2022年5月11日発表の米国CPIの見方は?前回数字と予想、発表後のシナリオを解説

今回は、2022年5月11日のCPIについて解説する。まずは前回の数字と予想の数字は下記の通り。

予想 前回
前月比 0.2% 1.2%
前年比 8.1% 8.5%
コア前月比 0.4% 0.3%
コア前月比 6.0% 6.5%

今月のポイントは「対前年比のCPIが予想以上かどうか」、「前回の8.5%よりも加速するかどうか」の2点が焦点となるだろう。

シナリオとしては下記のシナリオを考えていく必要があるか。

1. 対前年比が予想(+8.1%)よりも下回った場合

利上げを加速させる必要性がなくなるという材料の一つとなるため、金利低下、株高、ドル安推移する可能性

2. 対前年比が予想(+8.1%)よりも上回った場合&前回の8.5%よりは低下している場合

金利は僅かに上昇するかもしれないが、強弱混在のため、株式市場に方向感は出にくい可能性(ドル高が大きく進む材料にはならず、株式市場は現在の下落トレンドな地合いから一時的に下落で反応するか)

3. 対前年比が予想通りの場合

予想通りなものの、前回よりも物価上昇が低下しているため、金利低下、ドル安、株高で反応する可能性

色々なシナリオが想定されるが、大きく分けると上の3つで考えておきたい。

The following two tabs change content below.
中島 翔

中島 翔

学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12