LINE CFDの評判は?手数料やスプレッドについても解説

2022年1月にスタートしたLINE証券の「LINE CFD」。LINE CFDではレバレッジをかけて日本株や米国株などに投資をすることができます。CFDを提供している証券会社はほかに楽天証券やGMOクリック証券などいくつかあるものの、リリースされたばかりのLINE CFDの評判が気になっている方もいるでしょう。

今回はLINE CFDの評判を紹介しつつ、基本情報として手数料やCFDの主な取引コストであるスプレッドについても解説していきます。

※本記事は5月27日時点の情報です。最新の情報についてはご自身でもよくお調べください。
※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

目次

  1. LINE CFDの基本情報
  2. LINE CFDの手数料・スプレッドについて
  3. LINE CFDのメリット
    3-1.レバレッジをかけて、より大きな金額で取引できる
    3-2.少額で取引を始められる
    3-3.下落局面でも利益を狙える
    3-4.LINEポイントで投資できる
    3-5.LINEを活用してCFDができる
  4. LINE CFDのデメリット
    4-1.レバレッジをかける分、損失額が大きい
    4-2.取り扱い商品数は多くはない
    4-3.電話問い合わせができない
  5. LINE CFDの評判
    5-1.LINE証券の口座を持っていれば口座開設が簡単
    5-2.LINE CFDのキャンペーンについて
  6. まとめ

1.LINE CFDの基本情報

最初にLINE CFDの基本情報を押さえましょう。

LINE CFD
取り扱い商品 株価指数CFD:25銘柄
商品CFD:5銘柄
バラエティCFD:8銘柄
株式CFD:120銘柄
手数料 無料(スプレッドはあり)
レバレッジ

株価指数CFD:10倍
商品CFD:20倍
バラエティCFD:5倍
株式CFD:5倍
主なメリット

  • レバレッジをかけられる
  • 少額で取引を始められる
  • 下落局面でも利益を狙える
  • LINEポイントで投資できる
  • LINEアプリを活用して取引できる
  • 主なデメリット

  • レバレッジをかける分、損失額が大きい
  • 取り扱い商品数は多くはない
  • 電話問い合わせができない
  • 運営会社

    LINE証券株式会社

    ※2022年5月27日時点

    「LINE CFD」は株や投資信託のほか、LINE FXも手掛けるLINE証券が2022年1月にスタートさせたCFDサービスです。LINE CFDでは日本株・米国株のほか、株価指数や商品など約140銘柄へ、レバレッジをかけて取引することができます。

    LINE証券ではこれまで個別の米国株が買えなかったものの、LINE CFDの提供により、投資家は米国株への投資ができるようになりました。

    2.LINE CFDの手数料・スプレッドについて

    LINE CFDでは手数料はかかりません。またスプレッドは銘柄によって異なるものの、固定ではなく、取引時間帯や流動性などによって広がる場合もあります。ここでは代表的な商品のスプレッドをまとめてみました。

    取引区分 商品名 価格 スプレッド スプレッド率(スプレッド÷価格×100)
    株価指数CFD 日本225 先物 27,970円 5円 0.017%
    米国30 先物 35,169ドル 3ドル 0.008%
    米国SP500 先物 4,609.47ドル 0.5ドル 0.01%
    イギリス株 ETF 33.95ドル 0.13ドル 0.38%
    バラエティCFD 原油 ETF 78.29ドル 0.31ドル 0.39%
    米国VI 22.10ドル 0.05ドル 0.22%
    米国リート ETF 109.06ドル 0.42ドル 0.38%
    商品CFD 原油 先物 108.32ドル 0.06ドル 0.05%
    1,936.66ドル 0.4ドル 0.02%
    25.051ドル 0.015ドル 0.05%
    株式CFD ソニー★ 12,839円 47円 0.36%
    トヨタ自動車★ 2,188円 8円 0.36%
    任天堂★ 62,396円 236円 0.37%
    ソフトバンクグループ★ 5,574円 19円 0.34%
    三菱商事★ 4,573円 17円 0.37%
    テスラ 1,101,62ドル 3.19ドル 0.28%
    アップル 177.51ドル 0.62ドル 0.34%
    コカ・コーラ 61.90ドル 0.24ドル 0.38%
    ツイッター 39.35ドル 0.14ドル 0.35%
    ナイキ 138.15ドル 0.5ドル 0.36%

    ※株式CFDの日本株★は2022年3月30日14時頃時点。日本株以外は2022年3月31日0時頃時点。

    株式CFDの日本株・米国株のスプレッドはおおよそ0.36%前後だということがわかりました。繰り返しになりますが、スプレッドは時間帯によっても異なる可能性があるため、上記スプレッドは参考程度にしましょう。

    3.LINE CFDのメリット

    ここではLINE CFDで取引するメリットを5つ見ていきます。

    3-1.レバレッジをかけて、より大きな金額で取引できる

    LINE CFDを含めてCFDはレバレッジをかけられるため、預けた金額(=証拠金)の何倍もの金額で取引することができます。

    LINE CFDのレバレッジ
    株価指数CFD 10倍
    商品CFD

    20倍
    バラエティCFD

    5倍
    株式CFD

    5倍

    例えば日本株や米国株といった株式CFDはレバレッジ5倍、つまり最大で証拠金の5倍の金額での取引が可能です。

    レバレッジをかけられるCFDでは入金金額=取引できる金額である現物取引と比べて、取引金額を大きくできるため、より大きな利益を狙うことができます。レバレッジをかけることで一つの取引にかける資金額を抑えられるため、資金効率良く投資ができるようになります。

    3-2.少額で取引を始められる

    LINE CFDでは日本株は1株単位、米国株は0.1株単位(一部銘柄は1株単位)で取引を始めることができるなど、少額で取引を始めることができます。以下、代表的な商品の必要証拠金をまとめてみました。

    取引区分 商品名 必要証拠金
    株価指数CFD 日本225 先物 2,804円
    米国30 先物 4,299円
    米国SP500 先物 5,632円
    イギリス株 ETF 42円
    バラエティCFD 原油 ETF 190円
    米国VI 5,327円
    米国リート ETF 266円
    商品CFD 原油 先物 628円
    1,178円
    1,508円
    株式CFD ソニー 2,574円
    トヨタ自動車 451円
    任天堂 12,415円
    ソフトバンクグループ 1,141円
    三菱商事 931円
    テスラ 2,662円
    アップル 433円
    コカ・コーラ 152円
    ツイッター 95円
    ナイキ 338円

    ※2022年3月31日 10時45分頃時点

    数百円~数千円あれば取引できる商品が多くあることがわかります。少額で投資を始めたい方にとっては、CFDは大きな味方になってくれるでしょう。

    3-3.下落局面でも利益を狙える

    LINE CFDを含めCFDは「買い→売り」だけでなく、「売り→買い」と売りからも取引を始められるため、下落局面でも利益を狙うことができます。

    そのため、「下がりそうだけど、買いしかできなからしばらく待とう」と待つ必要はなく、取引の幅を広げることができるでしょう。

    3-4.LINEポイントで投資できる

    LINE CFDでは貯めているLINEポイントを使って投資をすることができます。LINEポイントとはLINEサービスやLINEポイントクラブのミッションをクリアすることなどで貯めることができるポイントです。

    現金を使ってCFDをするのが不安な方は、まずはLINEポイントを利用して、現金を使わないで取引することも検討すると良いでしょう。

    3-5.LINEを活用してCFDができる

    LINE CFDでの取引に役立つ各種情報の通知をLINEに届くように設定すれば、LINEを活用してCFDができます。

    種情報の通知
    ※サービス画面より筆者作成

    各種情報の通知について、例えば上記のように経済指標や価格の急変動に関する通知をLINEで受け取ることができます。こうした情報をLINEで受け取ることができれば、取引チャンスを逃すリスクも抑えられるでしょう。そのほか、キャンペーン情報もLINEで受け取ることが可能です。

    4.LINE CFDのデメリット

    続いて、LINE CFDのデメリットを3つ紹介していきます。メリットだけでなく、デメリットも必ず確認しましょう。

    4-1.レバレッジをかける分、損失額が大きい

    LINE CFDに限らず、CFD共通のデメリットに「レバレッジをかける分、利益額も大きくなる一方で損失額も大きくなる」があります。

    CFDではレバレッジをかけることで、預けた金額より大きい金額で取引することができます。しかし、これは価格が売買方向と逆に動いた場合、その分損失額も大きくなってしまうことを意味します。

    CFDでは一定基準に達すると自動的に強制決済(=ロスカット)されるため、損失が広がらないような仕組みはあります。しかし、ロスカットが間に合わず、さらにその間に急激な価格変動が起こった場合などには証拠金以上の損失を抱える可能性もなくはありません。

    レバレッジをかけるCFDは現物取引と比べて、利益額も大きくなる一方、損失額も拡大するリスクのある取引だということは押さえておきましょう。

    4-2.取り扱い商品数は多くはない

    LINE CFDの取り扱い商品数は約140銘柄(2022年3月23日時点)であり、多いとは言えません。

    CFD銘柄が豊富な証券会社として、IG証券(取り扱い商品数:17,000銘柄以上)、サクソバンク証券(取り扱い商品数:約9,000銘柄)が挙げられます。

    LINE CFDは楽天証券(取り扱い商品数:10銘柄)やDMM CFD(取り扱い商品数:7銘柄)などと比べると充実しているものの、上記IG証券やサクソバンク証券と比べると少ないです。

    念のため、LINE CFDで取引する前に取り扱い銘柄に目を通しておくと良いでしょう。

    4-3.電話問い合わせができない

    LINE CFDでは電話でのサポートを行っていません。

    疑問点があれば「AIチャット」や「ヘルプセンター(よくある質問)」で確認するか、それでも解決しない場合は「お問い合わせフォーム」から連絡する必要があります。

    お問い合わせフォームを利用する場合、返信が来るまで2~3営業日ほど時間がかかる可能性があるため、すぐには解決できない点は知っておきましょう。

    5.LINE CFDの評判

    最後に、LINE CFDの評判を見ていきましょう。

    • さまざまな株価指数の値動きがリアルタイムで見られるから便利。取引しなくてもアプリをダウンロードするだけでも役に立つ
    • 口座を3分で簡単に作れて良かった
    • キャンペーンで、アンケートに答えて1,500円をゲットした
    • スプレッドが広いと感じた
    • さまざまな株価指数やコモディティを売買できて良い
    • CFDは気軽に空売りできるので、下落局面でも利益を出せる
    • LINE証券の口座を開設していれば、申し込みは1分で終えられた

    リリースしたてということでこれからさまざまな評判・口コミが出てくることが予想されます。以下、評判の中でも言及されていた「口座開設」と「キャンペーン」について少し補足していきます。

    5-1.LINE証券の口座を持っていれば口座開設が簡単

    口座開設の手軽さに好印象を持っている口コミがありました。LINE CFDはLINE証券の口座を持っている方は、本人確認不要で申込み可能で、最短2営業日程度でスピーディーに口座開設ができます。

    一方、LINE証券の口座を持っていない方はLINE証券口座開設完了後にCFD口座の申込みに進みます。

    5-2.LINE CFDのキャンペーンについて

    LINE CFDでは2022年4月1日から商品デビュー応援キャンペーン(キャンペーン期間2022年4月1日~終了日未定)を実施しています。CFD口座開設対象期間中に開設が完了し、CFD口座開設完了の翌月末までに商品CFD対象銘柄の取引を完了すると、商品CFD口座へ現金1,000円が入金されます。

    また、LINE CFDのいちかぶチャレンジコースでは「日本株キャッシュバックキャンペーン」が行われています。売買代金50万円ごとに、何度でも現金1,000円がもらえるキャンペーンとなっており、期間は2022年6月30日までとなっています。レバレッジを活用することで、少額の証拠金で取引することや何度も売買を繰り返すといったトレードもできるため、気になっている方は検討してみてはいかがでしょうか。

    キャンペーンを見逃さないためにもLINE CFDのLINE公式アカウントにて、キャンペーン情報を「受け取る」ように設定しておきましょう。

    6.まとめ

    2022年1月にリリースされたLINE CFDは、CFDとしては新しいサービスです。少額での取引や、LINEポイントでのCFDと、LINE CFDにはさまざまなメリットがあります。またLINEを活用して取引もできるのもポイントです。この記事でLINE CFDに興味が出た方は一度LINE CFDの取引サイトを覗いてみてはいかがでしょうか。

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    庄子 鮎

    庄子 鮎

    証券会社および求人広告会社を経て、2019年よりフリーライターに。証券会社時代では営業職に従事し、主に株式や投資信託、債券の販売を経験。また現在、投資家でもあり、FX・日本株・米国株などへ投資をしている。"どういう表現でどこまで説明すれば、より分かりやすくなるか"を意識し、解説していきます。