エントリー時に注目すべきイベントは?雇用統計やGMOクリック証券でのトレードの仕方も解説

FXで相場の方向性はなんとなく予想できても、エントリータイミングに頭を悩ませる人も多いでしょう。エントリー方法は様々あるものの、FX初心者はまず注目度の高い経済指標の発表といった、イベントを抑えることから初めてみましょう。

ここではFX初心者に向けて、エントリー時に注目すべきイベントと、GMOクリック証券でのトレードの仕方を解説します。

※本記事は6月7日時点の情報です。最新の情報についてはご自身でもよくお調べください。
※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

目次

  1. エントリー時に参考となるイベント3つ
    1-1.雇用統計
    1-2.FOMC
    1-3.消費者物価指数(CPI)
  2. イベントをエントリーに利用する注意点3つ
    2-1.イベントの発表前にシナリオを考えておく
    2-2.経済指標やイベントだけのトレードは控える
    2-3.経済指標でトレンドを判断しエントリーはテクニカルで
  3. 移動平均線を使ったトレード方法を解説
  4. まとめ

1.エントリー時に参考となるイベント

1-1.雇用統計

まず押さえておきたいのが、「米国雇用統計」です。労働市場は経済状況を反映しています。

アメリカの中央銀行であるFRBも雇用統計で細かい数字までチェックして金融政策に反映しているのです。投資家も雇用統計をチェックしながら、FRBがどのように考えて政策金利の変更を行うか推測しています。

雇用統計は米国労働省の労働統計局が毎月第一金曜日に発表しています。「失業率」、「非農業部門雇用者数」の2つの数字が注目されます。余裕があれば、「平均時給」や「週労働時間」等細かく様々な数字も押さえておきましょう。

1-2.FOMC

FOMCはアメリカの連邦公開市場委員会で、金融政策決定会合です。

FOMCは年に8回開催されています。アメリカの政策金利の変更は世界に影響を与えることから全世界の投資家が常にチェックしています。

FOMCのメンバーは12人で構成されており、7名がFRB理事、5名がアメリカの12地区に分かれている連邦銀行の総裁で構成されています。FOMCのメンバーは、発言によってマーケットとコミュニケーションを取ろうとするため、発言もフォローしておきましょう。

1-3.消費者物価指数(CPI)

アメリカの消費者物価指数は、金融政策に大きく影響します。物価の上昇は、その国の経済が成長度合いを反映するからです。

消費者物価指数はCPIとも呼ばれます。CPIは大きく2つに分けられます。

  • CPI:消費者の側面からみた物価指数
  • コアCPI:食料品やエネルギー価格を除いたサービスと価格変動の指標

物価のトレンドを見極めには、一時的な季節性の要因のブレを外す必要があるため、コアCPIを利用します。

2.イベントをエントリーに利用する注意点3つ

イベントをエントリーに活かす際の注意点を解説します。

2-1.イベントの発表前にシナリオを考えておく

経済指標やイベントが発生した時、為替レートが大きく変動します。しかしその経済指標やイベントでの数字が正確にイベント発表時の初動で反映されているわけではありません。後に修正されることもあります。

そのため数字の意味を理解することなく単純に上昇したからついていくような、焦ったエントリーだけは避けるようにしましょう。

FOMCのような重要な経済イベント除き、多くの場合、経済指標一つで大きくトレンドは変化しません。経済指標は一瞬の大きな値動きを発生させる要因にはなるものの、継続性が低いことは知っておきましょう。

経済指標の結果よりも、相場の動きを予想しておくことの方が重要です。1つのシナリオだけでは当然相場に対して対応はできないものの、複数のシナリオを持っておくとリスク管理の方法が身につくでしょう。

2-2.経済指標やイベントだけのトレードは控える

FX初心者は経済指標のみでトレードすることは避けましょう。プロにとっても至難の業であり、安定して利益を出すことが難しいからです。

経済指標はトレンドを変化させる材料なのか、トレンドを確認できる後押し材料なのかという視点でチェックしましょう。大きく動くとエントリーしたくなるものの、負ける可能性も上がってしまうのです。

2-3.経済指標でトレンドを判断しエントリーはテクニカルで

経済指標は相場の方向性を考える上でとても重要な数字ですが、一方でエントリーのタイミングまでは教えてくれません。エントリーはテクニカル分析で行いましょう。

経済指標やイベントで方向感を判断しエントリーポイントはテクニカル分析を利用するようにしましょう。

3.移動平均線を使ったトレード方法を解説

今回は、GMOクリック証券(FXネオ)の取引ツールである、プラチナチャートを利用し、移動平均線を使ったトレード方法を解説します。

GMOクリック証券(FXネオ)はスプレッドが業界最小水準であり、スワップポイントも高水準です。既にFX口座を持っている人にとってもメリットがあります。

長期的な資産運用では、難しいテクニカル分析を行わなくても十分資産運用はできると考えます。初心者はまず、移動平均線でのトレードを検討してみてください。

利用する移動平均線は3つです。

  • 25日単純移動平均線
  • 62日指数平滑移動平均線
  • 200日単純移動平均線

筆者も愛用している移動平均線の組み合わせであり、これが正しいというわけではなく使いやすいため利用しています。設定を変更して自分なりの移動平均線の組み合わせを考えてみるのもいいでしょう。

下記のチャートはAUD/JPYの週足チャートをプラチナチャートで表示させています。

AUDUSD
※取引画面より筆者作成

長期的にトレンドが形成されている場合は200日移動平均線で止まる場合が多く、また62日指数平滑移動平均線でも止まりやすい傾向があります。

上昇トレンドの時はスワップポイントを得ながら、62日移動平均線と200日移動平均線で淡々とポジションを増やしていく、シンプルなトレード戦略がフィットしやすいでしょう。

長期目線で保有することで、預金以上のリターンが期待できます。

4.まとめ

ここではエントリー時に参考となるイベントや経済指標について解説しつつ、その利用方法の注意点についてまとめました。

GMOクリック証券(FXネオ)はすでにFX口座を持っている方にとってもメリットがあります。利用の開始を検討してみてください。

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中島 翔

中島 翔

学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12