株式会社日本クラウドキャピタルが運営する株式投資型クラウドファンディング(CF)サービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で、251案件「【金融、政府機関なども採用】自動化が進まないシステムテスト現場を<ブロック組み立て>手法を用いて超改革!クラウド化で世界中の『脱・手作業』に挑む」(申込期間7月20日〜22日)の情報が公開されている。目標募集額1503万円、上限応募額5994万円で1口9万円、1人5口まで。
株式発行者の株式会社フロンテスは、システム開発におけるテストの自動化ツール「STAR-RPA」の開発・販売を行う企業。「かつての『3K(きつい・汚い・危険)』に代わり、日本のIT業界は『新3K(きつい・帰れない・給料が安い)』と揶揄される状況にある。テスト環境を効率化できるSTAR-RPAをグローバル・スタンダードに」とアピールする同社のビジネスモデルと事業戦略を紹介する。
システム開発では、運用前に人間がテスト操作を行って記録・再生を行う。システムの開発手法には、工程に沿って順に開発を進める「ウォーターフォール型開発」と、設計・実装とテストを細かく繰り返す「アジャイル型開発」の2つが主流だが、どちらの手法でも開発したプログラムが正しく動くかどうかのテストが不可欠。エンジニアは長時間労働を余儀なくされ、品質やモラルの低下、ひいては新3Kを招きやすくなってしまう。この過程を自動化により効率化、システムの品質向上やエンジニアの働き方改革、さらにはこれまでテストにかけていた工数を他の作業に割けるなど、多くのメリットがある。これがSTAR-RPAの開発理由だ。
STAR-RPAではまずテストシナリオを用意し、画面や操作、テスト用データを登録すると、自動でテスト動作を組み立てて実行する。記録のための操作が必要ないため、テストにかかる時間を大幅に削減できる。さらに、テストの結果が正しいかどうかの検証用プログラムも、登録されたロジックから自動生成するので新たにコードを書く必要もなく、人間が行うのはシナリオやデータなどの準備と登録だけ。また、操作やデータの一部が変更になっても自動的に新しい内容で組み立て直せるため、仕様変更に強いのも特徴。システム開発が完了した部分からテストを実施することができ、開発期間を短縮することも可能。テスト仕様書の作成や証跡保存など、テストにまつわるあらゆる属人的な作業を一気通貫で提供できるプラットフォームとした。
現在は自動テスト1本35万円(税別)、テスト管理1本15万円(税別)で提供しており、開発費用は回収済み。これまではオンプレミス(自社運用)で提供してきたが、今年秋を目途にクラウド版の提供も開始する体勢となった。料金形態は基本料金+従量課金、もしくは定額のサブスクリプション型で、ユーザーに合わせて選択できる。金額は月額3~4万円を想定。日本をはじめ、世界のテスト環境を変えるグローバル・スタンダードを目指していく。
IPOは2025年を予定し、同年の売上高約17億円を想定。21年にAWS(アマゾン)向けクラウドサービスを展開、22年にAzure(マイクロソフト)、SalesForce(セールスフォース)向けクラウドサービスの開始、IBMCloud(IBM)によるテスト受託、海外クラウドサービス開始、23年にGoogleCloud(グーグル)向けクラウドサービスの開始と、海外の巨大IT企業をターゲットとしている。25年までにSTAR-RPAクラウド版アカウント数3000件以上の獲得を計画する。
ファンディーノを運営する日本クラウドキャピタルは、累計成約額55億円を記念してキャンペーン(開催期間7月1日〜8月31日)を実施中。期間中にファンディーノで投資家登録を完了した先着2000人にAmazonギフト券(コードタイプ)1000円分をプレゼントする。投資家登録の際の本人確認はオンラインか郵送の2種類で、オンラインの場合は免許証などのスマートフォン撮影(WEB上でかんたん本人確認)を行い、審査結果の案内メールの受信をもって登録が完了。郵送は本人確認書類の写し2種類を添付し、審査後にアクティベートコードが郵送される。配布は10月中旬以降の予定。
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【関連ページ】FUNDINNO(ファンディーノ)の評判・概要
ファンディーノでは、2021年7月1日(木)〜2021年8月31日(火)まで投資家デビューキャンペーンを実施中。期間中にファンディーノで投資家登録を行い、アクティベートまで完了した先着2000人にAmazonギフト券(コードタイプ)1000円分をプレゼントする。本人確認の方法は3種類あり、本人確認方法によって登録完了までのフローが異なる。ギフト券は10月中旬以降、当選者宛に登録メールアドレスへ送付される。
※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム
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