CFD取引におすすめの証券会社は?銘柄数や手数料、スプレッド等を比較

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老後資金問題や将来設計を見据えて資産運用の重要性が広く認識される中、少額資金でも大きな取引を行えるCFD(差金決済取引)に注目している方もいるのではないでしょうか。

CFDは、買いだけでなく売りからも入れるので、相場状況に合わせた立ち回りが可能ですが、取扱銘柄や手数料は各証券会社で異なるため、投資目的や取引スタイルに合う会社を選ぶことが大切です。

この記事では、CFDの特徴、CFDを取り扱っている証券会社、CFDの始め方を詳しく知りたい方向けに詳しく解説するのでご参考ください。

※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定サービスへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
※本記事は、2022年10月18日の情報をもとに執筆されています。最新の情報については、ご自身でもよくお調べの上、ご利用ください。

目次

  1. CFDとは
  2. CFDに適した証券会社
    2-1.GMOクリック証券
    2-2.IG証券
    2-3.サクソバンク証券
    2-4.楽天証券
    2-5.SBIネオトレード証券
  3. CFDの始め方
  4. まとめ

1 CFDとは

CFDとは「Contract for Difference」の略であり、差金決済取引を指します。CFDは、売買した後の損益の差額を決済して取引を行うデリバティブ取引なので、実際に現物資産を売買しないのが特徴です。

CFDは、エントリーから決済までに生じたエントリー価格と決済価格の差金分が利益になる仕組みとなっており、例えば、価格100万円で買建て、110万円になった時に決済すれば、10万円が利益として確定します。対象商品は、株価指数、個別株、コモディティなどの現物資産に連動する商品があるなど様々です。

また、CFDは売りからも入れるので、価格100万円で売建て、90万円になった時に決済すると10万円が利益として確定します。価格上昇を期待できる局面では、買建てエントリーで値上がり分の利益を狙える一方、価格下落が期待できる局面では、売建てエントリーで値下がり分の利益を狙うことができます。

このため、CFDはヘッジ手段としても利用されています。例えば、日経平均に連動する投資信託が大きく値下がりすると含み損を抱えることになりますが、日経平均CFDをあらかじめ売建てておき、相場下落時にCFDの売りポジションを精算すれば、投資信託の含み損をある程度カバーすることが可能です。

このほか、CFDは、担保として証拠金を預けレバレッジをかけることができるため、証拠金の何倍もの金額の取引が可能です。例えば、CFD商品に10倍のレバレッジをかければ、手元資金(証拠金)10万円で100万円分の取引が可能になります。

通常、100万円の現物商品を購入するには、100万円の手元資金が必要です。そのため、CFDは現物株取引と比べて市場参加のハードルも低くなります。

ただし、相場が予想と逆の動きをした時は、損失も大きくなる可能性があります。例えば、レバレッジ10倍で取引していた場合、現物取引では1万円の損失で済む取引も、CFDでは1万円×10倍で10万円の損失となります。

また、「追証」が発生する可能性もあり、追加で証拠金を入金できない時は強制決済され、損失が確定する場合もあります。さらに、CFDは株式や投資信託と損益通算できない点にも注意が必要です。

2 CFDに適した証券会社

CFDを取り扱っている証券会社を選ぶ時は、取引コスト、取扱銘柄数、取引ツールの各ポイントを押さえて選ぶことが大切です。

CFDの取引コストには「取引手数料」「スプレッド」があるため、取引手数料は低く、スプレッドは狭いほうが低コストで取引できます。また、取扱銘柄数は多いほど選択肢も広がるほか、取引ツールは使いやすさと機能性が備わっていることが重要な要素になります。

上記のポイントを踏まえた上で、CFDに適した証券会社は以下の通りです。

2-1 GMOクリック証券

GMOクリック証券は、GMOインターネットグループ傘下の証券会社です。CFDの国内シェアでトップクラスの実績を持つなどCFDに強い証券会社として知られています。

CFD銘柄 ・株価指数CFD(31銘柄)、レバレッジ10倍
・商品CFD(6銘柄)、レバレッジ20倍
・株式CFD(80銘柄)、レバレッジ5倍
・バラエティCFD(16銘柄)、レバレッジ5倍
取引手数料 無料
取引ツール ・GMOクリックCFD(スマホアプリ)
・はっちゅう君CFD
・プラチナチャート
デモ取引 あり

※2022年1月20日時点

GMOクリック証券は、株価指数CFDやコモディティCFDのほか、個別株CFDやブルベア型ファンド、リートなどのバラエティCFDも取り扱っているので、トレードチャンスが広がります。また、取引手数料は無料で、スプレッドも業界最狭水準で推移しているため、低コストで取引したい方にも向いています。

また、GMOクリック証券では、外出時でもスマホで取引できる「GMOクリックCFD(アプリ)」や、資金振替から注文まで集約された「はっちゅう君CFD」、比較チャートやテクニカル分析を行える「プラチナチャート」などの取引ツールを活用できます。

さらに、デモ取引では実際の取引画面と同じものを使用しているので、CFD初心者の方でも取引の練習をした上でリアルトレードに移ることができます。

2-2 IG証券

IG証券はイギリスのロンドンに本社を構える証券会社です。CFDの取扱銘柄数が非常に多く、他社では少ない債券CFDを取り扱っているのも特徴です。

CFD銘柄情報 ・株価指数CFD(約40銘柄)、レバレッジ10倍
・商品CFD(約70銘柄)、レバレッジ20倍
・株式CFD(約12000銘柄)、レバレッジ5倍
・債券先物CFD(約10銘柄)、レバレッジ50倍
取引手数料 ・株価指数CFD、商品CFD、債券先物CFD は無料
・株式CFD(国内)は最低110円
・株式CFD(米国)は最低16.50ドル
取引ツール ・ウェブベースプラットフォーム
・スマホ及びタブレット端末アプリ
・プロリアルタイムチャート
デモ取引 あり

IG証券は、1万2,000銘柄以上のCFD商品、業界最狭水準のスプレッドなので、豊富な銘柄の中から低コストで投資目的に合うCFD商品を取引可能です。

また、受賞歴のある「ウェブベースプラットフォーム」や、外出先でもスマホやタブレットで取引できる「スマホ及びタブレット端末アプリ」、高度な分析機能を提供する「プロリアルタイムチャート」の3つの取引ツールを活用することができます。

プロリアルタイムチャートは、月額4,000円(税込)が必要ですが、使用当月中に最低4回以上の取引があった場合、無料で活用することができます。

このほかデモ取引も行えるので、初めての方でもCFDの相場感や取引操作をリスク無く体験することが可能です。

2-3 サクソバンク証券

サクソバンク証券は、欧州系銀行を親会社に持つ証券会社です。以下のように9,000以上のCFD銘柄を取り揃えており、世界中の金融市場へアクセスできるのが特緒です。

CFD銘柄情報 ・株価指数CFD(25銘柄)、レバレッジ10倍
・商品CFD(19銘柄)、レバレッジ20倍
・株式CFD(約9,000銘柄)、レバレッジ5倍
・外国ETF/ETN CFD(820銘柄以上)、レバレッジ5倍
上限手数料 16.50米ドル
取引ツール サクソトレーダーGO
デモ取引 あり


サクソバンク証券では月曜日の午前3時から取引を行えるので、土日で大きな相場変動に関する材料が出た時でも他の証券会社より素早く対応できるほか、数々の受賞歴がある高性能取引ツール「サクソトレーダーGO」を活用することができます。また、オンライン完結の本人確認を利用すると、申込から最短2営業日で口座開設が可能です。

サクソトレーダーGOでは、最新アルゴリズムにより、複数銘柄をモニターし、最適な取引タイミングをアラートで知らせてくれる機能「オートチャーティスト」が使えるので、取引機会を逃しません。また、50を超えるインジケーターを搭載しているなど充実した分析環境も特徴です。

このほか、情報サービスについては、企業業績や財務状況などのファンダメンタルズを確認できるほか、主要銘柄については、各社アナリストレポートによる株価評価もチェックできます。

2-4 楽天証券

楽天証券は、楽天グループ傘下の証券会社で、若年層の利用者が多い証券会社の一つです。

楽天証券、CFDの基本情報は以下の通りです。

CFD銘柄情報 ・株価指数CFD(7銘柄)、レバレッジ10倍
・商品CFD(3銘柄)、レバレッジ20倍
取引手数料 無料
取引ツール MT4
デモ取引 あり


楽天証券のCFDでは、主要先進国の株価指数や金、銀、原油のコモディティに投資することができます。CFD銘柄数は他社と比べて少ないものの、厳選されているのが特徴です。取引手数料は無料なので、取引コストはスプレッドのみとなっています。

また、楽天証券では、世界的な取引プラットフォーム「MT4」を活用することができます。MT4は、約50種類のインジケーターが搭載されており、ダウンロードすればすぐに利用可能です。さらに、スマホアプリ版もあるので、外出先でもPC版とほぼ変わらない分析環境でトレードできます。

このほか、MT4はEA(エキスパートアドバイザー)を利用した自動売買システムをMT4内に導入できるので、取引を自動化することが可能です。作成した自動売買システムは、バックテストを行えるので、精度の高い自動売買システムを構築するのに役立ちます。

2-5 SBIネオトレード証券

SBIネオトレード証券は、SBIグループに参画しているネット証券です。株・信用取引・CFDに特化していてます。具体的には、信用取引の取引状況や建玉状況、入金額や株券の額に応じて信用金利の優遇プログラムを提供しています。

CFD銘柄 ・株価指数CFD(4銘柄)、レバレッジ10倍
・株式CFD(28銘柄)、レバレッジ5倍
取引手数料 無料※ロスカット手数料など一部要
取引ツール ネオトレードCFD(ブラウザ・スマホアプリ)
デモ取引 なし

SBIネオトレード証券ではデモ口座でトレードを試すことはできませんが、取引までの流れを解説しているページがあり、口座開設前でも見ることができます。また、取り扱い銘柄は米国株ではAppleやMicrosoft、株価指数では日本225など主要銘柄が揃っているため、メジャーな企業や株価指数で取引したい方にとっては十分な内容です。

CFD以外にも、現物取引の他に信用取引や先物取引、投資信託やCFD取引ができますが、信用取引の手数料が無料という点が強みとなっているため、これらの取引を始めたい方にとってメリットがあります。反対に、つみたてNISAやiDeCoを活用したい方は、他のネット証券などと組み合わせて使うと良いでしょう。

3 CFDの始め方

CFDを始めるためには、CFDに対応している証券会社の口座開設を行う必要があります。口座開設では本人確認書類が必須になるので、運転免許証等の顔つき身分証またはマイナンバーカード等を用意します。本人確認書類の詳細は、各証券会社で異なるので事前に確認しておきましょう。

必要情報の入力や本人確認書類の提出を済ませ、審査に通過すると、登録メールアドレスにて口座開設完了のお知らせが届きます。

口座開設が完了したら証拠金を入金します。必要証拠金は、銘柄によって異なるので、銘柄の取引単価およびレバレッジを確認した上で、入金することが大切です。

まとめ

CFDは、少額資金で大きな取引ができるほか、ヘッジ手段としても活用できる金融商品です。投資スタイルとうまく適合すれば、資金効率の良い運用が可能です。CFDを取り扱っている証券会社は様々ありますが、取扱銘柄数ならIG証券、取引ツールならサクソバンク証券、自動売買などの取引サービスなら楽天証券などが検討候補になりやすいでしょう。

CFDを扱っている証券会社を選ぶ際は、CFDの仕組みや銘柄数、手数料、スプレッド等をしっかりと比較した上で、検討してみてください。

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