孤独な子育てから母親を救いたい。CF型ふるさと納税ポータルサイト「ふるさと納税forGood!」で支援活動への応援を募集中

株式会社ボーダレス・ジャパンが運営するクラウドファンディング(CF)型ふるさと納税ポータルサイト「ふるさと納税forGood!」で、島根県雲南市のプロジェクト「『孤独な子育て』から、ママ達を救いたい!」が寄付による応援を募っている。寄付は、島根県雲南市で、産前産後・子育て中の母親と地域の交流支援を行う「mamaʼs smile はぐ」の活動資金に充てる。目標金額 333万円で、12月20日時点で11万6千円が寄せられている。募集期間は2024年2月29日まで。

ふるさと納税forGood!と雲南市の公益財団法人うんなんコミュニティ財団が連携して進めている「子ども・若者支援プロジェクト」のひとつ。プロジェクトでは、子どもや若者が必要としている場や機会を継続・連携し、本人を中心に応援団体や応援者を繋ぐ。また、地域で必要な応援方法などを子ども・若者、応援団体、応援者等関係者と考え取り組む。

mamaʼs smile はぐは、地域の助産院と連携した「てらこ屋」の実施など、ママ同士が繋がれる場づくりや、多世代交流の子ども食堂「はぐもぐ食堂」を行っている。

ふるさと納税 forGood! 島根県雲南市 「『孤独な子育て』から、ママ達を救いたい!」

募集ページで、代表の高木奈美氏は「妊娠中から産後一年までの期間、最も多い死亡原因は何かご存知ですか?」と問いかける。死因のトップは、身体の不調や病気ではなく、自ら命を絶ってしまうケースがトップという衝撃的な事実がある。

背景に、母親が孤立しやすい環境がある。「核家族化や地域との関係の希薄化によって世代を越えた交流が減り、地域全体で子育てをする事も少なくなってきている。祖父母世代が働いている世帯も多く、子育ての大変さを母親が孤独に抱える、危機的な子育て環境になってしまっている」と高木氏。

インターネットには真偽のわからない妊娠・出産・育児に関する情報があふれ、取捨選択ができず、不安がさらに増強してしまう。また、子ども連れで気軽に出かけたり、ママ同士で情報交換できるリアルな場所が少なくなっていることも孤立の一因だと指摘する。

mamaʼs smile はぐは、これまでママやその家族が妊娠中から地域と繋がり、地域全体で子育てができ、孤独・孤立の軽減に繋がるよう活動してきた。寄付金は、拠点移転・整備費用と運営費(事業運営人件費、委託費用など)に充て、「今まで以上に利用しやすい拠点を作ることで、より多くのママがはぐを利用できる環境を整え、ママ同士が繋がれる新しい場所を作りたい」としている。

ボーダレス・ジャパンとコミュニティ財団は、ふるさと納税 for Good!!を活用した社会起業家輩出に向けて連携し、地域の活動を支援している。CF型ふるさと納税のメリットとして①補助金とは違い、起業家自身が応援者を募り資金調達に動ける②返済義務がないため、非営利活動にも活用できる③税控控除が受けられるため寄付者の負担感が少なく、継続的な支援が期待できる。ボーダレス・ジャパンが持つCFノウハウの提供やコミュニティ財団による伴走支援もある。

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HEDGE GUIDE 編集部 ふるさと納税チーム

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