仮想通貨取引所フォビジャパンは9月25日、仮想通貨の販売所をリリースしたと発表した。これにより、ユーザーは従来よりも直感的な操作で仮想通貨の売買が可能になった。リリース第一弾は25日にXRP/JPY、リリース第二弾は27日にBTC/JPY、BCH/JPY、ETH/JPY、LTC/JPYが取引開始となる。Huobiの販売所では24時間365日取引が可能で、購入・販売はもちろん、他の仮想通貨取引所への送金、仮想通貨決済サービスに送金し決済に使うなど様々に利用ができる。
仮想通貨販売所は、仮想通貨を売買するにあたって購入したいあるいは売却したい仮想通貨の数量か金額だけを入力すればいいので、初めて仮想通貨取引をする初心者には優しい仕組みになっている。Huobiはビットコインを100円分から購入できるため、少額から投資を始めたいと考える投資家にも取り組みやすい条件であることも特徴だ。その一方で、販売所は仮想通貨取引所との相対取引でもあるため、取引所では存在しないスプレッド(手数料)が発生するというデメリットもある。販売所では、購入した直後に売却するとスプレッドの関係で赤字となるため、トレードを頻繁にする現物取引には不向きだ。
これまで販売所だけを運営してきた企業が後から取引所をリリースするパターンはよくあるが、今回はその逆のケースとなる。販売所は初心者には使いやすいインターフェースで、仮想通貨取引の大枠を知ることもできるので興味がある方は同サービスをチェックしてみると良いだろう。
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立花 佑
自身も仮想通貨を保有しているWebライターです。HEDGE GUIDEでは、仮想通貨やブロックチェーン関連の記事を担当。私自身も仮想通貨について勉強しながら記事を書いています。正しい情報を分かりやすく読者の皆様に伝えることを心がけています。
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