ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」を運営する株式会社さとふるは7月19日から「令和3年7月豪雨災害緊急支援寄付サイト」で島根県安来市の寄付受付けを開始した。同サイトで寄付できる自治体数は15自治体となり、20日午前11時時点の寄付総額は5254万2170円、4340件に達した。なお、安来市の寄付受付けは、さとふる社の災害支援協定「むすぶアクション」を活用している。
同サイトでは、ふるさと納税制度を活用して掲載自治体に1000円から1円単位で指定した金額を寄付できる。対象自治体からさとふる社への支出はなく、寄付決済手数料も同社が負担し、寄付者の善意をそのまま自治体へ届ける仕組み。新たに掲載した安来市では、大雨により住宅地を含む広い範囲が冠水したほか、市内数カ所で土砂崩れが発生した。
災害支援協定「むすぶアクション」は、同社と基本契約を結んでいない自治体を含め、協定書を締結した自治体で発生した災害の復興を、ふるさと納税を活用して支援する協定。同協定により基本契約を結んでいない自治体も災害発生時に被災自治体が「さとふる」を通じて速やかに寄付を募ることが可能となる。むすぶアクションという名称には、被災自治体と被災自治体を応援したい寄付者などあらゆる立場の人々を結び、共に復興にむけてアクションを起こそうという想いが込められており、これまでに複数の自治体がこの仕組みを活用した。
同サイトの掲載自治体は千葉県袖ケ浦市、神奈川県小田原市、湯河原町、静岡県熱海市、裾野市、鳥取県琴浦町、北栄町、大山町、島根県安来市、雲南市、飯南町、宮崎県えびの市、鹿児島県薩摩川内市、さつま町、湧水町。
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