DMM FXはいくらから?初心者向けにやり方を解説

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「DMM FX」は口座数は83万口座を超える、初心者の方も多く利用している大手FXサービスです。豊富でわかりやすい取引ツールや24時間電話サポートがあるなど、初心者でもFXを始められる環境が整っています。

今回はそんなDMM FXがいくらから始められるのか、また初心者向けにやり方を解説していきます。この記事を読めば、DMM FXで入金・発注・ポジション確認・決済の基本的な4つの方法を学ぶことができます。ぜひ参考にしてみてください。

※本記事は7月15日時点の情報です。最新の情報についてはご自身でもよくお調べください。
※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

目次

  1. DMM FXの基本情報
  2. DMM FXはいくらから取引できる?
  3. 初心者向け DMM FXのやり方を解説
    3-1.入金方法
    3-2.取引画面の見方
    3-3.新規注文方法
    3-4.注文・ポジション照会方法
    3-5.決済方法
  4. まとめ

1.DMM FXの基本情報

DMM FXの基本情報の概要

口座数 83万3,000口座※
取り扱い通貨ペア数 21通貨ペア
取引単位 1万通貨
レバレッジ 25倍
スプレッド 米ドル/円:0.2銭
ユーロ/円:0.4銭
ポンド/円:0.9銭
主なメリット
  • 24時間電話サポートがあり
  • DMM 株口座で保有中の株式をFXの証拠金として利用できる
  • シンプルな取引ツールも提供している
  • 取引量に応じて現金化可能な取引応援ポイントがもらえる
主なデメリット
  • 取り扱い通貨ペア数が少ない
  • 取引単位が1万通貨単位
運営会社 株式会社DMM.com証券

※スプレッドは原則固定
※2024年1月時点

DMM FXは株式会社DMM.com証券が提供しているFXサービスです。DMM.com証券ではDMM FXのほかにもFXの株価指数・商品版「DMM CFD」や競走用馬ファンド「DMM BANUSY」、株式やETFなどを買える「DMM 株」も提供しています。

サポート体制については、24時間電話およびチャットでの問い合わせサービスがあるほか、LINEからでも問い合わせをすることができます。また、DMM 株で保有している株式をFXの証拠金※として活用できる「DMMFX株券担保サービス」というサービスもあり、株式さえあれば、現金0円でもFXを始めることが可能です。

一方、取り扱い通貨ペア数が少なめのため、とくにマイナーな通貨ペアを取引したいと考えている方は、事前に通貨ペアを確認しておきましょう。

※証拠金:FXで取引をするために入金が必要な資金のこと

2.DMM FXはいくらから取引できる?

以下、メジャーな通貨ペアの取引金額と必要証拠金※をまとめてみました。最低でも以下の必要証拠金※さえ入金できれば、各通貨ペアを取引できると覚えておきましょう。

※必要証拠金:取引をするために最低でも必要となる資金額

通貨ペア 取引金額 必要証拠金
米ドル/円
(1ドル=135円)
135万円 5万4,000円
ユーロ/円
(1ユーロ=140円)
140万円 5万6,000円
ポンド/円
(1ポンド=165円)
165万円 6万6,000円
豪ドル/円
(1豪ドル=95円)
95万円 3万8,000円
NZドル/円
(1NZドル=85円)
85万円 3万4,000円

DMM FXは取引単位が1万通貨です。1,000通貨単位や1通貨単位のFX会社と比較すると、DMM FXで取引が必要な資金額は多いと言えます。

DMM FXで取引をする前には、上記表の取引金額および必要証拠金の金額を参考に、自分がいくら程度の損失なら耐えられるのか(いくら程度の利益を得たいのか)をよくシミュレーションしておきましょう。

3.初心者向け。DMM FXのやり方を解説

ここからは初心者向けにDMM FXの以下のやり方について解説していきます。

  1. 入金方法
  2. 取引画面の見方
  3. 新規注文方法
  4. 注文・ポジション照会方法
  5. 決済方法

上記のやり方さえ押さえれば、FXで一通りの取引をすることができるようになります。順に見ていきましょう。

3-1.入金方法

DMM FXの入金方法には以下の2つがあります。

  1. 振込入金
  2. クイック入金

振込入金とは銀行窓口やATMからDMM FXの口座へ入金する方法です。振込先口座情報は人によって異なり、マイページ上の「お客様情報」から確認する必要があります。

クイック入金とは、インターネットバンキングを利用して入金する方法です。振込入金と異なり、リアルタイムに入金が反映される点が特徴です。画像は、初心者向けの取引ツール「DMMFX STANDARD」の画面です。
入金方法
※図は全て取引画面より筆者作成

クイック入金は、取引ツール※へログイン後に、1.入出金→2.金融機関を選択→3.入金額を入力します。

初心者向けの取引ツール「DMMFX STANDARD」の画面

金融機関と入金金額に間違いなければ、「実行」をクリックしましょう。選択した金融機関のページへ遷移するので、指示に従い手続きを進めれば、入金完了です。

3-2.取引画面の見方

続いて、初心者がDMM FXで取引する上で最低限押さえておきたい取引画面の見方について解説します。今回は、初心者向け取引ツール「DMMFX STANDARD」の画面で説明します。

初心者向けの取引ツール「DMMFX STANDARD」の画面

初心者の方はまずは上記1~4の機能について把握しておきましょう。

  1. 為替ボード:任意の通貨ペアを選択し、表示できる
  2. チャート:選択した通貨ペアのチャートを表示させる
  3. 注文ボード:新規注文および決済注文を行える
  4. メニューバー:ポジション照会や注文履歴、入出金などを行える

「1.為替ボード」で通貨ペアの動きを見つつ、気になる通貨ペアを「2.チャート」で確認します。取引したい通貨ペアを「3.注文ボード」で発注する、といった流れが基本です。

発注したら、「4.メニューバー」のポジション照会や注文照会で、正しくポジションを持てているのか(正しく発注されているのか)を確認しましょう。

3-3.新規注文方法

続いて、新規注文方法を説明します。DMM FXでは6種類の注文タイプがあります。なかには初心者の方には複雑なものもあります。

ここでは初心者の方でもわかりやすく、かつオーソドックスな注文方法である「ストリーミング注文」と「指値注文」の方法を解説します。ストリーミング注文とは「クリックしたレートで発注される」という注文方法です。

ストリーミング注文

ストリーミング注文は注文ボードにて、1.注文タイプを「ストリーミング」に選択し、2.注文数量を入力したあと、3.売(Bid)もしくは買(Ask)をクリックすれば発注することができます。ほかの注文方法と比べて、シンプルかつ分かりやすい注文方法です。

続いて指値注文とは「注文したいレートを指定して発注する」注文方法です。例えば、現在のレートが1ドル=135.00円で、「132円50銭になったら買いたい」と思ったとしましょう。

このとき132円50銭で指値注文を出しておけば、わざわざレートが132円50銭になるまで取引画面に張り付くことなく、132円50銭になったら自動的に注文が成立します。明確に欲しい価格がある方には便利な注文方法です。

指値注文

指値注文では1.注文タイプを指値に選択し、2.数量を入力、3.売買や4.注文レート、5.注文の有効期限を設定したあと、6.発注するをクリックします。同時に決済注文も出したい場合は、決済同時発注も設定しておきましょう。

注文確認画面

6.発注するをクリックすると、注文確認画面が出ます。間違いなければ、7.注文するをクリックすれば、指値注文完了です。

3-4.注文・ポジション照会方法

新規注文を出したら、必ず正確に発注できているのかを確認します。まだ注文成立していない(約定していない)場合は注文照会、すでに注文成立した(約定済)場合はポジション照会をしましょう。

ポジション照会

注文が正しく発注されているのかはメニューバーにある「注文照会」をクリックすれば確認することができます。注文の変更や取消も注文照会の画面上で行えます。

ポジション照会はメニューバーの「ポジション照会」をクリックします。評価損益もリアルタイムで表示されるため、ポジション照会は適宜確認しておきましょう。

3-5.決済方法

最後に持っているポジションを決済する方法を解説します。ここでは新規注文方法と同様に、初心者でもわかりやすい「ストリーミング注文」と「指値注文」について説明します。

なお、新規注文方法と同様に、決済方法におけるストリーミングはクリックしたレートで発注される注文方法であり、指値注文は指定したレートで発注する注文方法です。

最初にストリーミング注文の決済方法について見ていきます。

トリーミング注文の決済方法

まずはポジション照会画面の「決済指定」の□にチェックを入れます。

決済指定

1.注文タイプでストリーミングを選択し、2.注文数量を設定したら、3.レートをクリックします。これでストリーミング注文による決済は完です。

続いて、指値注文による決済方法について説明します。

指値注文

指値注文をする際も、まずはポジション照会画面の「決済指定」の□にチェックを入れましょう。

決済指定

続いて、①注文タイプが「指値」になっていることを確認し、②注文数量・③注文レート・④有効期限を選択・入力した上で、⑤発注するをクリックすれば、指値注文による決済は完了です。

「このあたりまで上がり(下がり)そうだ」と予測できた場合には、指値注文による決済も検討しましょう。

4.まとめ

DMM FXは初心者向けの取引ツール「DMMFX STANDARD」も提供しており、初心者にとってFXを始めやすいFX会社と言えます。

この記事を参考に、DMM FXでの口座開設の検討を進めてみてください。

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庄子 鮎

証券会社および求人広告会社を経て、2019年よりフリーライターに。証券会社時代では営業職に従事し、主に株式や投資信託、債券の販売を経験。また現在、投資家でもあり、FX・日本株・米国株などへ投資をしている。"どういう表現でどこまで説明すれば、より分かりやすくなるか"を意識し、解説していきます。