ビットコインやイーサリアム、リップルなどの仮想通貨(暗号資産)投資に挑戦したい方は、最初に仮想通貨取引所でアカウントを開くことになります。国内の仮想通貨取引所の中でもコインチェックは初心者にとっても使いやすいと評判で、多くの投資家が利用しています。
ここでは、コインチェックの口座開設方法についてご説明します。なお、コインチェックを利用できるのは「日本国内に居住する20歳以上75歳未満の方」のみとなっています。
目次
- コインチェックの3つのポイント
1-1. 国内No.1、16種類の仮想通貨の取り扱い
1-2. 初心者でも使いやすいインターフェース、多機能なアプリを提供
1-3. レンディング・NFT・IEO等、多様なサービス展開 - スマホで最短1日!口座開設のプロセス
2-1. STEP 1:アカウント登録
2-2. STEP 2:本人確認 - 本人確認書類の種類
- 本人確認書類の注意点
- まとめ
①コインチェックの3つのポイント
1. 国内No.1、16種類の仮想通貨の取り扱い
コインチェックは、マネックスグループ株式会社の子会社であるコインチェック株式会社が運営する仮想通貨取引所です。2019年1月11日に資金決済に関する法律に基づく仮想通貨交換業者として関東財務局に登録されました。コインチェックは17種類の仮想通貨を取り扱っており、注目度の高い銘柄を積極的にサポートしています。
- コインチェック取扱銘柄:ビットコイン、イーサリアム、リップル(XRP)、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアムクラシック、ベーシック・アテンション・トークン、IOST、ネム(XEM)、エンジンコイン、モナコイン、LISK、ファクトム、ステラルーメン、クアンタム、OMG
2. 初心者でも使いやすいインターフェース、多機能なアプリを提供
コインチェックの「販売所」はオンラインショップのような使い勝手で、仮想通貨を500円相当から売買できます。スマホアプリは操作性が高く、販売所にアクセスして仮想通貨を売買できる他、資金の入出庫、人気通貨別のチャット機能、貸仮想通貨機能など包括的に管理できます。価格の表示画面も見やすいと評判で、アプリの累計ダウンロード数は326万を突破しています(2020年12月末時点)。
3. レンディング・NFT・IEO等、多様なサービス展開
コインチェックは仮想通貨の運用サービスも豊富です。自動積立機能や貸仮想通貨(レンディング)は、長期投資家にとって有用なサービスです。
2021年に盛況のNFT(ノンファンジブルトークン)では、コインチェック独自のマーケットプレイスを開設しており、ゲーム内アイテムを仮想通貨で売買できます。さらに、投資家がプロジェクトの資金調達に携わることができるIEO(Initial Exchange Offering)プラットフォームを国内で初めてオープンしました。ユーザーにとってコインチェックは様々な収益機会にアクセスできる取引所となっています。
②スマホで最短1日!口座開設のプロセス
コインチェック取引所の特徴を解説したところで、次はアカウントの登録方法を解説していきます。登録方法は主に2つあり、1つはパソコンから本人確認書類を提出してハガキを受け取る方法です。そしてもう1つはスマホで本人確認をする方法です。ここでは、スマホから本人確認書類を提出する方法についてご説明します。
STEP 1:アカウント登録
コインチェックは、メールアドレスとパスワードを登録して最短5分でアカウントを開設できます。上図の画面で必要情報を入力後「会員登録」をクリックすると、登録したメールアドレスに確認メールが送られてきます。メールに記載されているURLをクリックして確認を完了させましょう。
STEP 2:かんたん本人確認
確認用URLをクリックすると、コインチェックのログイン状態となります。仮想通貨を取引するには、本人確認を完了する必要があります。Coincheckアプリの「アカウント」タブ内の「本人確認」を選択して、以下の工程を行いましょう。
- 各種重要事項の同意
- 電話番号によるSMS認証
- 基本情報を入力
- かんたん本人確認
それでは「各種重要事項の同意」からご案内します。
●各種重要事項の同意
各種重要事項を閲覧した上で「同意する」をクリックしましょう。これで、「各種重要事項に承諾済み」状態になります。
●電話番号認証
電話番号認証画面で自身が所有する携帯番号を入力したら、「SMSを送信する」をクリックしましょう。すると携帯電話にショートメッセージ(SMS)で6桁の「認証コード」が送られてきます。この時、アプリ上に「送信された認証コード」の入力スペースが表示されるので、認証コードを正しく入力しましょう。これで、携帯電話認証が完了します。
●基本情報を入力
続いて「基本情報・居住情報・職業などの入力」を行います。住所のビル名や部屋番号など、身分証に登録している正式な個人情報を入力しましょう。
また、職業や取引経験などの質問に回答します。外国PEPsは、犯罪収益移転防止法における「外国の政府等において重要な地位を占める方」であり、ほとんどの人には関係ないことですので「該当しない」にチェックをしましょう。
入力内容を確認の上、「次へ」をクリックします。
●かんたん本人確認
続いて「かんたん本人確認」段階に移行します。本人確認は主に以下の3段階で完了します。
- 本人確認書類を1つ選択する
- 本人確認書類の表面と裏面の写真を撮影する
- ご自身の顔と本人確認書類表面、裏面、厚みの3種類の撮影する
それでは、本人確認書類を1つ選択して、案内に従って写真を提出しましょう。
全てをアップロードすると、申請作業は完了です。申し込み時間や審査状況によっては時間がかかる場合があります。また、審査の結果、画像に不備がある場合など再度手続が必要になる場合があります。
③本人確認書類の種類と注意点
コインチェックの手続きにおいて、有効な本人確認書類は以下のとおりです。
- 運転免許証/運転経歴証明書
- 個人番号カード/住民基本台帳カード
- パスポート
- 在留カード/特別永住者証明書 (外国籍の方)
- 本人確認書類(補完書類)は有効期限内であること、または発行から半年以内の書類を使用しましょう。
- 本人確認書類(補完書類)の画像は、氏名、住所、生年月日等がはっきり読み取れる必要があります。画像が不鮮明な場合、再申請を要求されることがあります。
- フォームに入力した住所と本人確認書類(補完書類)の住所(番地、建物名、部屋番号まで)が一致している必要があります。
- IDセルフィーの画像は、顔や本人確認書類が鮮明である必要があります。
- 学生証は本人確認書類として利用できません。
⑤まとめ
本人確認を無事に完了すると、コインチェックで仮想通貨取引が可能になります。日本円を入金して目当ての仮想通貨を購入しましょう。なお、利用の際には、必ず二段階認証を設定しておくようにしましょう。万が一メールアドレスやパスワードを誰かに知られても、二段階認証を設定していればログインできなくなります。
コインチェックのサービスは、投資初心者にとっても、直感的に使いやすく設計されています。初めて仮想通貨の世界に足を踏み入れる方にとって、ストレスを感じることなく利用できると思います。
今すぐ投資するつもりはなくとも、突然購入チャンスが生じることがあります。そうした場合に備えて、アカウントを開設し、仮想通貨取引に必要な本人確認プロセスを終えておきましょう。
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