SBIネオモバイル証券と400F、「日本金融サービス仲介業協会」設立。業界の健全な発展に

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株式会社SBIネオモバイル証券と、個人と金融専門家を結ぶマッチングサービスを手掛ける株式会社400F(フォー・ハンドレッド・エフ)は5月11日、一般社団法人日本金融サービス仲介業協会を共同で設立したと発表した。業界の健全な発展を図るため、金融取引環境の整備などを行う。

1つのライセンスで「銀行・証券・保険」すべての分野の金融サービスをワンストップで仲介可能とする新たな業種を創設することを目的に、 2020年6月に金融商品販売法が「金融サービスの提供に関する法律」(金融サービス提供法)に改正され、「金融サービス仲介業」が定められた。フィンテックの普及や、AI(人工知能)の先端技術の活用により、イノベーションの促進、さらに利便性の高い金融サービスの実現が期待される。同時に「不公正な取引やシステムリスクの顕在化を未然に防止し、法令遵守や利用者保護を金融サービス仲介業者に徹底させることも極めて重要」(SBIネオモバイル証券)という意見も強まってきた。

これらを踏まえ、両社は21年内に予定されている金融サービス提供法の施行に向け「金融サービス仲介業」について、関連する業務の適正を確保し、その健全な発展および利用者の保護に資することを目的に、「金融サービス仲介業」の普及推進および自主規制機能を担う一般社団法人の設立に至った。

同協会の設立は4月22日付で、所在地は東京都中央区日本橋茅場町1丁目8-1。初代の代表理事会長には元お金のデザイン社長で、400Fの中村仁社長を選任した。今後は金融サービス提供法に基づく認定金融サービス仲介業協会としての認定取得を目指し、自主規制機関の機能を発揮していくとしている。


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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム

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