貸付投資のオンラインプラットフォーム「Funds(ファンズ)」を運営するファンズ株式会社は9月20日から楽天証券株式会社を通じたファンドの募集の取扱いを開始する。楽天証券では新たな投資商品「利回り投資(Funds)」として提供する。
取扱い予定ファンドの借り手企業は、ファンズ社および楽天証券両社の基準を満たす上場企業およびその子会社、関連会社。出資金額は1口1円から1円単位(ファンドにより異なる)。申込方法は、楽天証券のホームページからファンズに取り次ぐ形式。 申込みにはファンズの口座開設が別途必要となる。
第1号として9月28日から株式会社マネーフォワードが借り手となるファンド「マネーフォワードMEファンド#1」の募集の取扱い開始を予定。募集要項や「Funds(ファンズ)」の口座開設方法は9月20日にホームページで公開する。
利回り投資(Funds)の開始について、楽天証券は、「投資信託のようにクラウドファンディング運営会社を通じて複数投資家の資金を集めて貸し付けられるため、1口の投資額を小口化できる。投資家は、資金を貸し付けることで 拠出額に応じて発行時点で決まっている利率分の利息を変動なく受け取れ、 比較的安定した資産形成ができる」とメリットを説明する。
ファンズは今年8月末現在、 上場企業を中心とした67社が組成する229ファンドを取り扱い、全ファンドで遅延や貸倒れなどなく、個人投資家への安定的な分配を行っている。大手銀行の定期預金が利回り0.002%と低い水準が続いている中、Fundsでは上場企業の信用リスクに紐づいた商品設計で1~2%台の利回りが中心。
新サービスには、800万超の口座を有する楽天証券と連携することで、ファンズのユーザーに対しても新たな投資機会としたい考え。また、投資家からの資金流入の増加は、ファンドの規模拡大にも繋がり、大手企業のファイナンスニーズにも対応可能になるほか、多額の資金需要がある大手企業の資金調達支援も実現できると期待している。
楽天証券は9月20日~11月14日の期間中、楽天証券経由でファンズの新規口座開設を行い30万円以上の初回投資をした人を対象に、もれなく「楽天ポイント」3000ポイントを進呈するキャンペーンを予定している。
また、ファンズ社は9月15日、お金の見える化サービス「マネーフォワード ME」と連携を開始。ファンズで口座開設をしているユーザーは残高などの口座情報が確認でき、 さらに保有する貸付ファンド資産を他の資産と一元的に管理できる。「Funds連携記念キャンペーン」を同日から29日まで実施する。期間中にエントリーのうえ、マネーフォワード MEでファンズを新規連携した人の中から、抽選で500名にAmazonギフト券1000円分をプレゼントする。
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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
HEDGE GUIDE 編集部 ソーシャルレンディングチーム
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