GMOクリック証券(FXネオ)の取引ツールの使い方は?トレーダーが解説

※ このページには広告・PRが含まれています

GMOクリック証券のFXサービス「FXネオ」は、多くのトレーダーが利用しているFX会社です。

GMOクリック証券をはじめ、多くのトレーダーが利用するFX会社は、取引ツールがトレーダーにとって使いやすいということが挙げられます。この記事では、トレーダー目線でのFXネオの使い方について解説します。

目次

  1. GMOクリック証券(FXネオ)の概要
  2. GMOクリック証券(FXネオ)の利点
    2-1.スプレッドが業界最狭水準
    2-2.スワップポイントが高く設定されている
    2-3.外為オプション取引と両建てによるヘッジ取引も可能
  3. GMOクリック証券(FXネオの取引ツール)
    3-1.充実したラインナップ
    3-2.はっちゅう君FXプラス
    3-3.プラチナチャート
    3-4.FXツールバー
  4. トレーダー視点で活用方法を解説
    4-1.初心者は、はっちゅう君プラスをメインに
    4-2.中・上級者は、プラチナチャートでインジケーターと相関チャートを駆使
  5. まとめ

1.GMOクリック証券(FXネオ)の概要

GMOクリック証券は、GMOインターネットグループ傘下のGMOフィナンシャルホールディングスのグループ会社です。複数の金融サービスを提供していますが。FXに関しては「FXネオ」が利用できます。また、グループ会社には、GMOあおぞらネット銀行、GMOコインなど総合的な金融サービスを展開しています。

2.GMOクリック証券(FXネオ)の利点

GMOクリック証券のFXネオを利用する利点を解説します。

2-1.スプレッドが業界最狭水準

スプレッドは、ドル円で0.2銭、ユーロ円で0.4銭(※スプレッド原則固定)と業界でも狭い水準となっています(2024年1月現在)。スプレッドは取引する際のコストとして都度発生するため、長期的に口座を使おうと考えている方は、スプレッドが狭い水準のFX会社を利用しましょう。

2-2.スワップポイントが高く設定されている

高金利通貨のスワップ金利が高く設定されており、短期・長期トレードのどちらにおいてもメリットがあります。

通常モードの最大発注数量は、1回あたり100万通貨となります。しかし、大口モードを選択すると、500万通貨(通貨ペアにより)が可能となります。約定力も高いため、100ロット以上でトレードする個人の億トレーダーなど、幅広いトレードにも対応しています。

2-3.外為オプション取引と両建てによるヘッジ取引も可能

ヘッジ取引が可能であり、FXに慣れているトレーダーにとっては利便性の高い機能となります。

FXネオの口座を開設すると、外為オプションが自動的に付いてきます。これはバイナリーオプションと呼ばれる短時間取引で、最大損失額がオプション購入額の全額になる取引です。原資産価格が一定価格に達すると、自動的にポジションが決済(ノックアウト)される、ノックアウトオプションとは異なります。デイトレードで、短期的な想定外の動きをヘッジするときなどに使用できます。また、バイナリーオプションはリスクの高い取引のため、内容を確認したうえで取引するようにしましょう。

FXネオでは両建ても可能です。想定した以上にトレンドが強い時などに、ヘッジのために反対注文をしておくことも可能です。

2.GMOクリック証券(FXネオ)の取引ツール

次にFXネオの取引ツールについて解説します。

2-1.充実したラインナップ

FXネオには、PC用の取引ツールとスマートフォン用の取引アプリが用意されています。

PC上で使えるオリジナル取引ツールは以下の4種類です。

  • はっちゅう君FXプラス
  • プラチナチャート
  • FXツールバー
  • ブラウザ取引画面

また、この他に、スマートフォンで使えるアプリの「GMOクリックFX」と、Android Wear用の「FX Watch!」があります。

2-2.はっちゅう君FXプラス

はっちゅう君プラスは、スキャルパーなどのアクティブユーザー向けに、スピーディーに注文が行える機能があります。通常よりも滑りやすくなる、大口での注文の際にも使うことができます。

ユーザーの好みに合わせて自由にレイアウトをカスタマイズでき、ワンクリックで成行注文やドテン注文まで実行可能です。

注文チャートには、注文中の指値レートがライン表示されます。買いは赤、売りは青の表示です。

また、ラインをカーソルで変更するだけで発注できます。例えば、ボリンジャーバンドを使用した決済など、相場の状況に合わせて注文内容を簡単に変更できるのです。

2-3.プラチナチャート

プラチナチャートは、PC用の取引ツールでFXネオとCFDに対応しています。為替や日米の国債、トピックスなどを最大4つまで同時にチャート表示でき、相関関係を見る際に使いやすいツールです。

はっちゅう君FXプラスと比較し、使用できるインジケーターが多く、全38種類の利用が可能です。プラチナチャートでは、簡単に相関関係を確認でき、便利です。この機能を使うと、取引通貨と関連する指標を並べることができます。例えば、米ドルの値動きを予想するために、相関が高い米国債のチャートを表示できます。資源国通貨を取引する際に、原油や金などのCFDをチェックすることも可能です

2-4.FXツールバー

FXツールバーは、ウェブブラウザの上部に自分が表示させたい通貨ペアのレートやニュースなどを表示してくれる機能です。

FXトレードをしている際は、チャートを見ているものの、市場の動意を待っている時間があります。FXツールバーを使うことで、YouTubeやニュースなどの他の情報を見つつ、横目でレートや経済ニュースを確認できるため便利です。ダウジョーンズやマーケットWIN24、日本証券新聞などのニュースベンダーから、1日で平均百本以上のマーケットニュースを届けてくれます。

3.トレーダー視点で活用方法を解説

GMOクリック証券のFXネオを活用する方法を、トレーダーの視点で解説します。

3-1.初心者は、はっちゅう君プラスをメインに

FXトレード初心者にとって使いやすいツールは、はっちゅう君プラスです。

テクニカル分析のインジケーターが揃っているため、トレードスキルの習得が可能です。トレードしていく中で、チャートからの発注や注文内容の変更方法といった、取引ツールの使い方に慣れることもできるでしょう。

3-2.中・上級者は、プラチナチャートでインジケーターと相関チャートを駆使

トレード中・上級者となり、複数のインジケーターやFX以外の商品との相関関係を確認しながら、トレードを行いたい場合は、プラチナチャートをメインにするのがおすすめです。

一つの画面で最大4つまで、相関を選択することができます。最大で16パネルまで表示することが可能です。描写オブジェクトは25種類あるため、自分に合った方法を見つけることができるでしょう。他にも、 ニュース画面がわかりやすいため、プラチナチャートを利用したマルチモニターを設置すると、トレードしやすい環境の構築も可能です。

4.まとめ

GMOクリック証券のFXネオは証券口座で口座開設をすると、日本株などのFX以外の金融商品とのシームレスな取引が可能となります。将来的に、複数の金融商品を取引することを視野に入れる場合は、初めから証券口座での口座開設の検討を進めてみてください。

The following two tabs change content below.

中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12