仮想通貨取引所3社(コインチェック、GMOコイン、ディーカレット)のサービスを徹底比較

国内でも多くの仮想通貨(暗号資産)交換業者が設立される中、ユーザーにとってますます便利なサービスが出てきています。アプリの使用感や提供しているサービスについて多種多様になってきており、複数の企業で口座を開いておいて目的に合わせて使い分けている人も少なくありません。

ここでは、コインチェックとGMOコイン、ディーカレットについて機能や手数料、取扱銘柄などサービス内容を比較することで、どのようなことができるのか分析していきたいと思います。

目次

  1. NFTマーケットプレイスやIEOなど最新サービスを提供するコインチェック
  2. アルトコインの取引方法が充実しているGMOコイン
  3. ニーズの高い「取引所方式」を追加したディーカレット
  4. コインチェック・GMOコイン・ディーカレットの取扱銘柄・手数料を比較
  5. まとめ

①NFTマーケットプレイスやIEOなど最新サービスを提供するコインチェック


コインチェックはマネックスグループ株式会社の子会社であるコインチェック株式会社が運営している仮想通貨取引所です。初心者でも扱いやすい販売所を提供している他、取引所サービスではビットコインを手数料無料で購入できます。取引画面もシンプルで直感的に操作しやすいこともあり、コインチェックは仮想通貨投資の最初の口座として多くの投資家に利用されています。コインチェックのスマホアプリはチャット機能や価格表示画面が見やすいことで評判で2021年6月時点に累計ダウンロード数415万を突破しています。

コインチェックでは長期投資に利用できる資産運用サービスをいくつか提供しています。「Coincheckつみたて」は毎月一定額で指定した仮想通貨を自動で買い付けるもので、毎月最低1万円から利用できます。購入のタイミングが分からない方や、チャート分析などに時間を割けない方にとって便利なサービスです。また貸仮想通貨サービスでは取り扱っている全仮想通貨に対応しており、1万円相当から貸し出すことができます。返還時には最大年率5%の仮想通貨を受取ることができ、着実に資産を増やしながら長期運用ができるので、募集が開始されると殺到する傾向にあります。

さらにコインチェックでは「NFT」や「IEO」といったサービスも展開しています。IEOプラットフォーム「Coincheck IEO」の第一号プロジェクトである「Palette Token」の購入申込みの受付が7月1日に開始され、7月20日に抽選がありました。IEOはスマホアプリからでも参加申し込みが可能です。また「Coincheck NFT(β版)」では、仮想通貨とNFTを用いたゲーム内アイテムやトレカなどを売買することができます。現在対応しているNFTは「CryptoSpells」と「The Sandbox」、アイドルグループ「SKE48」のデジタルトレーディングカード、「Sorare」のNFTトレカです。

②アルトコインの取引方法が充実しているGMOコイン


GMOコインは、東証一部上場のGMOインターネット株式会社のグループ会社であるGMOコイン株式会社が運営する仮想通貨取引所です。GMO証券など金融サービスの運営ノウハウは、GMOコインにも活かされています。初心者からトレーダーまで幅広いユーザーが利用するGMOコインの口座数は37.4万件を越えています(GMOフィナンシャルHD、2021年12月期第1四半期決算資料より)。

仮想通貨取引サービスは取引所(現物取引)・取引所(レバレッジ取引)・販売所・暗号資産FXの4つを設けており、いずれもウォレットアプリから利用可能です。イーサリアムやXRPなどのアルトコインの取引方法が豊富な点がGMOコインの特徴です。

GMOコインもまた、積立投資と貸仮想通貨サービスを提供しています。「つみたて暗号資産」は月々1,000円から5万円の範囲で設定ができ、取引所の口座に残高がある限り自動積立されます。「貸暗号資産」は取り扱っている全仮想通貨に対応しており、最大年率3%の仮想通貨を得ることができます。その他にもテゾスの「ステーキングサービス」も提供するなど、長期投資に便利なサービスが充実しています。

③ニーズの高い「取引所方式」を追加したディーカレット


DeCurret(ディーカレット)は、株式会社ディーカレットが運営する仮想通貨取引所です。ディーカレットは伊藤忠商事株式会社や東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)などの大手企業、株式会社三井住友銀行や株式会社三菱UFJ銀行などのメガバンクからも出資を受けており、電子マネーに仮想通貨でチャージできる機能など、主要な企業と連携した独自サービスを構築しています。

ディーカレットでは「販売所」と「取引所」の2つの方式で仮想通貨の売買を行うことが可能です。自動積立にも対応しており、月々2,000円から1円単位で指定した金額を使ってビットコイン(順次追加予定)を購入できます。毎月1日に口座上の日本円残高を使って購入する仕組みとなっています。

また、ディーカレットの口座で所有している仮想通貨を使って電子マネー(nanaco、Edy、auPAY)にチャージすることができます。1回あたりの最低チャージ金額は各電子マネー共通で1,000円となっており、365日いつでもスマホアプリから行うことができます。

④コインチェック・GMOコイン・ディーカレットの取扱銘柄・手数料を比較

コインチェック GMOコイン ディーカレット
販売所 ビットコイン、イーサリアム、イーサリアムクラシック、リスク、XRP、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、ファクトム、MONA、ステラルーメン、ネム、クアンタム、オーエムジー、ベーシック・アテンション・トークン、IOST、エンジンコイン ビットコイン、イーサリアム、XRP、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、ネム、ステラルーメン、オーエムジー、ベーシック・アテンション・トークン、テゾス、クアンタム、エンジンコイン、ポルカドット、コスモス ビットコイン、イーサリアム、XRP、ビットコインキャッシュ、ライトコイン
取引所 ビットコイン、ファクトム、イーサリアムクラシック、モナコイン、パレットトークン ビットコイン、イーサリアム、XRP、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、ネム、ステラルーメン ビットコイン、イーサリアム、XRP、オントロジー
最小注文数量(BTC) 500円相当 販売所:0.00005BTC
取引所0.0001BTC
販売所:0.0001BTC
取引所:0.0001BTC
取引手数料 販売所:無料(スプレッドに実質的な手数料を含む)
取引所:無料
販売所:無料(スプレッドに実質的な手数料を含む)
取引所
Maker:-0.01%
Taker:0.05%
販売所:無料(スプレッドに実質的な手数料を含む)
取引所
Maker:-0.03%〜-0.3%
Taker:0.23%〜2.5%
※こちらは2021年8月時点の情報です。最新情報は各社ホームページをご確認ください。

⑤まとめ

仮想通貨は新しい投資資産であり、ブロックチェーンという技術を活かした革新的な仕組みが日進月歩で開発されています。市場の進展と投資家のニーズに合わせて、仮想通貨取引所のサービスもめまぐるしく発展してきています。

ほんの数年前までは、IEOやNFT、ステーキングといった仕組みは、国内どころか海外の取引所でも提供していませんでした。日本暗号資産取引業協会(JVCEA)と取引所の努力の結果、毎年多くの新しい仮想通貨が上場されています。また、これまでは販売所方式が主流でしたが、オーダーブックのある「取引所方式」を併設する所も増えています。これらの新サービス開始時に開催するキャンペーンもおすすめです。

今回ご紹介した仮想通貨取引所は初心者から上級者まで、幅広いユーザーから利用されています。口座開設は無料で出来るので、気になるところからチェックしてみてください。

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立花 佑

立花 佑

自身も仮想通貨を保有しているWebライターです。HEDGE GUIDEでは、仮想通貨やブロックチェーン関連の記事を担当。私自身も仮想通貨について勉強しながら記事を書いています。正しい情報を分かりやすく読者の皆様に伝えることを心がけています。