今回は、Zaifの自動売買おてがるトレードサービスについて、大手仮想通貨取引所トレーダーとしての勤務経験を持ち現在では仮想通貨コンテンツの提供事業を執り行う中島 翔 氏(Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12)に解説していただきました。
目次
- Zaif(ザイフ)とは?
1-1.Zaif(ザイフ)の概要
1-2.Zaif(ザイフ)の特徴 - 自動売買おてがるトレードサービス
2-1.自動売買おてがるトレードサービスの概要
2-2.自動売買おてがるトレードサービスの特徴
2-3.自動売買おてがるトレードサービスの利用方法
2-4.新サービスリリースキャンペーン - まとめ
日本国内の暗号資産(仮想通貨)取引所Zaif(ザイフ)では、仮想通貨の自動売買が可能となる新サービス「自動売買おてがるトレード」がリリースされました。今回は、新たに追加されたZaifの自動売買おてがるトレードサービスについての概要や特徴について解説していきます。
①Zaif(ザイフ)とは?
1-1.Zaif(ザイフ)の概要
Zaifは株式会社カイカエクスチェンジが運営する仮想通貨取引所です。Zaifは2016年4月に設立後、2017年9月に暗号資産交換業登録を行いました。取引サービスとしては、初心者にとって使いやすい販売所(簡単売買)と、短期トレーディングにも使いやすい取引所(Orderbook Trading)を利用できます。主要な仮想通貨だけでなく、COMSA(CMS)やコスプレトークン(COT)など、国内では取り扱いの少ないトークンも積極的に揃えており注目度の高い取引所です。
1-2.Zaif(ザイフ)の特徴
①取り扱い銘柄が豊富
Zaif(ザイフ)はその取り扱い銘柄数が豊富で、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)といったメジャーな仮想通貨以外にも、「コスプレトークン(COT)」や「シンボル(XYM)」など、人気の高いトークンも多数取り扱っています。COTは、世界180ヶ国から100万人の会員が登録しているコスプレフォトシェアリングサイト『World Cosplay』でコスプレイヤーと支援者のコミュニケーションに使用されています。
②セキュリティが強固
Zaifではインターネットから隔離された環境で資産を管理する「コールドウォレット」を採用しているほか、ログインパスワード以外に「ワンタイムパスワード」を生成する認証アプリを利用した「二段階認証」を実施することによって、セキュリティ面での強化を図っています。
③多岐にわたる取り扱いサービス
Zaifでは「Orderbook Trading」が取引所、「簡単売買」が販売所にあたります。簡単売買ではZaifが取引相手となり、Zaifの提示する価格で仮想通貨を売買できます。操作性もよく、即時の売買が可能なため、初心者の方やすぐにでも売買したい方におすすめです。
簡単販売の取扱銘柄 | 24種類:ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、モナコイン、ネム、ポルカドット、シンボル、フィスココイン、カイカコイン、ネクスコイン、ザイフトークン、カウンターパーティートークン、コムサ・ネム、コムサ・イーサリアム、コスプレトークン、ポリゴン、トロン、クレイ、ディープコイン、MV、ロンド、マーブルエックス、スケブコイン、ボラ |
Orderbook Tradingでは取引板(Orderbook)を介してユーザー同士で価格を決定し、トレードします。取引手数料はメイカー0%、テイカ−0.1%と安価なので販売所に比べて手数料を安く抑えられます。
Orderbook Tradingの取扱銘柄 | 19銘柄:ビットコイン、イーサリアム、モナコイン、ネム、ポルカドット、シンボル、フィスココイン、カイカコイン、ネクスコイン、コスプレトークン、ポリゴン、トロン、クレイ、ディープコイン、MV、ロンド、マーブルエックス、スケブコイン、ボラ |
②自動売買おてがるトレードサービス
2-1.自動売買おてがるトレードサービスの概要
Zaifの自動売買おてがるトレードサービスとは、22年6月20日よりスタートした新しいサービスで、「設定したパーセント値下がりした場合に購入する」、「購入した後に設定したパーセント値上がりした場合に売却する」といった具合に、取引を自動で繰り返すことのできるサービスです。
ユーザーは事前に自身の希望するパーセンテージを設定するというシンプルな作業のみで手軽に取引を行うことができるため、普段取引にあまり時間がかけられない方でも使用しやすいシステムとなっています。
2-2.自動売買おてがるトレードサービスの特徴
①投資機会を逃すことがない
自動売買おてがるトレードサービスは24時間・365日常に稼働しているため、ユーザーは自身でチャートを監視する必要がないにも関わらず、投資のチャンスを逃すことがないという、利便性がかなり高い画期的なサービスとなっています。
②利用手数料が無料
Zaifでは自動売買にかかる利用手数料が無料となっているため、ユーザーは手数料を気にすることなくお得に自動売買サービスを利用することが可能です。
③利用設定が簡単
Zaifの自動売買おてがるトレードサービスは利用のための事前登録や設定がかなりシンプルであるため、誰でも簡単に始めることができます。
なお、詳しい利用方法については、次の項で解説します。
④気軽に且つ安心して利用できる
仮想通貨の自動売買サービスはその利便性の高さから、18年ごろよりすでに注目を集め始めていました。
しかし、取引所のサービスとして取り扱っているところはほとんどなく、その多くはユーザーが既成の自動売買ソフトまたはツールを自身でインストールして利用するという方法、もしくは取引所で公開されている「API(Application Programming Interface)」を用いて自動売買用のボットを自作するという方法を採っていました。
ただ、前者については運営元は信頼できるか、詐欺などのリスクはないか、また手数料は高額にならないかといった懸念があったり、後者についてはプログラミングができる人しか利用できない方法だったりと、サービスの使い勝手が悪く、便利だと分かっていてもなかなか利用に踏み切ることができないという状況でした。
しかし今回、金融庁に登録済みのZaifが自動売買サービスをリリースしたということで、運営元の信頼性はもちろんのこと、利用手数料も無料となっているなど、これまで懸念されていた点が一気に払拭され、誰もが気軽に且つ安心して自動売買サービスを利用できるようになりました。
2-3.自動売買おてがるトレードサービスの利用方法
- Zaifの口座開設を行う
- 自動売買したい仮想通貨銘柄を選択する
- 購入条件の設定を行う
- 基準価格から何%下がったら購入するのかを設定
なお、基準価格についてはユーザーが事前に設定した条件ごとに、Zaifのシステムが基準時間を決定し、基準時間直前の「Orderbook trading」での取引価格が基準価格となります。
また、基準価格は24時間ごとに更新される仕組みです。 - 売却条件の設定を行う
購入価格から何%上がったら売却するのかを設定 - 購入金額を入力する
1,000~100,000円で購入金額を設定する
このように、Zaifでは上記の簡単な操作で自動売買サービスの利用を開始することができます。
なお、この設定は並行して複数稼働することも可能です。
2-4.新サービスリリースキャンペーン
Zaifでは新サービスのリリースを記念して、22年6月20日から22年7月27日の期間でお得なキャンペーンを開催しています。
内容としては、キャンペーン期間中に「自動売買おてがるトレード」の設定を完了したユーザーの中から、抽選で10名様に10,000円相当の「カイカコイン(CICC)」がプレゼントされるというものです。
「自動売買おてがるトレード」の設定を行うと自動的にエントリーが完了するという仕組みで、当選者に対する「カイカコイン(CICC)」の配布は22年8月中に行われる予定だということです。
③まとめ
自動売買サービスはチャートに張り付かなくても常に投資のチャンスを逃すことがないという点で、ユーザーにとってはかなり利便性の高いサービスとなっています。
金融庁の登録を受けた信頼度の高いZaifのサービスということで安心して利用できるほか、期間限定のリリースキャンペーンも行っているため、興味のある方はこの機会に、お得に自動売買を始めてみてはいかがでしょうか。
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中島 翔
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