチマーク調査 2020」でネット証券部門第1位を獲得したと発表した。NPS(ネット・プロモーター・スコア)は「商品・サービスなどを家族や友人・知人にどのくらいお薦めしたいか?」という質問への回答から算出される、顧客ロイヤルティを測る指標。NTTコムオンラインでは2016年から業界別のNPSベンチマーク調査を実施、各業界のNPSランキングトップ企業を公表している。19年のネット証券第1位は、株式会社SBI証券だった。
Net PromoterおよびNPSは、米国のコンサルティング企業のベイン・アンド・カンパニー、著述家のフレッド・ライクヘルド、サトメトリックス・システムズの登録商標。2003年の開発以降、製品やサービスに対する顧客ロイヤルティ(忠誠度)の指標として、さまざまな業種で採用されている。
今回の調査は、インターネットリサーチモニターのうち調査対象となる証券会社に口座を保有し、過去1年以内に利用した人を対象に実施、有効回答者数は2868人。GMOクリック証券は「公式アプリの使いやすさ・分かりやすさ(該当者のみ回答)」や「資産運用に対する期待通りの成果」の項目で満足度トップと評価され、調査対象となったネット証券6社(auカブコム証券、GMOクリック証券、SBI証券、松井証券、マネックス証券、楽天証券)の中で1位の評価を得た。「今後も一人でも多くの方々にとって投資がもっと身近で便利な存在となるよう、より良いサービスの提供に努めていく」とコメントしている。
なお、対面証券部門では、株式会社大和証券が1位となった。
【関連サイト】GMOクリック証券
※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム
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