金券・クオカードがもらえる株主優待銘柄は?10社紹介【2022年度】

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株主優待の特典にはさまざまなものがありますが、買い物に幅広く使用できる金券やクオカードがもらえるケースもあります。そこで今回は、金券またはクオカードがもらえる株主優待を用意している銘柄10社を紹介します。その他の特典がもらえる銘柄もありますので、銘柄選びの参考にしてください。

※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定銘柄への投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
※2022年4月13日時点の情報をもとに執筆しています。最新の情報は、ご自身でもご確認をお願い致します。

目次

  1. 金券がもらえる株主優待4選
    1-1.エー・ピーホールディングス
    1-2.イオンモール
    1-3.イオン
    1-4.小林洋行
  2. クオカードがもらえる株主優待6選
    2-1.ブラス
    2-2.進学会ホールディングス
    2-3.ベネフィットジャパン
    2-4.ジャパンインベストメントアドバイザー
    2-5.IBJ
    2-6.早稲田アカデミー
  3. まとめ

1.金券がもらえる株主優待4選

まず金券を受け取れる株主優待銘柄を4つ紹介します。

1-1.エー・ピーホールディングス

銘柄 エー・ピーホールディングス
証券コード 3175
株価 442円
必要な投資金額 44,200円
権利確定月 3月
優待に必要な最低株数 100株
優待利回り 6.78%
主な優待内容 3,000円分の株主優待券または3kg分のお米券

※2022年4月13日時点のデータ

エー・ピーホールディングスは、「塚田農場」をはじめとした飲食店、食品販売店を手掛ける企業です。毎年3月末日の株主に対し、3,000円分の株主優待券または3kg分のお米券を進呈しています。

優待券は塚田農場などのグループ直営店舗で利用可能です。お米券を希望する場合、いったん送付された株主優待券を返送する必要があります。

1-2.イオンモール

銘柄 イオンモール
証券コード 8905
株価 1,528円
必要な投資金額 152,800円
権利確定月 2月
優待に必要な最低株数 100株
優待利回り 1.96%
主な優待内容 ・イオンギフトカード
・カタログギフト
・カーボンオフセットサービス

※2022年4月13日時点のデータ

イオンモールの株主優待は、イオンギフトカード、カタログギフト、カーボンオフセットサービスの3つのコースから1つ選ぶ仕組みです。イオンギフトカードの場合、保有株数が100~499株なら3,000円分、500~999株では5,000円分、1,000株以上では10,000円分がもらえます。

また3年以上保有者を対象に、下記のように別途イオンギフトカードを進呈しています。

保有株式数 イオンギフトカード
1,000~1,999株 2,000円
2,000~2,999株 4,000円
3,000~3,999株 6,000円
5,000株以上 10,000円

1-3.イオン

銘柄 イオン
証券コード 8267
株価 2,512円
必要な投資金額 251,200円
権利確定月 2月・8月
優待に必要な最低株数 100株
優待利回り
主な優待内容 ・株主優待カード(イオンオーナーズカード)
・イオンギフトカード

※2022年4月13日時点のデータ

前出のイオンモールと同様、3年以上保有者を対象にイオンギフトカードを進呈しています。必要な保有株数とギフトカードの額面金額も、イオンモールと同様です。

1-4.小林洋行

銘柄 小林洋行
証券コード 8742
株価 230円
必要な投資金額 23,000円
権利確定月 3月
優待に必要な最低株数 100株
優待利回り 3.79%
主な優待内容 お米券

※2022年4月13日時点のデータ

小林洋行は不動産賃貸やゴルフ場運営などを手掛ける企業であり、株主優待制度では全国共通お米券を進呈しています。100株以上では2枚、1,000株以上では5枚がもらえます。なお、お米券の価値は1枚あたり440円です。

2.クオカードがもらえる株主優待6選

ここからはクオカードがもらえる株主優待を6つ紹介します。

2-1.ブラス

銘柄 ブラス
証券コード 2424
株価 821円
必要な投資金額 82,100円
権利確定月 7月
優待に必要な最低株数 100株
優待利回り 121.8%
主な優待内容 ・披露宴割引券10万円相当
・クオカード1,000円相当(※200株保有の場合)

※2022年4月13日時点のデータ

株式会社ブラスは、愛知県名古屋市に本社を構え、結婚式場を運営している企業です。

優待利回りが高い数字となっているのは、もらえる披露宴割引券が10万円相当であることが要因です。なおクオカードをもらうには、200株以上を保有する必要があります。

2-2. 進学会ホールディングス

銘柄 進学会ホールディングス
証券コード 9760
株価 334円
必要な投資金額 33,400円
権利確定月 3月
優待に必要な最低株数 100株
優待利回り 11.97%
主な優待内容 ・クオカード1,000円相当
・自社運営の学習塾・スポーツクラブで使える優待割引券3,000円相当

※2022年4月13日時点のデータ

学習塾を運営している企業で、学研ホールディングスとは資本業務提携、市進教育グループとは業務提携を交わしています。100株以上の保有者は1,000円分のクオカード、希望する場合は学習塾やスポーツクラブで使える株主優待券3,000円相当がもらえます。

2-3.ベネフィットジャパン

銘柄 ベネフィットジャパン
証券コード 3934
株価 2,130円
必要な投資金額 213,000円
権利確定月 3月
優待に必要な最低株数 100株
優待利回り 16.9%
主な優待内容 ・クオカード500円分
・ONLYROBO ロボホンプレミアムの本体購入に利用できる割引クーポン36,000円相当
・自社が提供するモバイルWi-Fi通信サービス「ONLY Mobile Speedyプラン(レンタル)」の月額割引クーポン15,600円相当
・自社グループが提供する天然水宅配サービス「日本のおいしい天然水」の購入割引クーポン9,600円相当

※2022年4月13日時点のデータ

ベネフィットジャパンは通信サービスを展開している企業です。自社サービス名を「ONLYSERVICE」と総称して、SIMカード、デバイス、光インターネットなどを提供しています。

株主優待ではクオカードの他、自社商品の「ロボホンプレミアム」の36,000円相当の割引クーポン、「日本のおいしい天然水」の割引クーポン9,600円分がもらえます。

2-4.ジャパンインベストメントアドバイザー

銘柄 ジャパンインベストメントアドバイザー
証券コード 7172
株価 1,181円
必要な投資金額 118,100円
権利確定月 12月
優待に必要な最低株数 100株
優待利回り 8.0%
主な優待内容 ・クオカード500円相当
・日本証券新聞デジタル版購読券9,000円相当(3ヶ月分)
※継続保有による優待の追加もあり

※2022年4月13日時点のデータ

ジャパンインベストメントアドバイザーは、金融ソリューションを提供している企業で、オペレーティング・リース事業を主力事業として推進しています。

株主優待では100株以上の保有者を対象に、クオカード500円分と日本証券新聞デジタル版3ヶ月購読券9,000円相当を進呈しています。継続保有により、クオカードの金額・日本証券新聞の購読券の金額がともに増加する特典もあります。

2-5.IBJ

銘柄 IBJ
証券コード 6071
株価 743円
必要な投資金額 74,300円
権利確定月 6月・12月
優待に必要な最低株数 500株
優待利回り 8.0%
主な優待内容 ・クオカード500円相当
・株主限定パーティー無料招待券(1枚4,000円相当)
・日本結婚相談所連盟に加盟する結婚相談所で利用できる割引券(1枚30,000円相当)
※500株以上保有の場合

※2022年4月13日時点のデータ

IBJはブライダル事業を主軸とし、結婚相談所、婚活パーティー、婚活サイトなどを運営する企業です。2021年の成婚数は1万組以上で、日本の成婚数の2%を占めています(IBJによる発表)。

株主優待では500株以上の保有者を対象とし、クオカードの他に結婚相談所割引券30,000円相当も進呈しています。

2-6.早稲田アカデミー

銘柄 早稲田アカデミー
証券コード 4718
株価 1,037円
必要な投資金額 103,700円
権利確定月 3月・9月
優待に必要な最低株数 100株
優待利回り 5.78%
主な優待内容 ・クオカード1,000円相当(100株保有3年以上継続で2,000円相当)
・グループ内サービスで利用できる株主優待券(1枚5,000円相当、3年以上保有継続で10,000円相当)

※2022年4月13日時点のデータ

早稲田アカデミーは進学塾・学習塾を運営する企業で、中学受験・高校受験・大学受験に対応しています。対面授業以外に双方向のWeb授業を選ぶことも可能です。

株主優待では100株以上の保有者にクオカード1,000円分と、グループで利用できる株主優待券を進呈しています。

まとめ

金券やクオカードがもらえる株主優待銘柄を全部で10本紹介しました。飲食店、小売、ブライダル、学習塾などさまざまな業種の企業があります。

クオカードを進呈する企業では、グループ内の商品・サービスで利用できる株主優待券も貰えるケースが多く見られます。投資先を検討する際には、企業のサービスを利用する機会があるかも考慮すると良いでしょう。

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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム

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