SBIネオトレード証券では、株式手数料や信用取引の金利が優遇されるキャンペーンが実施されています。もともと、SBIネオトレード証券の現物株手数料や信用取引の買方金利はネット証券の中でも最安値水準ですが、キャンペーンを利用することでさらに優遇された環境で取引を行えるのが特徴です。
そこでこの記事では、SBIネオトレード証券で2021年12月に実施されているキャンペーン情報について詳しくご紹介します。SBIネオトレード証券をご利用中の方、手数料などのコスト負担を抑えたい方は、参考にしてみてください。
※また、本記事は2021年11月30日時点の情報をもとに執筆されています。最新の情報については、ご自身でもよくお調べの上、ご利用ください。
目次
- SBIネオトレード証券のキャンペーンの特徴
1-1.SBIネオトレード証券とは?
1-2.過去に実施されたキャンペーンの特徴 - SBIネオトレード証券で実施中のキャンペーン
2-1.《社名変更1周年記念》国内現物手数料引下げキャンペーン
2-2.信用取引デビュー応援!金利優遇キャンペーン
2-3.入金・入庫キャンペーン - SBIネオトレード証券のキャンペーンに参加する方法
- SBIネオトレード証券のキャンペーンに参加する際の注意点
- まとめ
1 SBIネオトレード証券のキャンペーンの特徴
SBIネオトレード証券は2021年1月1日に旧ライブスター証券から社名変更したインターネット専業証券会社です。社名変更前は取引手数料の安さで知られた証券会社でしたが、SBIホールディングス傘下になった後もその特徴は引き継がれています。
1-1 SBIネオトレード証券とは?
SBIネオトレード証券で取引できる主な金融商品は、現物株式、信用取引、先物・オプション、投資信託です。他のネット証券と比べてやや少なめの商品ラインナップとなっていますが、SBIネオトレード証券では厳選された金融商品を業界最安水準の手数料で取引できます。
例えば、2019年12月10日、他社に先駆けて信用取引の取引手数料無料化を実現し、2021年8月2日には現物株式の定額プラン手数料を下表のように一部無料化するなど、利用者の手数料負担を軽減する仕組みが強みとなっています。
1日の約定代金合計額 | 定額プラン手数料 |
---|---|
50万円以下 | 無料 |
50万円超~100万円以下 | |
100万円超~150万円以下 | 880円 |
150万円超~200万円以下 | 1,100円 |
200万円超~300万円以下 | 1,540円 |
以降100万円超過ごと | 295円を加算 |
また、SBIネオトレード証券は、IPO株の抽選に事前の口座入金不要で参加することができるため、資金をあまり準備できない利用者でも数多くのIPO抽選に参加できる機会が設けられています。
1-2 過去に実施されたキャンペーンの特徴
SBIネオトレード証券で過去に実施されたキャンペーンでは、ポイント付与や信用取引の金利優遇など様々な特典が用意されていたため、幅広い利用者が優遇された投資環境で取引を行える内容となっています。
キャンペーン | 概要 |
---|---|
Twitterリツイートキャンペーン | 指定されたツイートをリツイートした方にAmazonなどで使える「giftee Box 500ポイント」を抽選で1,000名にプレゼント。 |
信用金利優遇キャンペーン | 全ての利用者を対象に無条件で通常2.30%の制度信用取引の買方金利を1.80%に優遇。 |
信用取引買方金利優遇キャンペーン | 上記の信用金利優遇キャンペーンと同時期に実施されたキャンペーンで、条件を満たした方の一般信用取引の買方金利を2.75%→1.97%に引き下げ、制度信用は上記と同様に1.80%に優遇。 |
例えば、TwitterのリツイートキャンペーンはSBIグループ参画1周年記念として実施されたもので、IPOやキャンペーン情報などを配信するSBIネオトレード証券のTwitterをリツイートすることが参加条件となっていたキャンペーンです。
他の2つのキャンペーンは、信用取引の買方金利が優遇されるキャンペーンでしたが、2021年12月以降は、信用取引デビューをする初心者向けの金利優遇キャンペーンや、現物株式手数料がさらに安くなるキャンペーンが実施されています。
2 SBIネオトレード証券で実施中のキャンペーン
ここからは、SBIネオトレード証券で2021年12月に実施されているキャンペーン情報について確認してみましょう。
2-1 《社名変更1周年記念》国内現物手数料引下げキャンペーン
SBIネオトレード証券は、2022年1月1日で社名変更から1周年を迎えることを記念し、国内現物株の手数料を大幅に引き下げるキャンペーンを実施中です。
1注文ごとに手数料の発生する「一律プラン」での現物株式取引が対象となり、以下の表の通り、50万円超の取引は330円(税込)のキャンペーン手数料が適用されます。
約定代金 | キャンペーン手数料(税込) | 通常手数料(税込) |
---|---|---|
5万円以下 | 50円 | 50円 |
5万円超~10万円以下 | 88円 | 88円 |
10万円超~20万円以下 | 100円 | 100円 |
20万円超~50万円以下 | 198円 | 198円 |
50万円超~100万円以下 | 330円 | 374円 |
100万円超~150万円以下 | 440円 | |
150万円超~300万円以下 | 660円 | |
300万円超 | 880円 |
対象者はSBIネオトレード証券に口座を保有している全ての利用者です。対象期間は、2021年12月1日〜2022年1月31日までの約定分となるため、期間中は誰でも50万円超の現物株式をいつもより割安な手数料で取引することができます。
2-2 信用取引デビュー応援!金利優遇キャンペーン
金利優遇キャンペーンは、2021年10月1日〜12月30日までの期間限定で新規に信用取引口座を開設した方が対象となるキャンペーンです。信用口座開設完了の4営業日後から翌々月末まで制度信用取引にかかる買方金利が2.3%から1.8%に優遇されます。
信用取引とは、現金や株式などを証券会社に保証金として預け、資金や株式などを借りて売買を行う取引です。SBIネオトレード証券では、最大で預けた保証金の約3.3倍の金額を取引できるため、資金の運用効率が上がり、現物取引よりも大きな利益を目指せるのが特徴です。
また、現物株式とは異なり、「売り」から取引を始めることもできるため、相場の下落局面でも売買益を目指して運用できる点も大きな特徴となっています。一方、元手以上の資金を運用するため、損失も大きくなりやすい点には注意が必要です。
信用取引は大きく2つの取引に分類されますが、このキャンペーンの対象となるのは証券取引所が定めた一定の基準を満たした銘柄のみが取引対象となる「制度信用取引」のみです。制度信用取引は6か月以内の限られた期間で対象銘柄を売買することができます。
制度信用取引で株を買うために証券会社から借りるお金の利息が買方金利であり、キャンペーンが適用されると、優遇金利1.8%が適用されます。
なお、もう一つの信用取引の分類は証券会社が独自に定めた銘柄を取引する「一般信用取引」です。一般信用取引は原則無期限で取引できますが、SBIネオトレード証券の一般信用取引では「買い」からのみの扱いとなっています。
2-3 入金・入庫キャンペーン
「入金・入庫キャンペーン」は、入金額や入庫額によって信用取引の買方金利が優遇されるキャンペーンです。入金とは証券口座に買付資金などを入金した金額のことで、入庫は他の証券会社などに預けている株券(投資信託を除く)をSBIネオトレード社に移管した金額となります。
優遇金利は、制度信用取引と一般信用取引の両方の買方金利に適用されます。入庫・入金額によって適用される金利は以下の通りです。
入庫・入金額 | 制度信用買方金利 | 一般信用買方金利 |
---|---|---|
10億円以上 | 1.19% | 1.59% |
5億円以上10億円未満 | 1.48% | 1.75% |
5,000万円以上5億円未満 | 1.75% | 1.99% |
通常金利 | 2.30% | 2.75% |
2021年12月1日〜12月30日までの間に5,000万円以上の入庫・入金額をクリアすると、条件達成週の翌々週第1営業日から2022年2月28日までの期間、保有している全ての買建玉に優遇金利が適用されます。
3 SBIネオトレード証券のキャンペーンに参加する方法
「国内現物手数料引下げキャンペーン」はSBIネオトレード証券に口座を保有している全ての方が対象で、エントリー等の操作は一切不要です。
1注文ごとに手数料の発生する「一律プラン」を選択し、50万円超の現物株式取引を行えばキャンペーンの一律手数料330円が自動的に適用されます。
なお、SBIネオトレード証券の口座を持っていない場合でも、新規口座開設手続きを行うことで1月31日までに約定した取引についてキャンペーンの対象となります。
口座開設では、マイナンバーカードまたは運転免許証とマイナンバー通知カードなどの書類も必要になるので、準備してから手続きを進めましょう。
また、「金利優遇キャンペーン」もエントリー等の操作は不要です。信用取引の口座を新規に開設という条件を満たすことで優遇金利の適用を受けることができます。
すでにSBIネオトレード証券に証券総合口座を持っている場合、証券総合口座にログイン後、「信用取引」のタブから新規で信用取引口座の申込みが可能です。一方、証券口座を開設していない場合、証券口座と信用取引口座を同時に申し込むこともできます。
このほか、「入金・入庫キャンペーン」もエントリー不要です。判定期間である2021年12月1日〜12月30日までに5,000万円以上の入庫・入金額を達成すると自動的に優遇金利が適用されます。
なお、金利優遇キャンペーンでも制度信用取引の買方金利が優遇されますが、他の優遇プログラムの条件を同時に達成した場合、自動的に有利な金利条件が適用される仕組みになっています。
4 SBIネオトレード証券のキャンペーンに参加する際の注意点
「国内現物手数料引下げキャンペーン」は、「一律プラン」のみに適用される手数料です。1日の約定代金合計額に対して手数料の発生する「定額プラン」では、キャンペーンの手数料が適用されないため、留意しておきましょう。
「定額プラン」で取引を行っている場合、キャンペーン対象となるには手数料プランの変更手続きが必要です。口座にログイン後、「お客様情報」のタブから手数料プランを変更できるので、営業日の15時30分までに手続きを行うと翌日から変更後のプランが適用されます。
なお、1日の約定代金合計額が100万円以下の場合、「定額プラン」の取引手数料は無料です。そのため、1日の約定代金との兼ね合いを考えながら、より有利な手数料プランを選ぶことが大切です。
一方、「金利優遇キャンペーン」は、新規で信用取引口座を申し込む方のみが優遇金利の対象です。過去に信用取引口座を開設したことのある方は再申込で開設しても対象とはなりません。
また、信用取引口座は審査などで口座開設の完了までに時間がかかることもあります。そのため、12月30日のキャンペーン終了までに口座開設を完了できるよう時間的な余裕を持って手続きを進めることも大切です。
そして、「入金・入庫キャンペーン」の入庫・入金額とは、期間中の純入金額(入金-出金)に純入庫額(入庫の時価-出庫の時価)を1.5倍した金額を合計した金額です。他社から移管する株券などは1.5倍で換算されることになるので、正確な金額を事前によく確認しておきましょう。
また、入庫処理や出庫処理は事務処理に時間がかかる場合もあります。ギリギリで入庫処理を行うと判定期間内に口座に反映されないケースなども出てくるので、余裕をもって移管などの処理を進めることが重要です。
まとめ
SBIネオトレード証券では2021年12月も株式の取引手数料や信用取引の買方金利が安くなるキャンペーンが実施されています。各キャンペーンは全てエントリー不要なので、適用条件を満たせば誰でも参加可能です。
ただし、利用中の取引プラン等によってはキャンペーンの対象外となる可能性もあるので、参加する際は注意点などにも留意しながら検討してみてください。
- 外国株(米国株など)が買えるネット証券会社
- IPO投資に強い証券会社、少額からIPOに参加できるサービス
- 25歳以下の現物株式の取引手数料が実質0円の証券会社
- 大手証券会社が提供している株式投資サービス
- 少額で株式投資ができるサービス
HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム
最新記事 by HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム (全て見る)
- 見守り市場に変革を。介護テックベンチャーがFUNDINNOで9/25募集開始 - 2024年9月20日
- 高速硬化性樹脂で日本の強靭化に貢献。日本総代理店がFUNDINNOで資金調達 - 2024年9月13日
- 子どもが安心安全に利用できるSNSアプリで事業拡大。運営ベンチャーがFUNDINNNOで8/31CF開始 - 2024年8月30日
- DMM株の評判は?メリット・デメリットやアカウント登録手順も - 2024年8月30日
- 採用のミスマッチ・入社後ギャップを解消するテックベンチャーがFUNDINNOで3度目のCF - 2024年8月29日