TwitterがNFTの認証機能を計画していることが9月30日に明らかとなった。TwitterのソフトウェアエンジニアMada Aflak氏がデモ動画を公開しフィードバックを募集している。
デモ動画では、ユーザーがプロフィール写真にNFTを設定するための機能が実装されている。MetaMaskやCoinbase Walletといったイーサリアム対応のウォレットを接続することで、自身の保有するNFTをプロフィール写真に設定できるようだ。
設定されたNFTには、認証マークのような印がついており、ブロックチェーン上で発行されているかどうかを示すことができる。これまで、自身の保有していないNFTの画像のみを使ったプロフィール写真が多発していたが、TwitterのNFT認証機能が実装されるとこの問題も解決されるだろう。
また、プロフィール画面には「ツイート」「ツイートと返信」「メディア」「リアクション」に加えて、「コレクティブル」メニューが表示されている。ここには、自身の保有するNFTの一覧を表示させることができるようだ。
Twitterは、9月24日にビットコインを使った投げ銭機能をリリースしていた。ライトニングネットワークを活用することで送金手数料を安価に抑えることができ、少額送金を可能にしている。その際に、NFTに関する新機能を計画していることを明らかにしており、今回その中身が判明した形だ。
TwitterのNFT機能がリリースされるスケジュールは発表されていないものの、多くのユーザーから好意的な反応が寄せられている。
Twitterは現在、月間アクティブユーザー数が3億6,000万人を超えているという。しかし、これはPinterestやFacebookと比べて数億ユーザーもの差をつけられている。Twitterは暗号資産コミュニティでよく使われるSNSとなっており、ユーザー数を拡大するためのきっかけをNFT狙う姿勢だ。
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【参照URL】https://twitter.com/af_mada/status/1443243702156206089
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