株式投資型クラウドファンディング(CF)プラットフォーム「FUNDINNO(ファンディーノ)」で1月20日、「独自の開発力で製造現場の課題を次々解決!次期製品は災害時の不安・危険を減らす多機能で低コストな防災備品『停電対応LED』」が公開された。資金調達を行う日本特殊技術販売株式会社は、工場や農業などの現場向けに様々なソリューションを開発・販売しているメーカー兼販売店。停電対応LEDを、ファンディーノでの資金調達で、新たな主力製品として世界に打ち出すための社内体制を整える計画という。目標募集金額は1千万円、上限応募額2千万円。投資申し込み期間は1月28日〜2月3日。
同社は製造現場向けの製品を得意としており、水と塩から生成する特殊な除菌剤の販売、室内、室外、様々なニーズに合わせたLED照明設置の販売を手掛ける他、移動式の大型空調機などを販売してきた。現在の主力商材は、バッテリー内蔵の停電対応直管LED -40W形(停電対応LED)。22年のテスト販売を経て、23年から正式な販売開始を計画している。
同製品は、電流の流れの遮断を高い精度で感知できる特許技術(特許は同商品の製造会社が保有)を用いた停電対応LEDライトで、普段は通常に点灯するLEDとして使用し、停電時には約3時間内蔵バッテリーで点灯し続ける。手持ちライトとして持ち歩くことも可能なエマージェンシーアイテムだ。
バッテリー内蔵型の直管LED自体はすでに市場に存在しているが、同社の製品は特許技術により、突然の停電でも状態を見極めて点灯することで、暗闇に不安を感じたり危険な事象に遭うのことを減らせられるとしている。また、停電対応LEDのバッテリー(リチウムイオン電池)は充電式で、繰り返し点灯させることが可能。
平常時はそのまま使用することで充電でき、予備バッテリーは充電器で家庭用コンセントから充電できる、ソケットから外して点灯させることもできるなど、地震や豪雨などに対応した性能を持つ。独自の製造ルートによって、一般的なバッテリー内蔵直管LEDと比べ2〜4割ほど価格を抑えられるのも強みとしている。
今回の資金調達を経て、新製品の停電対応LED を弊社の新たな主力製品として世界に打ち出すための社内体制を整える。既存の顧客を中心に営業を行いながら、3年後までには関東や中部などエリアごとに1販売代理店を配置し、代理店を主な窓口とした販路を構築。その後は中国をはじめ、ベトナム、カンボジアなどのアジア圏にも販売を進めていく計画。29年内に年間8.5万本以上の停電対応LEDの販売を目標とする。
投資は1口10万円 10株、1人5口まで。特定投資家には100万円100株~400万円400株コースがある。株主優待として、同社が販売する除菌剤「Virus Buster Water(20ppm)」、「1000ml交換用パウチ」「500mlスプレー」「100mlスプレー」を進呈する。
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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム
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