自動売買システム「iサイクル2取引」を利用できることや、情報発信の充実度から、外為オンラインが気になっている方も多いのではないでしょうか。
ただ、いきなり自分のお金を使う本取引をするのは勇気がいることです。そこで検討したいのが「デモ取引」です。デモ取引であれば、損失を気にせずに、FXを実践形式で学ぶことができます。
そこで今回は外為オンラインのデモ取引の流れや使い方などを解説していきます。併せて、外為オンラインの評判・口コミも紹介しますので、参考にしてください。
目次
- 外為オンラインとは
1-1.外為オンラインのFXの概要 - 外為オンラインのデモ取引の流れ・使い方
2-1.「FXデモ口座開設(無料)」のページへアクセスし、名前などを入力する
2-2.メールを確認し、デモ取引へログインする
2-3.実際にデモ取引をする - 外為オンラインの取引ツールの特徴
3-1.【キャンバス機能あり】外為オンライン FX 取引(PCダウンロード版)
3-2.【レイアウト切り替え可能】外為オンライン タブレット
3-3.【スピード感ある注文が可能】外為オンラインfor iPhone - 外為オンラインの評判・口コミは?
4-1.iサイクル2取引を評価する声もある
4-2.情報量の豊富さを評価する声がある - まとめ
1.外為オンラインとは
まずは「外為オンライン」を運営している株式会社外為オンライン(以下、外為オンライン)の概要を見ていきましょう。
設立 | 2003年4月28日 |
代表者 | 代表取締役社長 古作 篤氏 |
資本金 | 3億円(2014年12月10日時点) |
提供サービス | FXサービス |
自己資本規制比率 | 788.4%(2020年12月末) |
総口座数 | 56万2,754(2019年度) |
特記事項 | 「ひまわり証券」や「アイネット証券」と同じ、ISグループの一員 |
※2021年3月調査時点
外為オンラインは、日本で初めて個人投資家向けにFXサービスを提供した「ひまわり証券」や自動売買システム「ループイフダン」で有名な「アイネット証券」と同じISグループです。
外為オンラインでは、YouTubeでの無料FXセミナーやZoomでのオンラインサポートなど、FX初心者でもFXとの距離をより近づけてくれるサービスを提供しています。
1-1.外為オンラインのFXの概要
続いて、外為オンラインが提供しているFXサービスの概要を確認します。
通貨ペア数 | 26通貨 |
取引単位 | L25コース・L25Rコース:10,000通貨単位※ L25 miniコース・L25R miniコース:1,000通貨単位※2 |
取引手数料 | 無料(ただし、iサイクル2取引及びサイクル2取引は1,000通貨あたり※3新規・決済注文時にそれぞれ20円) |
スプレッド | 原則固定(例外あり) |
レバレッジ | 1倍~25倍 |
最低必要資金(米ドル/円・1ドル=105円) | 4,200円 |
取引ツール | PCダウンロード版 (PC/スマートフォン用)ブラウザ版 iPhone版 Android版 タブレット版 |
※南アフリカランド/円・メキシコペソ/円は、100,000通貨単位
※2南アフリカランド/円・メキシコペソ/円は、10,000通貨単位
※3南アフリカランドなど一部通貨ペアは異なる
外為オンラインのFXには、10,000通貨単位で取引するL25コース・L25Rコース、1,000通貨単位で取引するL25R miniコース・L25 miniコースの4つのコースがあります。それぞれのコースは、ロスカットの基準が異なります。
- L25コース・L25 mini コース→ロスカット値=取引証拠金×20%
- L25Rコース・L25R miniコース→ロスカット値=取引証拠金×100%
例えば、1ドル=100円で1万ドルを取引する場合の取引証拠金は4万円です。すると、L25コース・L25 mini コースでは資金が8,000円(4万円×20%)を、L25Rコース・L25R miniコースでは資金が4万円(4万円×100%)を下回った際に即ロスカットされます。
このように、L25Rコース・L25R miniコースの方がロスカットの基準が厳しいのです。外為オンラインで取引する際には、取引単位やロスカットの基準を参考に、コースを選択しましょう。
2.外為オンラインのデモ取引の流れ・使い方
外為オンラインのデモ取引の流れ・使い方を見ていきます。外為オンラインのデモ取引を始めるにあたり、入力するのは「名前・フリガナ・メールアドレス」の3点のみ。最短1分程度でデモ取引を始められます。
2-1.「FXデモ口座開設(無料)」のページへアクセスし、名前などを入力する
まずは外為オンラインの「FXデモ口座開設(無料)」のページへアクセスしましょう。
アクセスしたら、名前(ニックネーム可)・フリガナ(全角)・メールアドレスを入力し、「確認画面へ」をクリックします。
「確認画面へ」をクリック後、申し込み内容確認画面に遷移するので、問題なければ「登録」をクリックしましょう。
2-2.メールを確認し、デモ取引へログインする
登録したメールアドレス宛に外為オンライン(デモ)より、「外為オンライン デモ口座開設完了のお知らせ」という件名のメールが届きます。
メール内に記載されている「ログインID」と「パスワード」を外為オンライン デモ口座ログインにて入力し、「ログイン」をクリックすれば、デモ取引を開始できます。
2-3.実際にデモ取引をする
デモ口座にログインすると、実際にデモ取引を始められます。ログインすると、下記画面に遷移します。
上記画像の取引画面では、レート情報(青枠部分)や必要に応じて画面上部のツールバー(赤枠部分。チャートやニュース、マーケット情報を)の情報を参考に注文を出していきます。
レート情報より、注文する通貨ペアの買(ASK)or売り(BID)ボタンをクリックすると、以下のような注文画面に移りますので、注文ロット数などを設定し、注文しましょう。
また、ツールバーの「iサイクル2/サイクル2取引」をクリックすると、外為オンラインが提供している自動売買システム「iサイクル2取引」または「サイクル2取引」も利用可能です。
以下はiサイクル2取引のランキング方式の注文画面です。
iサイクル2取引の始め方(注文方法)は以下3つです。
- ランキング方式:外為オンラインのシミュレーションで、高い利益を得ている注文内容をランキング形式で表示している。ランキングを参考に資金や好みに応じて注文する
- マトリクス方式:注文間隔を横軸、想定変動幅を縦軸にしたマトリクスを参考に注文する
- ボラティリティ方式:「売りor買い」「過去の変動幅」「対象資産」の3つを選択して注文する
マトリクス方式やボラティリティ方式に切り替える場合は、上記画像の赤・青枠をクリックします。iサイクル2取引に興味がある方は、一通り注文方法を試してみても良いでしょう。
3.外為オンラインの取引ツールの特徴
ここでは外為オンラインで使える3つの取引ツールを紹介していきます。それぞれの特徴も解説していますので、自分に合った取引ツールを利用しましょう。
3-1.【キャンバス機能あり】外為オンライン FX 取引(PCダウンロード版)
「外為オンライン FX 取引(PCダウンロード版)」は、豊富なテクニカル指標と描画ツールを搭載した取引ツールです。テクニカル指標は全26種類、描画ツールは3カテゴリー・15種類を搭載しています。
外為オンライン FX 取引(PCダウンロード版)では、「キャンバス機能」として、目的や投資スタイルに合わせて3つの画面を切り替えながら投資が可能です。ただし、ダウンロードするにはAdobe AIR(アドビエアー)をインストールしなければいけない点は把握しておきましょう。
3-2.【レイアウト切り替え可能】外為オンライン タブレット
「外為オンライン タブレット」はiPadなどのタブレット用取引ツールです。1画面にレート・チャート・ニュース・保有ポジションなどを表示でき、好みに合わせてレイアウトの切り替えも可能です。注文方法は、成行注文・指値/逆指値注文の他、OCO注文・IFD注文・IFD+OCO注文などを搭載しており、iサイクル2取引・サイクル2取引にも対応しています。また、テクニカル指標は全12種類搭載しています。
その他、入出金・メールアドレスやパスワードなどの各種設定・出金先金融機関情報の変更などの設定も可能です。
3-3.【スピード感ある注文が可能】外為オンラインfor iPhone
「外為オンラインfor iPhone」は、iPhone向けスマホアプリの取引ツールです。アプリを起動した際に最初に表示されるホーム画面では、全26通貨ペアのレートが表示されており、一覧性に優れています。このレート上のいずれかの通貨ペアをタップすれば、すぐに新規注文画面が表示されるため、素早く注文を出せます。また、テクニカル指標は14種類を搭載しており、iサイクル2取引やサイクル2取引もアプリ上から注文可能です。
その他、入出金や口座状況の確認などの機能を搭載済です。なお、ここではiPhone向けのスマホアプリを紹介しましたが、Android版もあります。
4.外為オンラインの評判・口コミは?
ここでは外為オンラインのリアルな評判・口コミを紹介していきます。良い口コミも悪い口コミもご紹介していますので、参考にしてください。
- iサイクル2取引は初心者向けにつくられていて、始めやすい
- スプレッドは標準的
- スマホアプリはチャート・決済機能が使いにくい
- 情報コンテンツが豊富。ニュースの情報提供先が多い
- システムメンテナンスでログインできないことが多い
- スマホアプリはシンプルで見やすく、操作が分かりやすい
※上記はすべて個人の感想です。ご自身でもよくお調べの上、利用のご検討下さい。
4-1.iサイクル2取引を評価する声もある
口コミでは、iサイクル2取引を評価する声もありました。iサイクル2取引は、外為オンラインが提供している自動売買システムです。iサイクル2取引の取引手法は、一定の値幅で売り買いを繰り返すというシンプルなもの。
例えば、100.00円で買い注文(建玉1)→建玉1を100.50円決済+同時に100.50円で買い注文(建玉2)→建玉2を101.00円で決済+同時に101.00円で買い注文(建玉3)、というような売買を繰り返します。
iサイクル2取引では、ユーザーの設定とおりに自動で売買をしてくれるため、投資に時間を取られません。iサイクル2取引はデモ取引でも試せるので、興味がある方は利用してみましょう。
4-2.情報量の豊富さを評価する声がある
口コミでは外為オンラインの情報量の豊富さを評価する声が一定数ありました。外為オンラインでは、投資家向けに例えば以下のような情報を発信しています。
- 兵(つわもの)ブロガーの週間相場予想:ブロガーたちが今週の円相場を予想する
- 外為LAB.:有名アナリストがFXについての情報を提供する
- YouTubeチャンネル【公式】外為オンラインFXセミナー:FXの特徴や仕組み、テクニカル分析について、注目の経済指標、取引ツールの使い方などFX初心者~上級者まで幅広い投資家へ情報提供している
- fx wave携帯メールサービス:FX口座会員限定で、最新のマーケットニュースや経済指標速報・結果、市況などを配信する
- ミスターFXによる今週のFXアングル:FX口座会員限定で、毎週月曜日に「ミスターFX」こと坂本軍治氏より今週の相場予想が配信される
なかには「fx wave携帯メールサービス」や「今週のFXアングル」のようにFX口座会員しか見られない情報もあります。一方、YouTubeチャンネル【公式】外為オンラインFXセミナーのように誰でも見られる媒体もありますので、一度目を通してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は外為オンラインの評判やデモ取引の流れ、口コミなどを見てきました。まずはデモ取引で取引ツールの使い方やFXのルールを学んだ後に、本取引を始めても良いでしょう。
外為オンラインでは最短1分程度でデモ取引を開始できますので、利用の検討を進めてみてはいかがでしょうか。
庄子 鮎
最新記事 by 庄子 鮎 (全て見る)
- トライオートFXの評判は?メリット・デメリットを比較、スプレッドや注意点も - 2024年11月20日
- 初心者におすすめのFX会社は?操作画面がシンプルな会社5選 - 2024年8月22日
- FXは長期投資が効果的?やり方やおすすめのFX会社も紹介【初心者向け】 - 2024年8月22日
- 普段のカード払いで社会貢献ができる。“背中をそっと押す”クレジットカードを提供するナッジ株式会社【代表インタビュー】 - 2024年8月22日
- FX自動売買でおすすめの取引会社は?大手5社を比較、取引ツールやスプレッドも - 2024年8月22日