ビットポイントで購入したイーサリアムを使ってNFTを購入する方法を解説

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NFTが話題になってから仮想通貨取引所で保管しているイーサリアムを外部ウォレット「メタマスク」へ出金(出庫)する方も多いのではないでしょうか。仮想通貨取引所ビットポイントは仮想通貨の出金手数料が無料なので、出金したい方にとって有用な取引所です。ここではビットポイントで購入したイーサリアムを、メタマスクへの出庫する方法から、メタマスクを使ってNFTを購入する方法まで詳しく解説します。

目次

  1. ビットポイントからメタマスクへイーサリアムを出庫する
  2. 仮想通貨出庫の注意点
  3. OpenSeaでNFTを購入する方法
  4. メタマスクの利用シーンと注意点
  5. ビットポイントの特徴
  6. まとめ

①ビットポイントからメタマスクへイーサリアムを出庫する

NFTをOpenSeaで購入するために、ビットポイントでイーサリアムを購入したら、メタマスクへイーサリアムを送付します。ちなみにイーサリアムの最低出金数量は0.1ETHです。まずは送付する方法を説明します。

1-1.入出金画面

ビットポイントにログインしたら、サイドメニューにある「入出金」項目を選択します。

資産一覧が表示されるので、イーサリアムの「出金」を選択します。

1-2.宛先アドレスの登録

宛先アドレスは、暗号資産出金ページにあるアドレスにペーストします。ここで一端、メタマスクにログインして画面を開きます。上にアドレスが表示されるので、クリックすると自動的にコピーされます。

コピーしたらビットポイントの画面に戻り、暗号資産出金ページにあるアドレス「追加」をクリックします。

「ETH 出金先アドレス 編集」画面が開きます。ラベル、アドレス、受け取り人との続柄、国内か海外か、出金先を設定し、最後に「編集」をクリックします。

次に登録しているアドレスに、確認用メールが送信されるので、記載されているURLリンクをクリックします。すると「メール認証を完了しました」と表示されます。

メール認証を完了後、出金先アドレスを追加していた画面に戻り、続いて認証番号の取得ボタンをクリックします。

スマートフォンの携帯番号に届いた認証番号を入力し、「OK」ボタンをクリックします。

1-3.送金完了

出金画面に戻り、出金数量を入力します。最後に「確認画面」をクリックして出金を完了させます。

下のように、メタマスクに送金したイーサリアムの反映が確認できればOKです。

そして、OpenSeaでNFTを購入するには以下の記事ようにメタマスクとOpenSeaの連携が必要です。

MetaMaskのウォレット作成方法、OpenSeaへの連携方法について解説【NFTマーケットプレイス導入準備】

連携させることでOpenSea画面の右上にあるウォレットマークをクリックすると、メタマスクで保有しているイーサリアムが反映されます。

②仮想通貨出庫の注意点

仮想通貨を送付し、トランザクションIDが発行され送付処理が完了している場合、やり直しやキャンセル、返金などができません。アドレスの入力間違いが無いよう、注意して送付する必要があります。誤送付による損失を予防するためにも、新しいアドレスに送付する時はテストをしましょう。ビットポイントでは最低0.1ETHから送付できるので、例えば一度0.1ETHを送付して、成功したら残りを送る、といった使い方があります。

また、メタマスクウォレットの取り扱いに十分に注意しましょう。メタマスクのようなウェブウォレットはホットウォレットと呼ばれ、インターネットに接続するオンラインタイプなのでハッキングのリスクがゼロではありません。最後に、メタマスクを利用する際の注意点を下記にまとめます。

  • 秘密鍵は手書きで紙に書いて保管するなど、オフライン上で管理する。
  • 秘密鍵をグーグルドライブなどのクラウド上で保管しない。
  • メタマスクを無料の公衆無線LANで使わない。
  • メタマスク使用後は、その都度、ログアウトする。
  • フィッシングメールなどで秘密鍵を入力しない。
  • 怪しいサイト(リンク)にメタマスクを接続しない。

③OpenSeaでNFTを購入する方法

ここからはビットポイントからメタマスクへ送付したイーサリアムを使って、OpenSeaでNFTを購入する方法について解説します。言語は自分のアイコンをクリックすると、表示される項目の中に地球マークに「Language」があるので日本語に変更できます。

OpenSeaにログインする際は、画面右上のウォレットマークをクリックし、メタマスクをクリックします。メタマスクにログインしている状態なら、ワンクリックでイーサリアムが反映します。


購入したNFTにカーソルを合わせると「add to cart」という文字が出てくるので、その隣の雷マークにカーソルを合わせると「Buy now」と表示されます。


するとコレクションを確認する表示が出てくるので、下の英文のところにチェックを入れます。

次に、「オファーを受け入れ」と右側にメタマスクの「イーサリアムメインネット」が表示されます。少し下にスクロールするとガス代と合計が表示されます。金額を確認したら「確認」マークをクリックして完了です。

OpenSeaで取引が成立したNFTはメタマスクウォレットに転送され、保管されます。

④メタマスクの利用シーンと注意点

メタマスクはイーサリアム関連ソフトウェアの開発企業ConsenSysによって2016年に公開された仮想通貨ウォレットです。メタマスクはGoogle Chromeなどのウェブブラウザの拡張機能やスマホアプリとして利用できます。

メタマスクではイーサリアム(ETH)やイーサリアム上で発行されたERC20トークン(BATやENJなど)も保管できます。また、イーサリアム仮想マシン(EVM)と互換性のあるAvalancheやPolygon、Binance Smart Chainなどのネットワークのデジタル資産も利用できます。シンプルなインターフェースでサポートも豊富なため、これまで一般的な取引所しか利用したことの無かったユーザーもメタマスクを使って、DeFiやNFT購入などに利用するようになってきました。

OpenSeaで取引が成立したNFTはメタマスクウォレットに転送され、保管されますが注意点としては、詐欺サイトとメタマスクを連携させてしまうと保管されている資産が盗まれてしまう可能性があります。したがってOpenSeaにアクセスする時だけでなく、怪しいサイトや公式サイト以外は絶対にアクセスしてはいけません。公式サイトはGoogle拡張機能にブックマークしておきましょう。

⑤ビットポイントの特徴


BITPoint(ビットポイント)は、株式会社リミックスポイントの子会社である株式会社ビットポイントジャパンが運営する仮想通貨取引所です。ビットポイントでは販売所、取引所、貸仮想通貨のサービスが提供されています。複数の仮想通貨が取り扱われていますが、その中でもジャスミー(JMY)やクレイ(KLAY)は同社だけが取り扱っています。

また日本円出金や仮想通貨出庫など各種サービスが手数料無料で利用できるといった特長があります。これから仮想通貨投資を始めたいと考える方にも有用な取引所となっています。

販売所の取扱銘柄

22銘柄:ビットコイン、イーサリアム、リップル、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、ベーシックアテンショントークン、トロン、エイダ、チェーンリンク、ポルカドット、ジャスミー、ディープコイン、IOST、クレイ、ポリゴン、シバイヌ、フレア、ゼノ、コスモス、トンコイン、ツバサガバナンストークン、オシトークン

取引所の取扱銘柄

11銘柄:ビットコイン、イーサリアム、リップル、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、ベーシックアテンショントークン、トロン、エイダ、IOST、シバイヌ、ディープコイン

⑥まとめ

仮想通貨の送付作業は難しいものではありません。初めて仮想通貨を送付する際は緊張するかもしれませんが、コピー&ペーストでできるシンプルな作業です。しかし、送付先のアドレスを誤ると資産を失ってしまう可能性があるので、一つ一つ正確に作業するようにしましょう。

ビットポイントは仮想通貨の出庫手数料が無料なので利用しやすくなっています。興味のある方は、この機会にビットポイントの口座を開設してイーサリアムを購入し、メタマスクへ送付してみましょう。NFTに興味ある方は出庫元の一つとしてアカウントを作っておくのもありです。

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立花 佑

自身も仮想通貨を保有しているWebライターです。HEDGE GUIDEでは、仮想通貨やブロックチェーン関連の記事を担当。私自身も仮想通貨について勉強しながら記事を書いています。正しい情報を分かりやすく読者の皆様に伝えることを心がけています。