SBIネオトレード証券、2021年10月のキャンペーン情報まとめ

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SBIネオトレード証券は、SBIグループのオンライン証券会社です。SBIネオトレード証券は業界最低水準の取引手数料を強みとしており、信用取引や先物・オプション取引、投資信託なども取り扱っているほか、2021年10月中は入金額·入庫額によって信用取引の買方金利が優遇されるキャンペーンが実施されています。

この記事では、SBIネオトレード証券が10月に実施しているキャンペーンを詳しくご紹介するので、SBIネオトレード証券や信用取引に関心のある方は、参考にしてみてください。

※本記事は、2021年9月30日時点の情報をもとに執筆されています。最新の情報については、ご自身でもよくお調べの上、ご利用ください。

目次

  1. SBIネオトレードのキャンペーンとは
    1-1.SBIネオトレード証券とは
    1-2.SBIネオトレード証券の特徴
  2. SBIネオトレードの実施中のキャンペーン
  3. SBIネオトレードのキャンペーンの注意点
  4. SBIネオトレードのキャンペーンの評判
  5. SBIネオトレードのキャンペーンに参加する方法
  6. まとめ

1 SBIネオトレードのキャンペーンとは

SBIネオトレード証券では、信用取引の買方金利が低くなる「入金・入庫キャンペーン」を実施中です。SBIネオトレード証券はもともと、信用取引の手数料や金利の安さに定評のある証券会社ですが、このキャンペーンを利用すると信用取引の買方金利がさらに優遇されます。

1-1 SBIネオトレード証券とは

SBIネオトレード証券は1948年に設立された歴史ある証券会社で、当初の社名は「更栄証券株式会社」でしたが、2011年には「株式会社ライブスター証券」に社名を変更します。

そして、2020年にはSBIフィナンシャルサービシーズ株式会社の連結子会社となり、SBIグループに入って、2021年1月に「株式会社SBIネオトレード証券」に商号変更した会社です。

1-2 SBIネオトレード証券の特徴とは

SBIネオトレード証券で取り扱っている主なサービスは、株式現物取引、株式信用取引、日経先物・オプション取引、投資信託の4つとなります。中でも株式現物取引は、手数料の安さが強みとなっており、投資スタイルに併せて2つの料金プラン(定額プラン、一律プラン)から現物取引手数料を選択できる仕組みです。

定額(おまとめ)プランは、1日の約定代金に応じて手数料がかかるタイプです。1日の約定代金が100万円以下の場合、以下の通り、手数料が0円となります。

1日の総約定代金 手数料
100万円以下 0円
100万円超え150万円以下 880円
150万円超え200万円以下 1,100円
200万円超え300万円以下 1,540円
以後100万円単位超過ごと 295円ずつ増加

(すべて税込表記)

一律(つどつど)プランは、1回の約定ごとに手数料がかかるプランです。100万円以下の取引でも手数料はかかりますが、約定額が大きくなると手数料が定額(おまとめ)プランと比較して安くなるのが特徴です。

1注文ごとの約定代金 手数料
5万円以下 50円
5万円超え10万円以下 88円
10万円超え20万円以下 100円
20万円超え50万円以下 198円
50万円超え100万円以下 374円
100万円超え150万円以下 440円
150万円超え300万円以下 660円
300万円超え 880円

(すべて税込表記)

このほか、SBIネオトレード証券は信用取引でも手数料が安く、金利も低いのが強みです。期日返済や強制返済などの特殊なケースを除き、約定金額を問わず信用取引手数料は0円となっています。

さらに、信用取引で株式を購入する際に発生する買方金利も低くなっており、制度信用取引で2.30%、一般信用取引で2.75%です。このようなコスト面の強みにより、SBIネオトレード証券はネット証券の中において一定のシェアを獲得しています。

また、SBIネオトレード証券では、株式以外にも日経225先物・オプション取引ができるほか、同じSBIグループであるレオス・キャピタルワークスが手がける投資信託「ひふみプラス」「ひふみワールド+」を取り扱っています。

2 SBIネオトレードで実施中のキャンペーン

SBIネオトレードで2021年10月に実施中の「入金・入庫キャンペーン」では、SBIネオトレード証券に一定以上の金額を入金・入庫すると、信用取引の買方金利を優遇してもらえます。SBIネオトレード証券の買方金利はもともと低いのですが、このキャンペーンを利用すると金利がさらに優遇されます。

キャンペーン名 入金・入庫キャンペーン
キャンペーン期間 2021年7月1日~2021年12月30日
キャンペーン適用条件 一定金額の入金・入庫
特典内容 信用買方金利の優遇

通常のSBIネオトレード証券の信用取引における買方金利は、制度信用取引の場合2.30%、一般信用取引の場合2.75%です。一方、「入金・入庫キャンペーン」では、最大で制度信用取引1.19%、一般信用取引1.59%まで下がるのが特徴です。具体的な適用条件は以下の通りです。

入庫・入金額 制度信用買方金利 一般信用買方金利
通常の場合 2.30% 2.75%
5,000万円以上5億円未満 1.75% 1.99%
5億円以上10億円未満 1.48% 1.75%
10億円以上 1.19% 1.59%

具体的には5,000万円以上の入金や出庫により、買方金利の優遇を受けられます。これらの金利を他のネット証券と比較すると以下の通りです。

証券会社名 適用条件 制度信用買方金利 一般信用買方金利
SBIネオトレード証券 通常 2.30% 2.75%
5,000万円以上5億円未満 1.75% 1.99%
5億円以上10億円未満 1.48% 1.75%
10億円以上 1.19% 1.59%
SBI証券 通常 2.80% 2.80%
楽天証券 通常 2.80% 2.80%
松井証券 通常 3.10% 4.10%

なお、「入金・入庫キャンペーン」では入金や入庫金額を判定する期間が定められており、その判定期間に条件を達成することにより、対応する優遇期間において金利の優遇を受けることができます。詳細は以下の通りです。

判定期間 優遇期間
2021年7月1日~2021年7月30日 条件達成週の翌々週第1営業日~2021年9月30日
2021年8月2日~2021年8月31日 条件達成週の翌々週第1営業日~2021年10月31日
2021年9月1日~2021年9月30日 条件達成週の翌々週第1営業日~2021年11月30日
2021年10月1日~2021年10月29日 条件達成週の翌々週第1営業日~2021年12月30日
2021年11月1日~2021年11月30日 条件達成週の翌々週第1営業日~2022年1月31日
2021年12月1日~2021年12月30日 条件達成週の翌々週第1営業日~2022年2月28日

3 SBIネオトレードのキャンペーンの注意点

「入金・入庫キャンペーン」を利用する際は、入金や入庫の意味についてしっかり理解しておくことが大切です。

入金日とはSBIネオトレード証券の証券口座に反映処理がされた日付です。入金とは純入金額のことを指し、出金すると判定上の入金額から差し引かれます。

例えば、2,500万円を入金した後、その2,500万円を出金し、再度2,500万円を入金した場合、入金額のみを見ると2,500万円+2,500万円=5,000万円となり、数字上は適用条件を満たしているように見えますが、途中で2,500万円出金しているため、2,500万円−2,500万円+2,500万円=2,500万円となり、適用条件を満たすことができません。

また、入庫日とはSBIネオトレード証券の預かり残高に反映された日付です。時価評価は入庫日の終値で評価され、入金の場合と同じく純入庫額で判定が行われるので、出庫すると判定額から差し引かれる点に注意しておきましょう。

なお、入庫では、入金と比べて判定の計算上有利な部分もあります。純入庫額は1.5倍で計算し、条件達成の判定に利用できます。例えば、終値換算で4,000万円の株券を入庫した場合、条件達成の判定上は4,000万円×1.5=6,000万円となるので、他の出庫・出金がなければ条件達成となります。

さらに、判定期間中に入金・入庫の両方があれば合算して判定に利用できます。例えば、判定期間中に2,000万円の純入金および終値換算で2,000万円の純入庫があった場合、2,000万円+(2,000万円×1.5)=5,000万円となり、細かい計算を除けばおおむね判定基準を満たします。

4 SBIネオトレードのキャンペーンの評判

SBIネオトレード証券やそのサービス・キャンペーンについては、利用者から次のような意見や感想が寄せられています。

  • 取引手数料が安い
  • 取引ツールが使いやすい
  • 信用取引の買方金利が低い
  • 株式の取扱銘柄数が他社に少し見劣りする
  • SBIグループ参加による更なるサービス向上に期待したい

※個人の感想です。サービス・キャンペーンのご利用にあたっては、ご自分でも情報収集をされた上で最終的にご判断ください。

取引手数料の安さや金利の低さを評価する声が多いほか、SBIグループ加入に伴って今後のサービス向上や知名度上昇に期待する口コミが見られます。

一方、取扱銘柄数の少なさをデメリットに挙げる意見もあります。SBIネオトレード証券が取扱う銘柄は東京証券取引所に上場する銘柄のみのため、名古屋・札幌・福岡証券取引所に単独で上場している銘柄を取引できない点に留意しておきましょう。

5 SBIネオトレードのキャンペーンに参加する方法

SBIネオトレードの「入金・入庫キャンペーン」に参加するには、SBIネオトレード証券の証券総合取引口座と株式信用取引口座を開設する必要があります。

SBIネオトレード証券の口座開設ページから「【個人口座】証券口座開設」のボタンを押すと、口座開設の申込フォームが開くので、約款や規程を確認し、氏名・住所等の個人情報を入力していきます。

この時、「株式信用取引口座開設について」の項目で信用口座を開設するかどうかを質問されるので、「株式信用取引口座を開設する」にチェックをしておきましょう。

次に、マイナンバー・本人確認書類のアップロードです。画面の指示に従って必要な書類をアップロードしますが、マイナンバーカードを作成済みの場合、マイナンバーカードのみのアップロードで済みます。

一方、マイナンバーカードがない場合、マイナンバー通知カードに加えて本人確認書類1点または2点の提出が必要になります。

書類のアップロードが終われば口座開設手続きは完了です。SBIネオトレード証券の審査を待ち、問題なければ口座開設の案内文書が「転送不要・簡易書留」で郵送されるので、書類に記載されたID情報などを使用し、取引口座にアクセスできます。口座開設と同時に申込をしていれば、信用口座への入金・入庫もできるようになります。

まとめ

SBIネオトレード証券の信用取引は取引手数料が安い上、「入金・入庫キャンペーン」を活用すると入金額や入庫額に応じて金利がさらに低くなるので、信用取引を積極的に行っている方のほか、信用取引を始めてみたいという初心者の方にも適したキャンペーンになっています。

SBIネオトレード証券の「入金・入庫キャンペーン」に興味をお持ちの方は、キャンペーンの詳細や適用条件などをご確認の上、検討してみてください。

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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム

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