「KIBOW社会投資ファンド3号」が設立。投資総額10億円で社会起業家を支援

一般社団法人KIBOWは2021年11月9日、「KIBOW社会投資ファンド3号」を設立した。2015年9月設立の1号ファンド、2018年4月設立の2号ファンドに続き、事業を通じて社会課題の解決を目指す企業へ「インパクト投資」を行っていく。出資総額は10億円で、社会を変える志を持った社会起業家たちに投資し、起業家自身の成長や事業の規模化を支援していくという。

KIBOWは「社会課題を解決し、希望を生み出す起業家とともに、事業を創造し社会を変革する」というビジョンを掲げ、社会起業家への投資活動を行うインパクト投資ファンドである。インパクト投資の父と言われるロナルド・コーエン卿からの助言を受けて、日本初のベンチャー投資型のインパクト投資ファンドを2015年にスタート。1号ファンドでは総額1億円、2号ファンドでは総額5億円を累計13社の社会起業家へ投資。複数件のエグジットを実現し、社会へのインパクトを創出してきた。

KIBOWに出資している学校法人グロービス経営大学院、株式会社グロービスの人材・資金・知恵・人的ネットワークを活用して、出資に留まらないハンズオンの支援を特徴とする。投資先への取締役の選任、採用支援、社会起業家のビジョンの実現に必要な様々な支援を行う。投資対象は地方創生、医療・介護・高齢者福祉、育児・子育て支援、貧困問題、地球環境保護などの重要な社会課題の解決に取り組む企業としており、株式への出資を基本投資条件として1案件あたり1,000万円〜2億円を投資する。

また、3号ファンドからの最初の投資案件は、Rennovater株式会社になったことも発表された。Rennovaterには2号ファンドでも投資しており、今回は他の投資者と連携して、より大きな規模の資金調達のラウンドをリードしていくという。

KIBOW代表理事の堀義人氏は以下のようなコメントを発表した。

「KIBOWは、東日本大震災を契機に立ち上がり、当初は東北を中心に活動していましたが、今は社会課題分野で新たな『希望』を創る社会起業家へのインパクト投資に集中しています。1億円、5億円と規模を拡大して、今回10億円とさらに倍増させ、有望な企業に複数回に渡って最大2億円まで継続投資を行える体制としました。未知・未解決の社会課題分野にも挑戦し、事業の創造と社会の変革という大きなうねりを創っていきます」

【参照リリース】一般財団法人KIBOW、総額10億円の「KIBOW社会投資ファンド3号」を設立 インパクト投資を通じて、社会課題の解決を加速
【関連サイト】一般社団法人KIBOW

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岡村 幸治

岡村 幸治

フリーライター。2020年までスポーツニッポン新聞社で野球記者を務め、読売巨人軍やアマチュア野球などの取材、原稿執筆を担当。得意分野はスポーツ、旅行、ニュース記事。中立でわかりやすい記事を心がけています。 
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