FXをこれから始めようと考えている方で、FX会社をどこにするか選択する方法を悩まれている方もいるでしょう。
FX会社は、それぞれ独自のツールとサービスを提供しています。どの会社が一番いいというものはなく、自分自身のスタイルに合ったFX会社を選択することが大切です。
今回は1,000通貨から取引ができ、初心者にとって少額から始められるメリットがあるLINE FXについて解説していきます。
※本記事は2023年10月30日時点の情報です。最新の情報についてはご自身でもよくお調べください。
※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
目次
- LINE FXの概要と取引ツール
- LINE FXの取引ツール
2-1.LINE FX Pro
2-2.LINE FXアプリ - LINE FXの評判
- LINEシグナルと使い方
4-1.売買シグナルは初心者も試しやすい
4-2.LINEシグナルの使い方を画像付きで解説 - まとめ
1.LINE FXの概要と取引ツール
最初にLINE FXについての概要について解説します。
LINE FXの概要 | |
---|---|
通貨ペア数 | 23通貨ペア |
最小取引単位 | 1,000通貨 |
入金手数料 | クイック入金は無料 銀行振込は銀行の手数料が必要 |
出金手数料 | 銀行口座への振込は220円(税込み) |
スプレッド | ドル/円 0.2銭 ユーロ/円 0.4銭 ポンド/円 0.7銭 ユーロ/ドル 0.3pips |
スワップポイント | トルコリラ/円 28円 メキシコペソ/円 25円 |
サポート体制 | LINEのAIチャットで24時間対応 |
デモトレード | 無し |
キャンペーン | 口座申込対象期間に口座を申込後、取引対象期間中に口座開設を行い、1万円以上の入金と1万通行以上の取引を完了した場合、5,000円プレゼント |
※スプレッド原則固定(例外あり)
※スプレッド、スワップポイントは2023年10月30日時点
※スプレッドの詳細はこちらのページでご確認ください。
LINE FXはLINE証券株式会社が提供するサービスです。コミュニケーションアプリ「LINE」とも連携できる点など、LINEならではのメリットがあります。
2019年に創業された新しいFX会社ではあるものの、2021年の新規口座開設数は業界でもトップクラスでした。LINE通知と連携できる便利さや、スマホで確認しやすいという手軽さによって人気を集めています。
LINE FXでは最小取引単位が1,000通貨に設定されています。1万通貨からしか取引ができない会社も存在するため、少額から取引できるメリットがあります。
スプレッドも業界最狭水準※の設定で、取引コストも抑えながらトレードできます。LINE証券ですでに口座を保有している場合、口座開設の申し込みが最短3分で完了するスピード感もメリットの一つです。
※主要FX取扱業者8社比較(2024年1月時点 LINE証券調べ)
2.LINE FXの取引ツール
次にLINE FXの取引ツールについて解説します。
2-1.LINE FX Pro
LINE FX Proは、PC用取引ツールです。FX取引に必要な情報を一目で確認できるような表示になっています。
チャートや注文画面、最新ニュースが一つの画面に集約されています。別ウィンドウを同時に開くこともできるため、取引に関する情報を見比べながらトレードが可能です。
高機能チャートには21種類のテクニカル指標から複数選んで同時に表示させる機能を備えています。ローソク足だけでなく、ラインチャートやバーチャーとの表示もできるため、ユーザーの好みに合わせて見やすく設定できるのもメリットの一つでしょう。
2-2.LINE FXアプリ
LINE FXには、スマホアプリの取引ツールも用意されています。
LINEから価格変動や経済指標、売買シグナルを受け取る設定すれば、スマホアプリを利用したタイムリーな取引ができるメリットがあります。
LINE FXのスマホアプリは画面がシンプルでわかりやすいため、簡単に取引ができる仕様になっています。初心者でも簡単に取引が行えるよう取引に関する機能もシンプルです。
より複雑な機能を使いこなして取引を行いたい方は、PC版のLINE FX Proを併用しましょう。
3.LINE FXの評判
ここでは、LINE FXを実際に利用したことのある方からの評判をご紹介します。良い評判と悪い評判も合わせて、それぞれ確認してみましょう。
LINE FXの良い評判の中でも、国内最大手のSNSアプリLINEとの連携に関する評判が多数ありました。
メッセージアプリとして利用者の多いLINEが運営するFX会社であるため、アラートや経済ニュースがLINEで届くのが便利という口コミがありました。手軽に情報を得られるからこそ、取引のタイミングを見逃しにくくなることが期待できます。
LINE FXでは最小取引単位が1,000通貨であり、少額から取引を行えます。まずは少額からFXに挑戦してみたい方は、LINE FXの口座開設キャンペーンも合わせて利用すればさらにお得に取引ができるという口コミもありました。
LINE FXに関する悪い評判としては、取り扱い通貨ペア数に関するものがありました。取り扱い通貨ペアは国内他社と比較しても少なめであるため、マイナー通貨の取引がしたい方には物足りなく感じるかもしれません。
しかし、LINE FXはLINEアカウントを持っていれば気軽に口座開設から取引ができるメリットがあります。スマホアプリからスピーディーに主要通貨ペアの取引をするためのFX会社と割り切れば、LINE FXの通貨ペア数が大きな問題となることはないでしょう。
4.LINEシグナルと使い方
ここからは、LINE FXの売買シグナルとその使い方を紹介いたします。
4-1.売買シグナルは初心者も試しやすい
LINE FXでは、テクニカル指標を使って過去の値動きを分析してくれる売買シグナルが提供されています。
売買シグナルはあくまでも投資の判断材料の一つにすぎません。しかし、テクニカル分析のやり方がよくわからない初心者の方とって、試しやすいというメリットがあります。
LINE FXで売買シグナル対応している通貨ペアとテクニカル指標の種類は次の通りです。
LINE FXで売買シグナルに対応している通貨ペアとテクニカル指標 | |
---|---|
対応通貨 | ドル/円・ユーロ/円・ポンド/円・豪ドル/円・トルコリラ/円 |
テクニカル指標の種類 | 21種類 |
売買シグナルの配信通知はメッセージアプリのLINEから受け取れるようになっています。LINEで「買いシグナル」「売りシグナル」といった通知を受け取れるため、常にチャートを確認できない方でも取引のタイミングを逃しにくくなるでしょう。
さらに売買シグナルは、それぞれ累計損益と勝率によってランキングが公開されています。取引したい通貨ペアや利用したいテクニカル指標、シグナルの勝率などの条件を設定して最適な売買シグナルを検索することもできるため、様々なニーズに柔軟に対応できます。
4-2.LINEシグナルの使い方を画像付きで解説
ここではLINEから売買シグナルを受け取るための手順を紹介します。
まず、LINEからLINE FXの公式アカウントを友だちに追加します。その後、トークルームのメニューから「各種通知設定」をタップして売買シグナル設定画面を開きます。
※以下全て取引画面より筆者作成
設定画面では、「売買シグナルをLINEで受け取る」の項目をONに設定します。
同じ画面を下にスクロールすると、「この条件で設定する」というボタンがあるため、タップすれば設定が完了します。
売買シグナルの条件などの、より細かい設定を行う方法を解説します。まずは取引したい通貨ペアを設定して、新規注文を「買い」「売り」「買いと売りの両方」の取引の方向性を決めます。
次に取引スタイルを「短期取引」「中期取引」「長期取引」のいずれかに決めます。
詳細設定を行いましょう。まずは売買シグナルの勝率を任意で設定します。
LINE FXがおすすめする勝率は70%ですが、自分の好みに合わせて売買シグナルの勝率を設定しましょう。なお、勝率が高くなるほど売買シグナルは少なくなるため、その点には注意してください。
最後に利用したいテクニカル指標を選べば設定は完了です。
パフォーマンス上位のテクニカル指標をおまかせで設定することもできます。「この条件で設定する」をタップすれば、売買シグナルが発生するたびにLINE FX公式からメッセージが来るようになります。
売買シグナルの通知メッセージ内にある「注文」ボタンをタップするとLINE FXのアプリが自動で起動し、スピーディーに注文を行えるような仕様になっています。
売買シグナルはあくまでも取引の参考程度に止めるのが懸命です。LINE FXで便利に売買シグナルを受け取れるようになったら、それを参考に自分自身でトレードの戦略を練っていきましょう。
そして自身のトレード戦略と方向性が合致しているかどうか、トレードのサポートとして利用しましょう。
5.まとめ
LINE FXのツールや売買シグナルについて解説しました。
LINE FXはメッセージアプリのLINEを通じて為替レートをチェックすることができ、レートチェックとして活用することができます。すでにFX口座を持っている人にとっても、メリットがあります。
また元々はスマートフォンからの取引のみとなっていましたが、LINE FX proが導入されたことによってパソコンからでも取引が行いやすくなっています。
興味のある方は利用の検討をしてみてください。
中島 翔
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