シチズン時計とNPO「NICE」、マングローブ2万本をカンボジアへ寄付

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シチズン時計株式会社とNPO法人NICEの連携事業「Eco Tree ACTION」の中間報告が発表され、事業開始から半年が経過した2021年5月31日時点で約2万本のマングローブがカンボジアへ寄付されたことが明らかとなった。

「Eco Tree ACTION」は2020年11月1日に開始。全国のシチズン取扱店でシチズンブランドの腕時計の購入時に顧客が時計を入れるボックス不要を選択すると、製品1件につきマングローブの苗1本を寄付する取り組みだ。世界各国の社会課題の解決に向けてボランティア活動に取り組むNICEを通じてマングローブが寄付され、NICEとパートナー関係にある現地NGOの協力のもと、植樹活動も着々と進められている。

マングローブは海水と淡水が入り混じる汽水域に生育している植物の総称。大気中の多くの二酸化炭素を取り込み、炭素として蓄積することで温暖化防止に貢献する。

シチズン時計は、2020年4月1日に循環型の社会と経済の実現に貢献する「シチズングループ資源循環ビジョン2050」を策定した。同ビジョンに基づき「Eco Tree ACTION」を行い、包装資源を削減。ボックス1万個が二酸化炭素排出量1.3トンに相当するという。なお、ボックス不要を選択した顧客には持ち帰り用の巾着型ポーチが渡される。

シチズンは他にも2020年10月から紙で印刷していた取扱説明書の電子化を進めており、年間で二酸化炭素排出量20トン、紙37トンの削減効果を見込んでいる。今後も「シチズングループ資源循環ビジョン2050」のもと、循環型社会の実現に貢献していくという。

【関連サイト】約20,000本のマングローブを約半年間でカンボジアへ寄付。シチズン時計株式会社との連携事業『Eco Tree ACTION』の中間報告 NPO法人NICE
【関連サイト】シチズン時計「腕時計のボックスが、マングローブ1本に 地球環境にやさしい『Eco Tree ACTION』をスタート」

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岡村 幸治

フリーライター。2020年までスポーツニッポン新聞社で野球記者を務め、読売巨人軍やアマチュア野球などの取材、原稿執筆を担当。得意分野はスポーツ、旅行、ニュース記事。中立でわかりやすい記事を心がけています。 
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