良品計画、ウクライナ避難民へ物資支援を実施。子供服、ブランケットなど約2万点

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無印良品を展開する株式会社良品計画は、欧州拠点のMUJI EUROPE HOLDINGSが、ウクライナ近隣国で避難生活を送る人々への人道支援として、避難生活に役に立つ物資を支援すると発表した。支援は現地ビジネスパートナーの協力のもと実施され、ポーランドとウクライナで配布する予定だ。提供する生活物資は、無印良品の紳士服、婦人服、子供服、インナーウェア、ブランケットなど約2万点で、およそ1,600万円に相当する。

良品計画では、これまでもウクライナへの支援を行ってきた。その1つが日本国内のウクライナ避難民の受け入れおよび生活支援。日本政府の認定を受けたウクライナ避難民への支援を実施している。政府や関係各所と具体的な計画について協議しながら、ウクライナの避難民へ生活必需品の提供などのサポートを行っており、今後も避難民の希望に応じて就業機会を随時提供するなど、継続的に生活できる環境を構築していくという。

その他に、避難している子供に向けた「アートセラピー」ワークショップへの寄付も実施。ウクライナから避難している子どもたちの心のケアを目的に、隣国のポーランドにて「アートセラピー」のワークショップを開催した特定非営利活動法人「子供地球基金」の活動に対して、無印良品の色鉛筆、らくがき帳、折り紙など画材100セットを現地に送付した。

さらに「ウクライナ避難民への人道支援」募金プログラムも展開している。2022年3月15日から「無印良品の募金券」にて「ウクライナ避難民への人道支援」募金を受け付け中。集まった募金額と同額を良品計画が加算し、合わせて特定非営利活動法人「ジャパン・プラットフォーム」の「ウクライナ人道危機2022」プログラムに寄付している。寄付金はウクライナおよび近隣諸国で避難生活を送る人々への食料、生活物資、仮設住居、水衛生、医療など、人々の命と安全を守るための緊急性の高い支援に充てられる。

良品計画グループは、ウクライナにおける事態が一刻も早く平和的に解決されることを願うとともに、その他の支援策についても引き続き実施していくとしている。

【参照リリース】株式会社良品計画「ウクライナ近隣国で避難生活を送る人々に生活物資の支援を実施

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岡村 幸治

フリーライター。2020年までスポーツニッポン新聞社で野球記者を務め、読売巨人軍やアマチュア野球などの取材、原稿執筆を担当。得意分野はスポーツ、旅行、ニュース記事。中立でわかりやすい記事を心がけています。 
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