初めてのFX、取引会社を選ぶポイントとおすすめのFX会社は?

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FXを始めたいと思っている方の中には、どの会社を選べば良いか決めかねているという方もいるのではないでしょうか。今回は、初心者の方がFXの会社を選ぶためのポイントを5つに絞って解説します。また、初心者の方が使いやすいFX会社を紹介します。

目次

  1. FXとは?
  2. FX会社を選ぶポイント5つを紹介
    2-1.信託保全
    2-2.取引コストを確認する
    2-3.取引通貨ペアやレバレッジなどの取引概要を確認する
    2-4.得られる情報をチェックする
    2-5.自分が使いやすいかどうかを確認する
  3. FX初心者にも使いやすい会社は?
    3-1.松井証券
    3-2.LINEでの通知機能がある「LINE FX」
    3-3.80万口座を突破「DMM FX」
  4. まとめ

1.FXとは?

FX(外国為替証拠金取引)とは、FX会社に証拠金を預け、その証拠金を使って通貨の売買を行い、利益を狙っていく金融商品です。預けた証拠金に対してレバレッジをかける事ができるので、少ない資金からでも始めることができ、レバレッジを上手く活用することで証拠金に対して大きなリターンを狙う事ができます。

FXと聞くと「FXは、変動が激しい」というイメージもあるかもしれませんが、全ての通貨ペアの変動が激しいわけではなく、変動が大きい通貨ペアもあれば、変動が小さい通貨ペアもあるのです。FXでは、通貨を取引するため、通貨を発行している国の経済状況や政治動向などが、その国の通貨に影響を与えることもあります。

また「FX(外国為替証拠金取引)」と「株取引」では、投資対象が異なります。FXは通貨に投資をし、株取引では、株式を発行している企業に投資をします。株式の場合、自分が保有している株式会社が上場廃止になったり、または、破産や倒産などしない限り、通常株式が無価値になることはありません。

しかし、FXの場合は違います。FXの場合、取引金額、または預けた証拠金のすべてを失う可能性があります。そのため、FXを使って資金を運用していくには「損切り」をうまくしていく必要があるのです。

2.FX会社を選ぶポイント5つを紹介

ここでは、FX会社を選ぶポイントを5つ紹介します。

  1. 信託保全
  2. 取引コスト
  3. 取引通貨ペアやレバレッジなどの取引概要を確認する
  4. 得られる情報をチェックする
  5. 自分が使いやすいかどうか

それでは順番に見ていきましょう。

2-1.信託保全

まずはじめに信託保全とは、FX会社が顧客から預かった証拠金を信託銀行に信託し、万が一FX会社が破産や倒産という事態になった場合でも、顧客から預かった資金は守られることを言います。

この信託保全は、国内FX会社の場合、法律で定められていますが、あまり聞いたことのないFX会社や海外のFX会社には注意が必要です。

2-2.コストを確認する

取引にかかる売買コストの他にも銀行口座への送金手数料など、どこにコストがかかるのかを事前に確認しておきましょう。

売買コストについては、スプレッドの他にも海外FX会社では、取引手数料が発生する場合があります。口座開設を検討している会社が複数ある売は、事前に比較して確認しておきましょう。

2-3.取引通貨ペアやレバレッジなどの取引概要を確認する

FX会社の取引概要ページに行くと、そのFX会社が取り扱っている取引通貨ペアや使用可能なレバレッジ、また売買単位や各手数料、取引時間などが公開されています。

各FX会社の取引概要を見比べる事で、利用候補のFX会社の詳細が把握しやすくなります。

2-4.得られる情報をチェックする

各FX会社が提供しているコンテンツには様々なものがあり、セミナーを定期的に開催しているFX会社も少なくありません。

また、各FX会社が顧客向けに提供しているレポートの質やニュース、経済指標カレンダー、また注文状況など、自分が得たい情報が見やすく公開されているかを確認することも大切です。

2-5.自分が使いやすいかどうか

実際に取引を始めてみると、自分にとって使いやすいかどうかは非常に重要なポイントです。筆者自身も、この点を一番大切にしてFX会社を選んでいます。

取引注文画面の操作に関しても、「自分に合うのか?それとも合わないのか?」「自分自身が使いやすいか?チャートは、見やすいか?」このような感覚的なものが、意外と重要であったりします。

そのためには、デモ口座を作り、実際に取引を体験してみることが一番良いと考えます。デモ口座で体験できるFX会社は複数あるため、実際に利用してみると良いでしょう。
【関連記事】FX、デモ取引ができる会社のおすすめは?

FX初心者にも使いやすい会社は?

以下では、少額から始められるFX会社やサポートが充実している会社など3社の概要を紹介します。

3-1.100円から取引可能「松井証券」

松井証券のFX松井証券のFXでは1通貨単位から取引することが可能で、100円から取引できる特徴があります。そのため、少額から取引をしたい方にとっても始めやすいメリットがあります。

サービスの提供元は創業100年以上になる証券業界老舗大手の「松井証券」という事で、社歴が浅い会社を利用することに抵抗がある方にも使いやすいFXサービスです。

松井証券のFXはその他にも主要通貨ペアのスプレッドの狭さや、お客様サービスはチャット機能が利用可能であるなど、他社と比較しても手厚いサポート対応があります。

松井証券の詳細

スプレッド 米ドル/円0.2銭 ユーロ/円0.5銭(原則固定・例外あり)
通貨ペア数 20通貨ペア
通貨単位 1単位通貨から取引可能
カスタマーサポート 電話問い合わせ・チャットサポート8:30~17:00
口座開設数 未発表

3-2.LINEでの通知機能がある「LINE FX」

LINE FXLINE FXは、LINEだからこそ提供できる同社ならではの強みがあります。まず始めにLINEから利用できて便利という点が、LINE FXのユーザーの評判にあります。

また、経済指標や急変動をLINEで知らせてくれる機能があり、トーク画面からFX専用アプリへのアクセスが可能という、投資家にとって便利なサービスを提供しています。

またLINEと聞くとスマートフォン等で利用するイメージが強いかと思いますが、LINE FXは、取引ツールとしてスマートフォン等対応アプリケーションの他に、PC版でも利用可能な取引ツールを提供しているため、幅広いユーザーにメリットがあります。

スプレッド 米ドル/円0.2銭 ユーロ/円0.5銭(原則固定・例外あり)
通貨ペア数 23通貨ペア
通貨単位 1,000通貨単位から取引可能
カスタマーサポート 問い合わせフォーム有、LINEのトークルームにてAI(人口知能)がチャットで回答
口座開設数 10万口座突破(2020年11月末時点)

3-3.80万口座を突破「DMM FX」

DMM FXは国内の口座数は80万を超えており、FX会社としての知名度も高く、多くのFXトレーダーが利用している会社です。スプレッドが狭く約定力が高いという評判もあり、選ばれるの理由の1つと言えるでしょう。

DMM FXの詳細

スプレッド 米ドル/円0.2銭 ユーロ/円0.5銭(原則固定・例外あり)
通貨ペア数 21通貨ペア
通貨単位 10,000通貨単位から取引可能
カスタマーサポート 電話対応冬時間 月曜日7時00分~土曜日6時50分、夏時間 月曜日7時00分~土曜日5時50分、メール対応あり、LINEを通じての問い合わせも可能、また2021年6月より24時間365日問対応「チャットボット」(人口知能を用いた自動応答プログラム)によるお問い合わせ受付サービスを再開
口座開設数 80万口座突破(2020年8月時点)

4.まとめ

FXの取引会社を選ぶためには、FXという金融商品を理解し、自分に合った取引業者を選ぶようにしましょう。各FX会社の取引概要ページから、取引にかかるコストや各FX会社が取り扱っている取引通貨ペアなどの様々な情報を得ることができます。

また、口座開設前には、信託保全されているかどうかも確認しておきましょう。取引画面や取引ツールについては、デモ口座を利用して実際に注文を出し、決済するという一連の流れを実際に行い、自分が使いやすいかを確認することも大切です。

気になるFX会社の取引ツールを試し、ぜひ、自分好みの環境での投資を検討してみてはいかがでしょうか。

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コージンスキ祐華

2008年より、現在の師より投資全般を学び始める。その後、株式市場、為替市場、オプション市場などの様々な市場で取引経験を積み、後に個人投資家となる。2020年より投資に関するコラムの執筆活動を開始し、2021年よりHEDGE GUIDEにてコラムを担当。個人投資家、英会話講師、ピアノ講師、5歳の息子を持つ母、カナダ在住。趣味は料理、園芸、ラジオを聞くこと。