LIGHT FXの使い方は?初心者目線でメリット・デメリットも解説

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FX会社の比較サイトや口コミなどから「LIGHT FX」に興味を持ち始めた方も少なくないでしょう。LIGHT FXは高金利通貨のスワップポイントの高さや取引コストの低さが魅力のFXサービスです。

今回はそんなLIGHT FXのメリット・デメリットを初心者目線で解説します。LIGHT FXの取引ツールの具体的な使い方も紹介するため、この記事を読めば取引時のイメージも持てるようになるでしょう。

※本記事は1月23日時点の情報です。最新の情報についてはご自身でもよくお調べください。
※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

目次

  1. LIGHT FXの基本情報
  2. 初心者目線で解説!LIGHT FXの3つのメリット
    2-1.取引コストが業界でも最低水準
    2-2.高金利通貨のスワップポイントが高い
    2-3.午後10時まで電話問い合わせ可能
  3. 初心者目線で解説。LIGHT FXの3つのデメリット
    3-1.デモトレードができない
    3-2.ニュース情報は少なめ
    3-3.株式や投資信託は取り扱っていない
  4. PC用取引ツール:シンプルトレーダーの使い方
    4-1.シンプルトレーダー:チャート画面の操作方法について
    4-2.シンプルトレーダー:注文方法について
  5. スマホアプリ:LIGHT FXアプリの使い方
    5-1.LIGHT FXアプリ:チャートの操作方法について
    5-2.LIGHT FXアプリ:注文方法について
  6. まとめ

1.LIGHT FXの基本情報

最初に基本情報として押さえておきたいLIGHT FXの情報をまとめました。

LIGHT FXの基本情報

口座数 46万9,166口座※
取り扱い通貨ペア数 31通貨ペア
取引単位 1,000通貨
レバレッジ 25倍
(ロシアルーブル/円・トルコリラ/円は10倍)
運営会社 トレイダーズ証券株式会社

※運営会社が同じFXサービス「みんなのFX」の口座数も含む

LIGHT FXは「みんなのFX」と同じトレイダーズ証券株式会社が運営しています。取引単位は1,000通貨・レバレッジは25倍であり、米ドル/円(1ドル=130円)であれば5,200円で取引を始めることができます。

また取り扱い通貨ペアも比較的豊富です。そのため、FX中・上級者になった際も、豊富な選択肢の中から、自分のニーズに沿った通貨ペアで取引ができます。

2.初心者目線で解説!LIGHT FXの3つのメリット

ここではLIGHT FXの3つのメリットを初心者目線で解説していきます。

2-1.取引コストが業界でも最低水準

FXにおける取引コストはスプレッドと呼ばれる、買値と売値の差です。スプレッドが狭ければ狭いほど取引コストは低く、逆に広ければ広いほど取引コストは高いことを意味します。

以下、LIGHT FXを含む代表的なFX会社のスプレッドを比較してみます。

LIGHT FX DMM FX LINE FX 外為どっとコム※1 GMOクリック証券(FXネオ) 松井証券のFX
米ドル/円 0.2銭 0.2銭 0.2銭 0.2銭 0.2銭 0.2銭~0.9銭
ユーロ/円 0.4銭 0.5銭 0.3銭 0.4銭 0.5銭 0.5銭
ポンド/円 0.9銭 1.0銭 0.5銭 0.9銭 1.0銭 1.1銭
豪ドル/円 0.6銭 0.6銭 0.3銭 0.5銭 0.6銭 0.7銭

※2022年6月20日時点
※スプレッド原則固定(例外あり)
※1 キャンペーンスプレッドを含む。詳細は公式HPをご確認ください。

スプレッドが狭いほかのFX会社と比較しても、LIGHT FXのスプレッドは引けを取らないことがわかります。通貨ペアによっては他社のほうがスプレッドが狭い場合もあるものの、総じてLIGHT FXのスプレッドは狭く、取引コストは低いといえるでしょう。

2-2.高金利通貨のスワップポイントが高い

高金利通貨は金利が高いため、受け取れるスワップポイントを狙って取引することができます。

下記は、2022年6月14日もしくは15日の付与日数4日分のスワップポイントをまとめた表です。

LIGHT FX DMM FX LINE FX 外為どっとコム GMOクリック証券(FXネオ) 松井証券のFX
トルコリラ/円 買:+172 売:-172 買:+176 売:-196 買:+160 売:-280 買:+176 売:-196 買:+120 売:-160
メキシコペソ/円 買:+60 売:-60 買:+44 売:-56 買:+56 売:-84 買:+44 売:-64 買:+40 売:-52 買:+40 売:-80
南アフリカランド/円 買:+60 売:-60 買:+36 売:-48 買:+44 売:-72 買:+40 売:-80 買:+44 売:-56 買:+36 売:-76

今回比較した限り、LIGHT FXはとくにメキシコペソ/と円南アフリカランド/円のスワップポイントが高いことがわかります。高金利通貨を長期保有して、スワップポイントでコツコツ利益を上げたい方にメリットがあります。

2-3.午後10時まで電話問い合わせ可能

LIGHT FXでは土日を除く毎日午前7時~午後10時まで電話サポートを行っています。24時間電話サポートをしているFX会社に比べると、サポート時間は短いものの午後10時まで電話で質問をすることができます。

午後5時まで対応のFX会社も少なくない中、午後10時まで電話で直接話せるのは、初心者にとって心強いと感じることでしょう。

3.初心者目線で解説。LIGHT FXの3つのデメリット

続いて、LIGHT FXのデメリットを初心者目線で3つ紹介します。

3-1.デモトレードができない

LIGHT FXではデモトレードができません。そのため、取引ツールの使い勝手やFXのルールは実践で学ぶ必要があります。

ただ、FXのルールについてはほかのFX会社のデモトレードを利用することで学ぶこともできます。FX会社によっては各種登録が不要で、クリックすればすぐにデモトレードができるところもあり、負担なくデモトレードを始められることでしょう。

3-2.ニュース情報は少なめ

FXの取引ツールにはFXに関するニュースが流れ、投資家はそのニュースを参考に取引することができます。ニュースはFX会社へ配信会社が提供しており、LIGHT FXが提携している配信会社は1社のみです。

一方、例えば外為どっとコムは3社の配信会社と提携しています。外為どっとコムでは取引ツール上に配信会社3社分のニュースが流れているのです。

ニュース情報は少なめと言えます。

3-3.株式や投資信託は取り扱っていない

FX以外に株式や投資信託などの金融商品へも投資を検討している初心者の方もいるでしょう。しかし、LIGHT FXでは株式や投資信託は取り扱っていません。

株式や投資信託にも投資がしたい方は、ほかの証券会社に別途口座開設をする必要があります。

4.PC用取引ツール:シンプルトレーダーの使い方

初心者向けのPC取引ツールである「シンプルトレーダー」とスマホアプリ「LIGHT FXアプリ」について、初心者が覚えておきたい基本的な使い方を紹介していきます。最初に「シンプルトレーダー」の使い方を見ていきましょう。
取引画面
※以下画像は全て取引画面より筆者作成

こちらがシンプルトレーダーの取引画面です。名前のとおり、シンプルな画面です。各表示の説明は以下のとおりです。

シンプルトレーダーの使い方
プライスボード(赤枠) 各通貨ペアの価格やスプレッドなどが表示される
チャート(青枠) 為替の動きを一目で確認できる
注文画面(緑枠) 通貨ペアや数量などを入力して発注する

取引画面説明
また、取引画面は上記赤枠のメニューを選択することで、確認したい項目を画面上に表示させることができます。

シンプルトレーダーの使い方のうち、初心者の方が優先的に押さえておきたいのが「チャート画面の操作方法」と「注文方法」の2点です。

4-1.シンプルトレーダー:チャート画面の操作方法について

チャート画面を大きく表示
チャートの画面の操作方法について、まずはチャート画面を大きく表示させるため、「ウィンドウを広げる(上記赤枠)」をクリックしましょう。

チャート画面機能
チャート画面が大きくなりました。チャート画面にはいくつか機能がありますが、まずは以下5つの機能を覚えておきましょう。

  1. 通貨ペア(赤枠):通貨ペアを選択する
  2. 時間足(青枠):30分足、1時間足、日足など時間足を選択する
  3. Bid、Askの切り替え(緑枠):売る場合はBid、買う場合はAskを選択する
  4. テクニカル指標追加(紫枠):テクニカル指標を追加できる
  5. 描画ツール(オレンジ枠):チャートの上にラインを引くなど描画ができる

上記5つの機能を使えば、テクニカル分析ができます。

ただ最初のうちは、テクニカル分析をしたいと思っても、分からない方も多いでしょう。そこで初心者の方でも手軽にできる分析方法が、チャート上にある2つの高値と安値を結ぶ、「支持線と抵抗線を引く」という方法です。

テクニカル指標の解説

支持線 安値同士を結んだ線。下値支持線とも呼ばれ、支持線に近づくと上昇する傾向がある
抵抗線 高値同士を結んだ線。上値抵抗線とも呼ばれ、抵抗線に近づくと下落する傾向がある

支持線と抵抗線を引くことで、今後のトレンドを予測しやすくなります。

初心者の方でも手軽にできる分析方法

少し見えづらいですが、1が抵抗線、2が支持線です。描画ツールの「水平ライン」を選択して引くことができます。

ただし、抵抗線や支持線が機能しないケースも珍しくありません。抵抗線・支持線はあくまで今後のトレンドを予測する上での参考情報の一つとして捉えておきましょう。

4-2.シンプルトレーダー:注文方法について

シンプルトレーダーの「注文方法」
シンプルトレーダーの「注文方法」について、一番簡単な成行注文は7つの項目を選択・入力して発注します。成行注文とは値段を設定せず発注する注文を指します。

  1. 「成行」をクリックする
  2. 注文する通貨ペアを選択する
  3. 注文数量(Lot)を入力する。1Lotは1万通貨。ただし、ロシアルーブル/円は1Lot=10万通貨
  4. スリッページ※を「ON」にすると、設定したスリッページの範囲の中で約定される
  5. 決済同時発注を「ON」にすると、利食いと損切りの発注およびその注文の有効期限を設定できる
  6. 両建を「ON」にすると、同じ通貨ペアの売ポジションと買ポジションを同時に保有できる
  7. 時間成行を「ON」にすると、指定日時に成行注文が発注される

上記1~7を設定し、最後に8のBid(売)もしくはAsk(買)のどちらかのボタンをクリックしましょう。続いて表示される注文確認画面にて再度、Bid(売)またはAsk(買)のボタンをクリックすれば発注することができます。

※スリッページ:注文したレートと約定したレートの差

参考:「シンプルトレーダー 操作マニュアル

5.スマホアプリ:LIGHT FXアプリの使い方

続いて、スマホアプリ「LIGHT FXアプリ」の使い方について説明します。

スマホ用アプリ

こちらがLIGHT FXアプリの画面です。レートを一覧して確認できる「レート」やチャート分析ができる「チャート」、ニュースや経済指標などを確認できる「マーケット」などのメニューがあります。

初心者の方が押さえておきたい使い方が「チャートの操作方法」と「注文方法」の2点です。順に見ていきましょう。

5-1.LIGHT FXアプリ:チャートの操作方法について

チャートの操作方法

画面下部にある「チャート」をタップすると上記チャート画面が表示されます。以下、1~4の操作を行い、チャートを操作しましょう。

  1. 通貨ペアを選択する
  2. 時間足およびBid or Askを選択する
  3. チャートの種類(ライン・バー・ローソク足のいずれか)を選択する
  4. 注文画面を表示させる
  5. テクニカル指標を選択する

このよう1~4の操作を行えば、チャート分析をした上で、注文まで操作することができます。

テクニカル分析

テクニカル指標は8種類搭載しています。試してみたい指標があれば、積極的に利用してみましょう。

5-2.LIGHT FXアプリ:注文方法について

LIGHT FXアプリの注文方法も解説していきます。今回は一番シンプルな成行注文の方法を見ていきましょう。

LIGHT FXアプリの注文方法

画面下部のメニューより「レート」をタップし、注文したいレートを選択しましょう。ここではユーロ/円をタップしてみます。

アプリ注文画面

こちらが注文画面です。以下①~⑦の設定および選択を行います。

  1. 注文種別を「成行」にする
  2. 注文数量(1Lot=1万通貨)を設定する
  3. スリッページ(注文したレートと約定したレートの差)を設定する
  4. 新規注文と同時に決済注文を出すかどうか、出すのであれば利食い・損切り注文の設定および注文の有効期限を選択する
  5. 両建を「ON」にすると、同じ通貨ペアの買いポジションと売りポジションの両方を同時に保有できる
  6. 時間成行を「ON」にすると、指定日時で成行注文が執行される
  7. Bid(売)もしくはAsk(買)をタップする
  8. Bid(売)もしくはAsk(買)をタップすると、注文確認画面が表示されます。
注文画面

上記が注文確認画面です。注文内容に間違いがなければ、「注文実行」をタップしましょう。

アプリ注文画面

無事、成行注文を執行することができました。「ポジション」をタップすると、ポジション照会画面が表示されます。注文したポジションをしっかり確認しておきましょう。

参考:「LIGHT FXアプリ 操作マニュアル

6.まとめ

LIGHT FXは取引コストの低さや高金利通貨のスワップポイントなどが魅力のFXサービスです。既にFX口座を持っている方にとってもメリットがあります。

デモトレードができないため、実践を通して取引ツールやFXのルールを学んでいくことになります。

今回説明したLIGHT FXの取引ツールの使い方を参考にし、利用の開始を検討してみてください。

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庄子 鮎

証券会社および求人広告会社を経て、2019年よりフリーライターに。証券会社時代では営業職に従事し、主に株式や投資信託、債券の販売を経験。また現在、投資家でもあり、FX・日本株・米国株などへ投資をしている。"どういう表現でどこまで説明すれば、より分かりやすくなるか"を意識し、解説していきます。