「ビットコインへの投資はおすすめしない」UBS会長がダボス会議で表明

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スイスのチューリッヒに本拠を置き、世界の主要な金融センターを含む50カ国で金融サービスを提供するUBSグループ会長のアクセル・ウェーバー(Axel Weber)氏が、23日に行われた世界経済フォーラムのなかで仮想通貨ビットコインへの姿勢を明らかにした。CNBCの報道によると、同氏はビットコインは投機的で、通貨としての機能が備わっておらず、投資をおすすめできるものではないと発言している。

世界経済フォーラムはスイス東部のダボスで開催するため「ダボス会議」とも呼ばれ、世界を代表する政治家や金融の実業家が一堂に会して討議する国際的な会議だ。

ウェーバー氏は、講演のなかで機関投資家と個人投資家の違いに着目している。機関投資家は仮想通貨投資の仕方やそのリスクを十分に理解しているが、小口の投資を行う個人投資家は投資の知識やリスクを負う能力が足りず、不安定な投資からは守られるべきだとの見解を示した。

ビットコインは価格変動が非常に激しいが、去年末から今年にかけて投資に参入する日本人投資家が増えた。先週の暴落の際には、参入したばかりにも関わらず、損切りを余儀なくされた投資家も多い。このように、特にビットコイン投資はハイリスク・ハイリターンの投資商品であるため、余剰資金の一部で運用するなどしてリスクを最小限にとどめることが大切だ。また、日々変わっていく情報を掴んでいくことも意識していこう。

【参照サイト】Bitcoin is not an investment we would advise, UBS chairman says

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