ビットコインは11月9日に国内取引所で約770万円をつけて、約3週間ぶりに高値を更新しました。仮想通貨全体の市場規模は年初から4倍以上に拡大し、3兆ドル(約340兆円)の大台を突破しています。
一部の市場アナリストからは、「仮想通貨市場全体が来年にかけてさらに堅調な値固め局面に入る」と見て、「年末にかけて最後の上げ相場が始まるかもしれない」との見方も出てきています。ビットコインを含む仮想通貨への投資熱はますます拡大するかもしれません。
これからビットコインの購入するなら、コインチェックの仮想通貨(暗号資産)取引サービスがおすすめです。ここではコインチェックの特徴からビットコイン購入方法までご説明します。
目次
- コインチェックの3つのポイント
1-1. マネックスグループをバックグラウンドに持つ運営体制
1-2. わかりやすいインターフェース、多様なサービスを提供
1-3. ビットコイン取引所の手数料が無料 - コインチェックでビットコインを購入するための3ステップ
2-1. 口座開設
2-2. 日本円の入金
2-3. ビットコインの購入 - コインチェックの販売所でビットコインを購入する
- コインチェックの取引所でビットコインを購入する
- ビットコインを購入したら
- まとめ
①コインチェックの3つのポイント
1-1. マネックスグループをバックグラウンドに持つ運営体制
コインチェックは、大手金融会社マネックスグループ株式会社の子会社であるコインチェック株式会社が運営する仮想通貨取引所です。従来の金融取引と同等の監督・監視体制、規制に準拠した運営体制を構築しています。
1-2. わかりやすいインターフェース、多様なサービスを提供
コインチェックのホームページや取引画面の見やすさは群を抜いており、親しみやすいプラットフォームと言えます。仮想通貨の取引機能の他、人気通貨別のチャット機能、保有している資産を貸し出して金利を稼ぐ「貸仮想通貨」、毎月日本円を引き落として買い付けまで自動で行う「Coincheck つみたて」といったサービスを備えています。
1-3. ビットコイン取引所の手数料が無料
コインチェックの取引ツールは見やすくシンプルな画面なので、初心者でも簡単に取引を始められます。ホーム画面に設置されている「取引所」や「トレードビュー」を使って取引手数料無料でビットコインを取引できます。
②コインチェックでビットコインを購入するための3ステップ
ここでは、コインチェックでビットコインを購入する方法についてご説明します。コインチェックではビットコインを購入する際に以下の3ステップが必要となります。
- 口座開設
- 日本円の入金
- ビットコインを購入
2-1. 口座開設
口座開設は、アカウント開設、携帯電話(SMS)認証、本人確認の3つのステップで完了します。口座開設方法の詳細は、以下のページでご確認ください。
【関連記事】コインチェックで仮想通貨投資を始める方法:スマホで口座開設編
2-2. 日本円の入金
口座開設が完了しましたら、ビットコインを購入するために、まずは日本円を入金しましょう。コインチェックでは下図の3つの入金方法があります。
入金方法 | 概要 | 注意点 |
銀行振込(GMOあおぞらネット銀行、住信SBIネット銀行) | 入金額は無制限。振込手数料はユーザー負担だが、入金手数料は無料。 | ・住信SBIネット銀行はユーザーIDの入力が必須。 ・振込人名義はCoincheckアカウント名義と同一の必要がある。 |
コンビニ入金(ローソン、ミニストップ、セイコーマート、ファミリーマート) | コンビニ店頭で決済。入金額は1,770円(最低金額1,000円+手数料770円)~30万円まで。 | ・入金日から7日間、該当金額の日本円と仮想通貨の出金・送金・振替ができない。 ・申請から3時間以内の支払い期限がある。 |
クイック入金(ペイジー決済) | ネットバンキング・ATMから、24時間365日決済が可能。入金額は1,770円(最低金額1,000円+手数料770円)~999,999万円まで。 | ・入金日から7日間、該当金額の日本円と仮想通貨の出金・送金・振替ができない。 |
コンビニ入金とクイック入金は、銀行振込と比べて口座への反映時間が短いメリットがあります。ただし、手数料は高く資産の移動が7日間制限されるデメリットがあります。急ぐ必要が無ければ、銀行振込を選ぶ方が無難でしょう。
なお、住信SBIネット銀行に振込する場合、同じ住信SBIネット銀行などのインターネットバンクからの振込であれば、振込における時間的な制約がないので便利です。
銀行振込を行うには、コインチェックにログインして、サイドメニューから「ウォレット」→「日本円の入金」→「銀行振込」の順でクリックします。そこで、コインチェックが指定する振込先の口座情報を確認しましょう。振込先の口座情報、ユーザーIDの入力(住信SBIネット銀行)には細心の注意を払いましょう。
2-3. ビットコインの購入
口座開設と日本円入金が完了したところで、さっそくビットコインを購入しましょう。コインチェックでビットコインを購入する方法は3つあります。
- ショッピングサイトの様に簡単に売買できる「販売所」
- オークション形式でビットコインを取引できる「取引所」
- 高性能チャートや逆指値注文も備える「トレードビュー」
ここでは販売所と取引所でビットコインを購入する方法をご紹介します。
③コインチェックの販売所でビットコインを購入する
まず、サイドメニューの「販売所(購入)をクリックしましょう。
販売所というのは、コインチェックが在庫を抱えてユーザーと仮想通貨を取引する形態です。コインチェックの販売所は16種類の仮想通貨を取り扱っています。
上図は当日の購入レート(ビットコイン1BTCあたり7,772,300円)に対し、0.0001 BTCの購入に、777.23円かかることを示しています。コインチェックの販売所では最低500円、ビットコインであれば0.0001BTCほどから購入できます。
販売所には提示された価格ですぐに取引できる利点がありますが、買値と売値の「価格差(スプレッド)」があり実質的な手数料が含まれています。市場環境や銘柄によって変動するため、むやみに売買を繰り返していると資産が減ってしまう場合があるので注意しましょう。
④コインチェックの取引所でビットコインを購入する
取引所はユーザー同士が仮想通貨を売買する場所です。オークションのように、仮想通貨を取引したい人は希望の値段と数量を板に提示します。コインチェックの取引所はBTCの他、4種類の仮想通貨を売買できます。
コインチェックの取引所は、ホーム画面に設置されています。以下の3ステップでビットコインを購入しましょう。
- 「レート・注文量・概算」を設定
- 「売り・買い」を選択
- 「注文する」をクリック
また「レート」は手入力だけでなく、売買板から選択することもできます。売買板は目まぐるしく変動するため、慌てず注文を出し、取引成立まで気長に待ちましょう。
取引所は販売所よりも手数料を抑えられる場合がありますが、希望の数量を買い集めるまでに取引相手(売り注文を出す投資家)を待つ必要があります。例えば上図の状況で、「レート:7,540,299円、注文量:0.1BTC」の買い注文を出したとします。その場合、0.0655BTCが約定し、残りの「0.0345BTC」の買い注文が7,540,299円の板に並びます。
成行注文で買い付ける場合は、事前に板に並んだ売り注文を確認して、スリッページがどれくらい起きるか検討しましょう。なお、コインチェックの取引所は0.001 BTC以上から取引できます。
⑤ビットコインを購入したら
コインチェックはウォレットとしても利用でき、本人確認まで終了していれば以下の操作が可能です。
- 取引や売却で得た日本円の出金
- 仮想通貨の送金
- 仮想通貨の受け取り
セキュリティ対策のため、コインチェックのアカウントは必ず「2段階認証」を設定しておくようにしましょう。2段階認証は、口座にログインする場合などに、パソコンとスマートフォンなど2つの端末で認証を求めるセキュリティ設定です。これにより、万が一メールアドレスやパスワードを誰かに知られても、2段階認証が無ければログインできなくなります。
⑥まとめ
コインチェックは販売所だけでなく取引所も、投資初心者でも簡単に使いやすいように設計されています。初めて投資の世界に足を踏み入れる方でも、ストレスを感じることなく利用できると思います。
2021年11月現在、ビットコイン過去最高値を更新し続けている状況です。これから仮想通貨を購入する方は、一度に大金を投入するよりも少額投資をした方がリスク管理になるでしょう。このまま上昇し続けるかどうかは誰にも分かりません。調整相場に切り替わり下落し続けることも考えられるため、1週間や1か月などスパンを決めて定期的に購入していくことから始めてみましょう。
ビットコインに今すぐ投資するつもりはなくとも、突然生じる購入チャンスに備えて指値注文を出しておくこともできます。まずはアカウントを開設し、仮想通貨取引に必要な本人確認プロセスを済ませておきましょう。
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