コンビニエンスストア大手サークルKが、ビットコインATMを各店舗に設置したことを7月23日に発表した。設置台数は、アメリカとカナダを中心に30州で700台以上にのぼるという。
サークルKは、暗号資産ATMを運営するBitcoin Depotと提携することで、各店舗にビットコインATMを設置する。Bitcoin Depotの暗号資産ATMは、ビットコインやイーサリアム、ライトコインをはじめとして30種類以上の銘柄をサポートしている。
利用者は、ATMを通して法定通貨で直接暗号資産を購入することが可能だ。ATMで暗号資産を購入する際には、ATMに自身の保有するウォレットアドレスを入力し法定通貨を入金すると、すぐに暗号資産が送金されるという。銀行ATMに近いユーザー体験を実現できているとのことだ。
Bitcoin Depotは、暗号資産 ATMを運営することで、銀行口座を有していない人や裕福ではない人にも暗号資産を届けることができると主張している。暗号資産取引所で暗号資産を購入するには、銀行口座からの入金や厳格な本人確認が必要になるため、まだまだ暗号資産にアクセスできない人々は多く存在する。
Bitcoin DepotのATMは、アメリカとカナダで3,500台以上を稼働させているという。今回のサークルKとの提携により設置台数を増加させていく狙いだ。サークルKの運営企業が経営するコンビニエンスストアは、アメリカに約7,150店舗、カナダに2,100店舗あるという。
世界中の暗号資産ATMのデータを提供するCoin ATM Radarによると、世界75ヶ国で約24,000台が設置済みだ。そのうちの約21,000台はアメリカに、次いで約1,700台がカナダにあるという。
日本にも東京に1台設置されているとのデータが掲載されているが、暗号資産ATMのサービスは日本では暗号資産取引に該当するため、交換業者(取引所)としてのライセンスが必要になる。
- 1位:アメリカ(21,308台)
- 2位:カナダ(1,710台)
- 3位:イギリス(172台)
- 4位:オーストリア(158台)
- 5位:香港(129台)
- 58位:日本(1台)
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