Zaifは株式会社カイカエクスチェンジが運営している暗号資産取引所です。初心者にとって理解しやすい「販売所取引(簡単売買)」、トレーディングに適している「Orderbook Trading」が提供されており、現物で暗号資産の取引を行うことができます。
国内ではZaifでしか購入できないトークンも存在している他、暗号資産やトークンの発行支援サービスやTwitterユーザーに暗号資産を送る機能を提供しているなど、単に投資をする以外にも暗号資産の特性を活用したサービスを利用したいと考える方は同取引所が利用の対象となるでしょう。
ここでは、そうしたZaifにおいて、最も基本となるビットコイン購入の手順について解説していきます。
目次
①Zaifの特徴とは?
Zaifは株式会社カイカエクスチェンジが平成28年4月から運営している暗号資産取引所です。初心者にとって理解しやすい「販売所取引(簡単売買)」では7種類(ビットコイン、カイカコイン、ネクスコイン、ネム、モナ、イーサリアム、フィスココイン)を取り扱っています。
トレーディングに適している「Orderbook Trading」では12種類(ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、ネム、モナコイン、カウンターパーティー、ザイフ、COMSA、フィスココイン、カイカコイン、ネクスコイン)を取り扱っており、現物取引とレバレッジ取引が提供されています。
「Orderbook Trading」では「販売所取引(簡単売買)」とは違ってスプレッドが存在せず、メイカーで取引手数料0%、テイカーで0.1%と設定されているので頻繁なトレードの際には「Orderbook Trading」の利用が最適です。またどちらも最低注文数量(BTC)は0.0001BTCです。
②Zaifでのビットコイン購入の方法
2-1. 販売所取引(簡単売買)でのビットコイン購入方法
Zaifでビットコインを購入するには、まず口座開設をしてアカウントを作成する必要があります。口座開設後、コンビニ入金、ペイジー入金、銀行振込の3つからZaifへ日本円を入金しましょう。Zaifの口座に日本円が反映されればビットコインを購入する準備は完了です。
Zaifのサイトにアクセスしログインすると、「販売所取引(簡単売買)」が開きます。「BTC」を選択し「購入」をクリックします。金額の入力欄に日本円で購入したい金額を入力しすると、自動的にビットコインの数量に自動換算されます。最後に「購入」をクリックして完了です。
2-2. 取引所(Orderbook Trading)でのビットコイン購入方法
口座開設と日本円入金までの流れは販売所取引(簡単売買)と同じように行いましょう。日本円がZaifの口座に反映されればビットコインが購入できます。Zaifのサイトにアクセスしログインすると、販売所取引(簡単売買)が開くので、上部にある「Orderbook Trading」を選びます。
取引所を開くとチャートと板情報がある取引画面が開くので、「BTC」を選択します。その下の「買い」を選択し、「指値」か「成行」を選びます。価格を設定したいなら「指値」、価格を自動選択するなら「成行」を選びます。
画像では「成行」を選択しています。「買いたい量(BTC)」に購入したい数量を入力します。例えば0.0001と入力すると、概算約定代金(JPY)に643.9865と表示されます。最後に「買い注文」をクリックして完了です。
「指値」注文をする場合は、ビットコインを選んでから「指値」を選び、「1BTCの価格(JPY)」に価格を入力します。あるいは板情報の「気配値」に表示されている価格から選ぶこともできます。板から選ぶと、自動的に価格に反映されます。次に「買いたい量(BTC)」を入力します。例えば0.0001と入力すると、概算約定代金(JPY)に634.411と自動表示されます。最後に「買い注文」をクリックして完了です。
③まとめ
Zaifは、同取引所を運営していたテックビューロ社がフィスコ社へ継続業務を行い、再スタートした暗号資産取引所です。2021年現在は過去に提供されていた積立サービスと信用取引が提供を停止していますが、現物取引は提供が続いています。Zaifではビットコインはビットコインやイーサリアムといった知名度の高い暗号資産だけでなく、Zaifでしか取り扱っていないトークンが提供されていることが特徴です。
Zaifではビットコインが0.0001BTCから注文ができ、1BTC=600万円だったとしても約600円から購入が可能なので、少額から始めたい方には適した取引所と言えるでしょう。暗号資産取引における実質的な手数料であるスプレッドを避けたいなら、「Orderbook Trading」を選んで始めることもできます。また、取引所ではテクニカル分析も可能なチャート機能が提供されているため、チャートを利用した取引に慣れたユーザーも違和感なくZaifを利用可能です。
また、Zaifはブロックチェーンを用いた暗号資産やトークンの発行支援サービスや、Twitterユーザーに対して暗号資産を手数料無料で送金できるソーシャルチップというサービスを提供するなど、暗号資産の特徴を活かしたサービスを提供しています。これらのサービスは慣れないうち複雑に感じてしまうかもしれませんが、ビットコインを購入する手順は難しくないため、Zaifでの暗号資産投資を検討されている方は参考にしてみてください。
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立花 佑
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